コールセンターの服装事情を解説!おすすめの服装や避けたいポイント
2023/10/17
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コールセンターは服装自由な求人が多く、おしゃれを楽しみたい方や仕事服にお金をかけたくない方におすすめの職業です。
オフィスでの仕事といえばスーツや制服着用の企業が多いなか、なぜコールセンターでは服装自由が多いのかと疑問に思ったことはありませんか?
また、服装自由はハッキリとした基準が示されていないため、どのような服装をすれば良いのかわからない方は少なからずいます。
この記事では、コールセンターの求人に服装自由が多い理由やおすすめの服装についてまとめていますので、服装についてお悩みの方は参考にしてください。
服装自由に働きたい方はコールセンターがおすすめ
自由に働ける仕事が増えている今、コールセンターを希望する求職者が増えています。コールセンターの仕事では私服OKの仕事も多いため、服装を気にせず働きたい方には非常におすすめです。
派遣会社ウィルオブ・ワーク(通称:ウィルオブ)では、コールセンターの求人を多くご用意しています。まずはご相談だけでも大歓迎ですので、働き方などに悩まれている方はぜひ一度ご連絡ください。
服装自由と制服どちらが多いのか
コールセンター求人ナビで服装に関する条件を検索すると、次のような結果が出ます。
私服OK | 568件 |
制服あり | 73件 |
(2023/6/30時点)
このように、私服OKの求人が制服ありの求人よりも多いことがわかります。
なぜコールセンターの求人に服装自由が多いか、そしてスーツや制服を指定している理由について解説していきます。
服装自由が多い理由
服装自由が多い理由の1つ目は、コールセンターの仕事は電話を通じてお客様とやりとりするため、服装が自由でもお客様に悪い印象を与えることがないからです。
理由の2つ目には、人員確保があげられます。
コールセンターは「年間総売上高」「従業員数」ともに増加しており、人材不足を解消するためにより良い条件を提示することで人員を確保する狙いがあるからです。
コールセンターの求人サイトでは、服装自由や髪型自由の条件をチェックボックスで用意しているサイトが多く、応募者の関心が高いことがわかります。
コールセンターを運営する企業は服装を自由にすることで、応募者の希望する条件をみたし、多くの人員を確保することを目指しています。
※参照:一般社団法人日本コールセンター協会『2022年度コールセンター企業実態調査』
スーツや制服を指定する理由
おもな理由の1つとしては、プライベートと仕事を切り替えるために、スーツや制服に着替える行動が有効な手段と考えている会社が一定数あることがあげられます。
制服はひと目で所属がわかるため、制服で外に出た場合にも会社の顔であることを意識した行動をとるようにしましょう。
2つ目の理由には、取引先や社外の関係者が訪れることがあるため、清潔感と統一感のある制服を着用することによって、相手の印象をよくする目的があります。
また、制服やスーツを着ることは、一緒に働いている仲間との一体感にもつながります。
服装自由のメリット
次は、服装が自由だと得られるメリットとはどのようなものかを確認してみましょう。
おしゃれで自己表現を楽しめる
お気に入りの服やアクセサリーを身につけるとモチベーションが上がり、仕事中も楽しく過ごすことができます。
毎日の気分に合わせたり退勤後の予定に合わせて服装を決めたりと、おしゃれが好きな方にとって朝の楽しみが一つ増えます。
働きやすい服装ができる
スーツや制服は素材によってシワが付きやすく、一日中座り仕事のコールセンターでは不便な服装です。
服装が自由であれば、シワの付きにくい素材の服や動きやすい服装を自分で選ぶことができます。
また、気温変化に対応しやすいメリットもあります。
当日の天気や気温を確認してから服を決めることができるため、寒暖の差に柔軟に対応することが可能です。
特別な手入れが必要ない
スーツや制服の場合は定期的な手入れ、クリーニングに出すなどの特別な手入れが必要です。
服装自由であれば普段着として自宅で洗濯が可能ですし、傷みや汚れてしまっても私服のため申請や報告の必要なく、気軽に取り換えることができます。
新しく購入する必要がない
スーツやネクタイはもちろん、制服は貸与だったとしてもそれに合わせるストッキングや靴は自分で購入する必要があります。
自分の好みから外れているなど、自分の意志で買っていないものにはできるだけお金をかけたくないものです。
服装自由の場合、いつも着ている自分の好きな服を使えますので新しく購入する必要がありません。
服装自由のデメリット
ここからは服装自由の場合のデメリットを見てみましょう。
はっきりとした基準がない
制服と違い「これを着ればいい」「これを着てはいけない」というはっきりとした基準がありません。
働きながら周囲を観察することで、職場内の雰囲気に合う服装や職場ごとの避けるべきポイントを把握する必要があります。
この記事の「避けるべきポイント」でも解説しているので、気になる方はそちらもあわせてご覧ください。
毎日の服装に迷う
自分で服装を選べるのはメリットでもありますが、忙しくてゆっくりと服を選ぶことができない時はデメリットになってしまいます。
どうしても服装選びに迷う方は、休日のうちに一週間分の服装を決めておくといった対策をとりましょう。
こだわりが強いとお金がかかる
おしゃれが好きな方ほどこだわりがあるものですが、強すぎると必要以上に月の被服費にお金がかかってしまいます。
東証マネ部!の調査によると、一か月で洋服に使う金額の一位は「5,000円〜1万円未満(30.8%)」二位が「1万円~3万円未満(28.9%)」となっています。
仕事以外でも私服として使えるため、お金をかけたくなる気持ちはわかりますが、収入と支出のバランスをしっかりと考えて購入しましょう。
※参照:東証マネ部!「洋服を買う頻度はどれくらい?1カ月あたりいくら使う?」
避けるべき服装のポイント
「服装自由のデメリット」でも書いたとおり、服装自由とされていても明確な基準がないと混乱してしまいます。
そこで、コールセンターで働く場合に避けたほうが良いポイントを確認しておきましょう。
露出度の高い服装
短パンやミニスカート、タンクトップやキャミソールといった露出度の高い服装は避ける必要があります。
露出度の高い服装は一緒に働く人や来客に不快感を与え、公序良俗に反すると判断される可能性があるためです。
清潔感のない服装
目立つ汚れやシワのある服も清潔感がないため、避けたほうが良い服装です。
ぼさぼさの髪や手入れされていないヒゲも清潔感がないとみなされるので、定期的に整える必要があります。
通常のジーパンならOKでもダメージ加工されたジーパンは清潔感がないためNGなど、それぞれの会社で違う可能性があるので、職場の雰囲気を確認して判断してください。
仕事に支障の出る装飾品
コールセンターはヘッドセットを使用しますので、ヘッドセットに当たってしまうような大きなピアスやイヤリングは避ける必要があります。
また、タイピングやマウス操作などパソコンを使用しての作業もありますので、ブレスレットや過度なネイルも避けるようにしましょう。
おすすめの服装
ここまで、コールセンターで避けるべき服装についてまとめてきました。
それでも不安な方は、コールセンターでおすすめの服装をいくつか例をあげるので参考にしてください。
オフィスカジュアル
オフィスカジュアルはスーツほどフォーマルではありませんが、相手に不快感を与えることのないオフィスワークに適した服装です。
スーツ・制服からオフィスカジュアルへ変更する会社も増えていて、オフィスで働く方が気軽に着られる服装として近年よく耳にする言葉です。
では、実際にどのような服装がオフィスカジュアルと呼ばれるのかを紹介します。
トップス
ブラウスやシャツ、肌寒い場合はカーディガンやジャケットを羽織ります。
男性は襟のついたシャツやポロシャツにジャケットが基本です。
ボトムス
体のラインがあまり出ない膝丈のスカート、チノパンやスラックスを選びましょう。
靴
低めのヒールで歩きやすい形状のパンプスやローファーがおすすめです。
男性の場合はスーツと同じく革靴が定番ですが、ローファーなど少しカジュアルなものもおすすめです。
スーツ
オフィスカジュアルはどのような職場でも無難な服装ですが、やはり毎日の服選びに時間がかかってしまいます。
服選びに時間をかけたくない方におすすめなのが、スーツです。
服装自由であればスーツを着る自由がありますし、フォーマルな仕事着のスーツがNGな服装とされる心配はありません。
手入れをしている期間や勤務後に遊びに行く予定がある日は私服を着るなどできることも、スーツをおすすめする理由の一つです。
服装自由制とコールセンターは相性が良い
ここまでおすすめの服装を紹介してきました。
服装自由な職業が増えている今、コールセンターを希望する求職者が増えています。
なぜコールセンターが服装自由な職業のなかでおすすめなのか、その理由も確認しておきましょう。
職場の雰囲気を把握しやすい
服装の自由化は近年になって広がってきましたが、コールセンターは以前から服装自由の求人が多い職業です。
そのため、すでに職場ごとの自由度がある程度決まっていて、職場の雰囲気に合わせた服装の把握がしやすいメリットがあります。
服装自由に移行中の会社にありがちな、自分と他の人の考える自由度の差から職場で議論になることも避けられます。
シフト制で時間に融通がきく
服装自由とあわせて、コールセンターの特徴といえるのがシフト制の求人が多いことです。
シフト制の職場であればシフト後に私服でそのまま遊びに行けたり、子どもの送迎や買い物も着替えずできたりと、より自由な行動が可能です。
完全在宅の場合は服装が自由
服装自由となっている求人でも、髪形や髪色、髭やネイルといった細かい部分になると会社によって許される範囲が変わってきます。
しかし完全在宅の仕事であれば、仕事に支障が出ない範囲でより自由な服装ができます。
完全在宅でできるコールセンターの求人は増えてきていますので、服装にゆずれないこだわりがある方におすすめです。
※参照:一般社団法人日本コールセンター協会『2022年度コールセンター企業実態調査』
よくある質問
ここではコールセンターの服装に関してよくある質問を紹介します。
初日から自由な服装で大丈夫ですか?
大丈夫です。
服装に不安がある場合、最初はオフィスカジュアルで勤務しながら職場の雰囲気に合わせて、自分のファッションを取り入れていくことをおすすめします。
この記事にある「おすすめの服装」のなかでオフィスカジュアルについても解説しているので、あわせてご覧ください。
制服があるコールセンターはありますか?
「スーツや制服を指定する理由」で書いたとおり、制服があるコールセンターの求人も一定数あります。
求人サイトで検索するとき、条件に「制服あり」と入力して検索してください。
Tシャツとジーンズを着ても大丈夫ですか?
会社によりますが、基本的には服装自由とされていればTシャツやジーンズがOKな企業も多いです。
面接時や採用連絡があった時に確認するか、オフィスカジュアルで勤務して周囲の服装を見てから、最終的な判断をすれば怒られたり浮いてしまったりという失敗は防げます。
面接時の服装も自由ですか?
面接では、スーツやオフィスカジュアルをおすすめします。
入社後は服装自由でも、その人を採用するかどうかを判断する場面では清潔感や社会性などが重視されるためです。
アクセサリーも控えめなものにするか、外しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、コールセンターの服装について解説してきました。
コールセンターはお客様に直接対面することがないため、服装自由で求人を行っている企業が多いです。
一方で取引先や社外の関係者が訪れることがあるため、清潔感と統一感のある制服で統一する企業もあります。
どちらにもメリットがありますので、自分に合った服装ができる企業を選びましょう。
服装自由でどのような服を着たら良いか不安な方におすすめなのは、オフィスカジュアルやスーツです。
職場の雰囲気と避けるべきポイントを確認することで、服装の不安は解消できるようになっていきますので、確認してみてください。
またコールセンターはシフト制との相性の良さや、完全在宅制の導入率の高さから服装自由な職種の中でもおすすめの職業です。
働きやすくモチベーションを上げることができる服装で、自分らしい働き方を目指してください。
コールセンター派遣ならウィルオブにぜひおまかせください
コールセンターの仕事は、未経験でも歓迎される求人が多いうえに、服装自由な企業も多くあります。またシフト制で時間に融通も利くため、プライベートも大切にしたい方にはおすすめです!
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