無期雇用派遣の実態|正社員との違い・メリット・後悔しないコツ
2026/02/03
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「無期雇用派遣って、正社員とどう違うの?」
「派遣なのに安定って本当?」
無期雇用派遣は、名前は聞いたことがあっても、実際の働き方や安定性がイメージしづらく、不安を感じている方も少なくありません。
この記事では、無期雇用派遣の仕組みや正社員との違い、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人まで、わかりやすく解説します。
まずは無期雇用派遣の基本から確認し、自分に合う働き方かどうかを整理していきましょう。
無期雇用派遣とは?

無期雇用派遣とは、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結び、派遣先企業で働く「常用型派遣」と呼ばれる働き方です。
派遣先での就業が終了しても、派遣会社との雇用契約は継続するため、安定した雇用と収入が得られるという特徴があります。
無期雇用派遣・登録型派遣・正社員の違いを比較
無期雇用派遣と登録型派遣、正社員の主な違いをまとめました。
|
項目 |
無期雇用派遣 | 登録型派遣(有期雇用) | 正社員 |
| 雇用契約期間 | 無期(期間の定めなし) | 有期(派遣期間ごとの契約) | 無期(期間の定めなし) |
| 雇用先 | 派遣会社 | 派遣会社 | 働く企業そのもの |
| 給与形態 | 月給制(派遣先により時給制の場合もあり)/待機期間も給与支給あり | 時給制(派遣期間のみ給与支給) | 月給制 |
| 指揮命令 | 派遣先企業 | 派遣先企業 | 勤務先企業(自社) |
| 採用の流れ | 採用選考を経て入社 | 派遣登録後、スキルや希望に応じて案件を紹介 | 採用選考を経て入社 |
登録型派遣との違い
登録型派遣:派遣先が決まっている期間のみ契約
無期雇用派遣:派遣先がない期間も契約は継続、給与支給
正社員との違い
正社員:自社の上司の指示に従う
無期雇用派遣:派遣先企業の担当者の指示に従う
無期雇用派遣のメリットとデメリット
本章では、無期雇用派遣で働く際のメリットとデメリットを紹介します。
無期雇用派遣で働くかを考えるときは、まずメリットとデメリットを理解し、自分に合った働き方かどうかを確認しましょう。
メリット
雇用と収入が安定しやすい
無期雇用派遣の最大の特徴は、派遣会社と期間の定めのない契約を結ぶ点にあります。派遣先での就業が終了しても雇用は維持されるため、職場の変動に左右されず、毎月固定の給与(月給制)を得られることが大きな安心材料となります。
待機期間でも給与が発生する
派遣先が決まっていない期間でも給与が支払われるため、収入が途切れません。経験が浅い人でも、段階的にスキルを身につけられる環境が整っています。
「次の仕事が決まるまで収入がゼロになるかもしれない」という不安を感じずに済む点は、精神的な安心材料にもなります。
待機中の給与支給率は会社により異なる(6割〜10割など)ため、契約前に必ず規定を確認しましょう。
職場環境が合わないときは別の職場へ変更できる
「仕事内容が合わない」「環境が合わない」と感じた場合でも、派遣会社に相談すれば別の派遣先へ変更することが可能です。
正社員のように「環境を変える=退職」というリスクを負わずに、自分に合った職場を探せる点は大きな利点です。
就業中も派遣会社のサポート体制が整っている
就業中も、派遣会社の担当者が第三者の立場でサポートします。現場では相談しにくい悩みやキャリアの相談も、定期的な面談を通じて解消できる体制が整っています。
デメリット
派遣先が短期で変わることがある
派遣先企業の状況によっては、一定期間ごとに配属先が変わる場合があります。
ただし、その際は事前に派遣会社から説明があり、希望や適性を踏まえて次の職場を提案してもらえるため、スムーズに働き続けられる環境が整っています。
希望の職場・業務に必ず配属されるわけではない
無期雇用派遣は、長期的に働き続けることを前提とした雇用形態です。
そのため、配属先は本人の希望よりも「配属のしやすさ」や「空きポジション」が優先されることがあります。
また、就業期間の途中で別の部署や別の企業へ異動になる可能性もゼロではありません。
就業開始までに時間がかかる場合がある
登録型派遣は「登録して即紹介」というスピード感が特徴ですが、無期雇用派遣は派遣会社の「社員」としての採用選考が行われます。
書類選考や面接、適性検査などが実施されるため、応募から就業開始までに1ヶ月程度を要することも珍しくありません。
自分にぴったりのお仕事を見つけましょう
無期雇用派遣を含め、安定した働き方について情報を集めている方は、まず相談してみるのも一つの方法です。ウィルオブ・ワークでは、職種ごとの特徴や働き方の違いについて、現場経験のある担当者から話を聞くことができます。仕事内容や働き方に不安がある場合は、気軽に相談してみてください。
無期雇用派遣に向いている人・向いていない人
無期雇用派遣は、安定性の高さや長期的に働ける点が魅力ですが、誰にでも合う働き方というわけではありません。
本章では、どのような人が向いていて、どのような人には合わないのかを整理しました。自分の働き方の希望やキャリアプランと照らし合わせながら、参考にしてみてください。
無期雇用派遣に向いている人
同じ職場で長期的に働きたい人
登録型派遣の場合、派遣の3年ルール(労働者派遣法)により、同じ事業所や同じ部署など「同一の職場」で3年以上勤務することはできません。
しかし、無期雇用派遣では一般的に3年ルールの対象外となるため、同じ職場で長期就業できるケースが多いとされています。
慣れた職場で安定して働きたいという方にとって、無期雇用派遣の働き方は向いているといえます。
正社員はハードルが高いけれど、安定して働きたい人
無期雇用派遣では、派遣先との契約が終了しても派遣会社との雇用関係は続きます。
そのため、新しい派遣先が見つかるまでの待機期間も安定した収入を得ることができます。
「正社員ほどの責任は負いたくないけれど、安定した働き方をしたい」という方におすすめです。
いろいろな職場で経験を積みたい人
無期雇用派遣では、派遣先が変わることもあるため、さまざまな企業で仕事をするチャンスがあります。
異なる業界や職場を経験することで、柔軟性や対応力が身につき、キャリアの幅を広げることができます。
無期雇用派遣に向いていない人
職場や仕事内容を100%自分で選びたい人
無期雇用派遣では、配属先が必ずしも希望通りになるわけではありません。
長期雇用を前提とする都合上、空きポジションや企業の状況によって異動が発生することもあります。
働き方の自由度を重視する方には、登録型派遣やのほうが納得感を持って働けるでしょう。
短期間での大幅な年収アップを目指す人
給与は「月給制」で安定していますが、昇給のペースは緩やかであるのが実態です。
正社員のような昇格に伴う大幅な給与増は期待しづらいため、「数年で年収を100万円以上上げたい」といった上昇志向の強い方には物足りなさを感じる可能性があります。
専門性の高い職種に挑戦したい人
継無期雇用派遣の求人は、事務やコールセンターなど汎用性の高い職種が中心です。「高度なクリエイティブ職」や「エンジニアとして特定技術のみを極めたい」といった専門特化のキャリアを希望する場合、配属先の選択肢が限られてしまう恐れがあります。
無期雇用派遣のリアルな口コミ・体験談
無期雇用派遣を検討する際、最も気になるのが「現場の実態」です。実際に働いている方々の声を、**「後悔しないための判断材料」**として整理しました。
【ご注意ください】 以下の口コミは、各求人サイトや公式サイトの体験談から抜粋・要約したものであり、個人の感想に基づいています。すべての就業環境に当てはまるものではありません。
「安定性と安心感」に関するポジティブな実態
無期雇用派遣の最大の魅力である「雇用の継続」を評価する声が目立ちます。
・収入が途切れない安心感
「有期契約と違い、次の派遣先を探している間も基本給が保証されるのが何より安心。生活の不安がなくなり、精神的に安定しました。」 (引用元:エン・ジャパン アンケート結果/ゆきぽんさん 29歳)
・3年ルールの制限がないメリット
「派遣先が変わる際も派遣元がスムーズに次の仕事を探してくれたり交渉してくれたりして楽でした。慣れた場所で長期就業できるのは本当に魅力的です。」 (引用元:転職会議 〇〇派遣会社在籍社員 20代男性)
・福利厚生やサポートの充実
「担当の方が定期的に連絡をくれたり、相談にも親身に向き合ってくれました。産休を利用する際も不便なく利用することができました。」 (引用元:hajimete-haken.com ミラエール評判記事/あんぱんまんさん)
「給与・待遇」に関するシビアな現実
安定の裏側にある「伸びしろ」や「手取り額」については、シビアな声も散見されます。
・昇給幅への物足りなさ
「年に一度昇給はあったが、数千円程度。給与を上げたいと思っている方には向きませんが、業務内容は穏やかで良かったです。」 (引用元:就活会議 マイナビワークス元社員 20代後半女性)
・待機期間中の収入変動
「フルタイム約8時間働いて、給与は手取り13万でした。給与が安く、頑張りがいが感じられなくなってやめてしまった。」 (引用元:well-beings.co.jp ミラエール評判記事/Xからの引用)
・正社員との賞与・待遇の差
「派遣のためボーナスなし。派遣先の業務が事務にしては激務でしたが、仕事量に対して(報酬が)少なく感じた。」 (引用元:就活会議 マイナビワークス元社員 30代前半女性)
「キャリアと配属」に関する体験談
「後悔しない方法」の鍵となる、配属の柔軟性やステップアップに関する声です。
・正社員登用へのステップとして活用
「派遣社員としての経験を通じて企業文化に詳しくなり、最終的に派遣元から正社員のオファーを受けました。一つのステップとして有益でした。」 (引用元:派遣ひろば マイナビキャリレーション/はちさん)
・未経験からの研修体制
「事務未経験でも採用後に研修を受けられると知り、安心して挑戦できた。面接官も優しく、緊張せずに挑むことができました。」 (引用元:hajimete-haken.com マイナビキャリレーション評判記事/Daikiさん)
口コミから見える「後悔しないための総括」
これらの体験談からわかるのは、無期雇用派遣は「安定と引き換えに、爆発的な年収アップや配属の自由度を一定数トレードオフする働き方」であるという実態です。
「まずは安定した土台で経験を積みたい」という方には最適な環境ですが、「すぐに高年収を得たい」という方は、入社後のギャップに後悔する可能性があります。自身の優先順位を明確にすることが、最大の「後悔しないコツ」と言えるでしょう。
無期雇用派遣の入社までの流れ
無期雇用派遣として働く場合、応募から入社までのステップは以下の通りです。
会社によって順番や内容が異なることがありますが、一般的な流れを押さえておくと安心です。
応募フォームからエントリー
希望職種や勤務地、スキルなどを入力して応募します。
応募時に質問があれば、備考欄や問い合わせフォームから確認しておくとスムーズです。
派遣会社での書類選考
応募内容をもとに、派遣会社の採用担当者が書類を確認します。選考結果は通常1週間前後で通知されます。もし連絡が遅れる場合は派遣会社に問い合わせましょう。
派遣会社の担当者と面接
面接はWEBまたは対面で実施されます。
面接回数は1〜3回程度が目安で、適性検査やスキルチェックが行われることもあります。面接ではこれまでの経験よりも、今後の働き方や意欲が重視されます。
就業先企業の職場見学
配属予定の職場を実際に見学します。
勤務環境や業務内容を事前に確認できるので、不安や疑問があればこの時点で質問しておくと安心です。
内定・入社
採用の合否が決定すると、入社手続きに進みます。
書類提出や雇用契約の締結を経て、無期雇用派遣として就業開始です。
応募から入社までの期間は平均1か月前後ですが、会社や職種によって前後することがあります。
まとめ
無期雇用派遣は、まだ認知度が高いとはいえず、登録型派遣や正社員との違いがよくわからないと感じている方も多い働き方です。
派遣という形態ではありますが、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結ぶため、雇用や収入が比較的安定しやすい点が大きな特徴といえます。
登録型派遣で抵触日を迎える方や、「正社員にするべきか迷っている」という方は、今後の働き方を考える一つの選択肢として、参考にしてみてください。
働き方に正解はありませんが、選択肢を知っておくことで、納得のいく判断がしやすくなります。
安定した働き方を検討している方へ
正社員は少しハードルが高いと感じる方や、働き方について迷っている方は、無期雇用派遣という選択肢もあります。ウィルオブ・ワークでは、無期雇用派遣を含めたさまざまな働き方について相談が可能です。コールセンターや事務などの求人も扱っているため、不安なことがあれば気軽に相談してみてください。
無期雇用派遣でよくある質問
よくある質問を紹介しますので、無期雇用派遣の働き方に興味がある方はぜひ参考にください。
無期雇用派遣と正社員の違いは?
無期雇用派遣と正社員は、いずれも雇用期間に定めはありません。ただし、業務上の指示を受ける相手が異なります。
正社員は自社の上司から、無期雇用派遣は派遣先企業から業務指示を受けます。
無期雇用派遣で働くメリットは何ですか?
無期雇用派遣は、派遣会社と期間の定めのない契約を結ぶため、安定した収入と雇用が得られるのが大きな特徴です。
また、同じ職場で長く働けることから、スキルアップやキャリア形成にもつながります。
さらに、未経験からでもスタートできる研修制度が整っており、安心して新しい仕事に挑戦できます。
大手企業で働けるチャンスもあり、経験を積みながら将来のキャリアを広げることができます。
無期雇用派遣に向いている人はどんな人ですか?
無期雇用派遣は、安定して長く働きたい人や、さまざまな職場で経験を積みたい人に向いています。
一般的に、無期雇用派遣では派遣の3年ルールの対象外となるため、同じ事業所や部署で長期就業できるケースが多いとされています。
また、正社員ほどの責任は負いたくないけれど安定した収入を得たいという方にもおすすめです。
さらに、派遣先の変更を通して幅広い業界を経験できるため、柔軟性を身につけたい方やキャリアの幅を広げたい方にも適しています。
Writer編集者情報
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コネワク編集部
WILLOF(ウィルオブ) コネワク編集部です。
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