貿易事務を未経験から始めるには?必要スキルや向いている人を解説

2023/10/17

昔とくらべても海外企業と取引をする日本企業が増え、自社工場が海外にあることもめずらしくなくなりました。

貿易事務とは海外企業と取引や輸出入を行うことを専門としたバックオフィス業務で、一般事務よりも専門知識を求められます。

難易度は高いですが、未経験からでも働くことができます。

この記事では貿易事務の業務内容や必要スキル、向いている人など説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

コールセンターは未経験の方におすすめの仕事です

ここ近年、接客業やほかの職種から未経験でコールセンターへ転職を検討される方が多くいます。また、やりたいこととの両立やプライベートの充実も叶えながら働けるコールセンターの仕事は非常におすすめです。

派遣会社ウィルオブ・ワーク(通称:ウィルオブ)ウィルオブでは、コールセンターの求人を多くご用意しています。まずはご相談だけでも大歓迎ですので、働き方などに悩まれている方はぜひ一度ご連絡ください。

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貿易事務の業務内容

貿易事務とは、国際取引におけるバックオフィス業務全般を担当します。

具体的な業務内容は、輸出入の手続きや書類作成、金融取引、通関取引などで、それぞれに専門的な知識が求められます。

たとえば、商品が正しく海を越えて移動するための書類を作成したり、関税の計算や支払いを行います。

また、国際的な取引のため、英語などの外国語を用いたコミュニケーションやすべての業務が円滑に進むよう、ルールや法律の理解が必要です。

未経験から貿易事務で働く3つのコツ

未経験からでも応募可能な貿易事務の求人は多数あります。

しかし知識不足などで働くことに不安を感じる方も多いため、こちらでは未経験から貿易事務で働くコツを紹介します。

学ぶ意欲を持つ

未経験でも、学ぶ意欲があれば新しい知識やスキルを身につけることが可能です。

新しい分野の知識やスキルを学ぶことは思考の幅を広げ、柔軟性が身につきやすくなるので自己成長につながります。

成長することですこしずつ自信も出てくるため、漠然とした不安も解消できるようになっていきます。

失敗を恐れず挑戦する

未経験から始めると、業務に慣れていないことからミスをしてしまうこともあります。

しかし、それを学びの一部ととらえることで自身の成長につなげることができるため、失敗を恐れず挑戦してみてください。

具体的なフィードバックを求める

ミスをした場合の有効な手法として、具体的なフィードバックを求めることがあげられます。

新しい職場に適応するためには、積極的にコミュニケーションをとり、必要なサポートを求める勇気を持つことが重要です。

同僚や上司との関係性を築き、上司や同僚に具体的なフィードバックを求めることで何を改善すべきかを見つけ出せることがあります。

安心して働くためにも、一人で悩みを抱えず誰かに相談していきましょう。

未経験で挑戦するなら派遣がおすすめ

貿易事務の仕事に未経験で挑戦するなら、派遣から始めることもおすすめです。

派遣の働き方の特徴として、以下の要素があげられます。

・未経験でも働ける求人が多い

・スキルアップや経験を積むことができる

・柔軟な働き方ができる

専門的なスキルや経験がなくても仕事を始められるので、新たな分野への挑戦として派遣は有効です。 

また、未経験者のために研修制度も充実している派遣会社も多いため、安心できる環境があります。

さらに、シフトや短時間での勤務、雇用形態、勤務地など、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選べるのも派遣の特徴です。

将来的に正社員を目指せる案件もありますので、自分のスキルを高めるために働きたいと思っている方にもおすすめしています。

貿易事務に向いている人とは

ここからは、具体的にどういう人が貿易事務に向いているかを説明していくので、検討中の方は参考にしてください。

新しいことにチャレンジすることが好き

新しいことにチャレンジできる方は、貿易事務に向いています。

国際的な取引を行うときは、国際情勢や貿易知識を知っておく必要があります。

向上心があれば、難しい専門知識の吸収もスムーズに行うことができるので、新たな知識を吸収することが好きな方にはおすすめです。

コミュニケーションが好き

貿易事務は、外国の取引先とコミュニケーションを行います。

外国の方とのやり取りにおいては、生活習慣や仕事に対する考え方も違うため、コミュニケーションを行うことは大変です。

人と接することが好きであれば、文化の差やいろいろな考え方を持った人とのコミュニケーションも苦にならず、前向きに捉えることができるためおすすめです。

 情報を整理することができる

貿易事務の仕事は、取引情報や関税などさまざまな情報や書類を管理しなくてはいけません。

問題があったときなど、必要な情報を使用するときにすぐに対応できるように情報を整理、管理しておく必要があります。

整理、管理できていれば、ミスも少なくなり業務もスムーズに行えるようになります。

貿易事務に求められるスキル

ここでは、貿易事務に求められるスキルを紹介します。

仕事を始める前に確認しておくことで、事前準備の参考にもなりますよ。

貿易知識

貿易には、国と国の間で行われる輸出(自国から他国への商品を売る)と輸入(他国から自国への商品の購入)があります。

貿易は世界経済を支える重要な役割を果たしており、行う際には関税や輸出入規制、国際契約などさまざまな法律やルールが適用されます。

これらを理解しなければ、国際間の商取引は円滑に進行できなくなってしまうため、おさえておきたい知識です。

パソコンスキル

貿易事務にも基本的なパソコンスキルは必要です。

そのため、データ分析や書類作成に多く使用されるExcelやWordに慣れておくことが大切です。

また、正しい言葉使いや文章の構成の仕方が難しいビジネスメールにも慣れておく必要もあります。

貿易会社では専用のソフトウェアやデータベースを使用していることが多いため、対応できる程度のパソコンスキルがあると良いです。

課題解決力

貿易事務では、商品の遅延や通関手続きや契約上の不一致などさまざまな問題が起こることがあります。

貿易事務を行うにあたっては、問題と原因を理解し、適切な解決策を提案し、実行する能力が必要です。

また課題解決においてはコミュニケーションが大切なため、取引先や関連部署との関係値づくりも大事になってきます。

語学力を身につける

貿易事務の業務内容」で説明した通り、貿易事務では外国との取引を行いますので、語学力が必要になります。

国際共通語である英語はもちろん、最近では中国や韓国などアジアとの取引も活発なため、多言語理解が必要です。

学び方は教室やスマートフォンのアプリなどさまざまありますので、自分に合った学習法を調べてみてください。

貿易実務試験を受ける

貿易実務検定は、国際商取引の実務能力を証明する民間資格です。

輸出入の手続きや通関業務貿易金融、国際法などの幅広い知識が求められ、試験に合格すると国際商取引の専門知識を有しているということが認められます。

この資格を取っておけば、キャリアアップはもちろんですが、貿易の知識を深く理解することができます。

よくある質問

ここでは、貿易事務に関する質問をまとめています。

貿易事務の仕事について、もっと知りたい方は確認ください。

貿易事務は未経験からでも働くことができますか?

貿易事務の仕事を未経験で働くためには学ぶ意欲や具体的なフィードバックを求める姿勢を持つことが大事ということになると思います。

くわしい内容は「未経験から貿易事務で働く3つのコツ」で説明していますので参考にしてください。

貿易事務で必要なスキルはなんですか?

貿易事務に必要なスキルは、貿易知識、パソコンスキル、課題解決力が必要になります。

貿易事務は専門的なスキルを求められますが、前向きに学ぶ姿勢があれば、未経験でも始められる仕事です。

くわしくは「貿易事務に求められるスキル」で解説しているので参考にしてみてください。

貿易事務でキャリアアップするためにはなにが必要ですか?

貿易事務でキャリアアップしていくには、語学力はもちろんですが、貿易実務検定の資格を取得することがおすすめです。

資格を取ることで、貿易知識があることの証明になりますし、語学力を身につければ顧客と自分で直接やり取りを行えるようになるので成長を実感できます。

まとめ

未経験でも貿易事務として働くことは可能で、未経験可で募集している求人もあります。

基本的なパソコンスキルなど求められるスキルはありますが、それ以外のスキルは就業後に学ぶこともできます。

貿易事務には専門知識や語学などすぐに習得できないスキルもありますので、派遣でアシスタントとして働いてスキルを学んでいくこともおすすめです。

ウィルオブでは貿易事務を含め、さまざまな事務仕事を取り扱っていますので興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

貿易事務なら派遣からスタートしてみては?

貿易事務の仕事は、必要なスキルのほとんどを終業後に学ぶことができるため、未経験からでもチャレンジできます。専門知識や語学などすぐに習得できないスキルもありますので、派遣でアシスタントとして働いてスキルを学んでいくこともおすすめします。

派遣会社ウィルオブ・ワーク(通称:ウィルオブ)では、貿易事務のほかコールセンターの求人を多数ご用意しています。働き方などに悩まれている方は、相談だけでも大歓迎ですので、ぜひ検討してみてください。

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