派遣の掛け持ちは大丈夫?知っておきたい注意点と働くメリット

2025/09/09

近年は収入を増やしたい、スキルを身につけたい、空いた時間を有効に活用したいと考える人が増えており、派遣で働きながら掛け持ちを検討するケースも増えています。

この記事では、派遣社員が副業(Wワーク)をすることは可能なのかをわかりやすく解説し、掛け持ちのメリットや注意点、さらにおすすめの職種についても紹介します。

派遣で働きながら「もう少し稼ぎたい」「柔軟に働きたい」と思っている方はぜひ参考にしてください。

掛け持ちを派遣でしたい方は、ウィルオブにご相談ください

派遣社員が掛け持ちをしてはならない法律はないので、掛け持ちで働くことはできます。しかし、メインの仕事に影響が出ないように調整が必要なので注意点もあります。

ウィルオブでは幅広い職種や勤務体制での求人を扱っています。そのため、掛け持ちに向いている短時間や週3日勤務などシフト調整がしやすい仕事もあるので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

まずは相談してみる

派遣は副業できる?

結論から言えば、派遣社員で副業をして働くことは違法ではないため可能です。

しかし、それにはルールがあるので仕事を探し始める前に覚えておきましょう。

同じ派遣会社では難しい場合がある

派遣社員でも掛け持ちで働くことはできますが、派遣会社によっては禁止しているところもあるため事前に確認をしておきましょう。

一つの派遣会社で掛け持ちをすると労働時間を超えてしまう場合は、同じ派遣会社での掛け持ちは難しいので、別の派遣会社かアルバイトで掛け持つようにしましょう。

アルバイトとの掛け持ちはOK

前の項目で話をしましたが、派遣社員がアルバイトの掛け持ちをすることはできます。

正社員をメインとして派遣をするような方法もありますが、正社員は雇用契約の関係や時間の調整がしづらいのでシフト調整がしやすいアルバイトがおすすめです。

他にも、長期的ではなく日雇いや短期間で掛け持ちして仕事をする方法もあるため、メインとする仕事に支障が出ない程度にしておきましょう。

掛け持ちで働くメリット

派遣でも掛け持ちする際、収入が増える以外にもメリットがあるのでそのポイントを知り、掛け持つ仕事を選ぶとより大きなメリットとなりますよ。

収入が増える

収入アップを目的として掛け持ちで働く方も少なくないため、生活が厳しくなったら掛け持ちで働くことも視野に入れておいてください。

いざ必要となったときは、派遣会社の担当者に相談することで安心して働けるようになりますよ。

幅広い職場で経験を積める

もともと派遣社員は一定期間で契約更新があり、契約満了になれば別の派遣先を探すためいろいろな職場で経験を積めます。

掛け持ちをすることで職場での経験以外にもメインとする業務とは別の仕事を経験できるのもおすすめポイントの一つです。

空いた時間を活用できる

派遣社員のシフトで少し余裕をもって働くことができるため、この空いた時間に別の仕事を掛け持つことによって時間を有効活用できます。

空いた時間を活用すると、それだけ休む時間が減るのでメインとなる仕事に影響が出ないように気をつけましょう。

掛け持ちで働くデメリット

これまでメリットについて話をしてきましたので、今度はデメリットについて解説していきます。

メリットもデメリットも確認をし、自分に合う働き方を見つける参考にしてください。

体調やスケジュールの管理が大変

仕事を掛け持ちすると、体調管理やスケジュール調整が難しくなります。

派遣社員であれば担当者に相談して調整のアドバイスをもらえますが、休息時間を確保して疲れをためないように注意が必要です。

書類手続きが面倒

掛け持ちをする場合、どの仕事をメインにするかを決める必要があります。

社会保険や年末調整などの手続きはメインの仕事で行い、サブの仕事の分は確定申告などを自分で行う必要があります。

慣れれば大きな負担にはなりません。

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メリットとデメリットは理解できましたか?
派遣で掛け持ちの仕事は可能ですが、派遣会社の許可や自己管理が必要です。
そのため、掛け持ちをする場合は、メインの仕事に影響が出にくく、シフト調整がしやすい職種がおすすめです。
ウィルオブ・ワークでは、短時間勤務や週3日勤務など、ライフスタイルに合わせたシフト調整が可能な求人も多数ご用意しています。
希望条件に合った掛け持ちの仕事を探したい方は、相談だけでもOK。まずはお気軽にお問い合わせください。

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派遣で掛け持ちをするコツ

メリットやデメリットを考慮し、自分でもやっていけそうだと思ったら掛け持ちをするうえでのコツを3つ紹介します。

これを参考になるべく長く続けられるように努力していきましょう。

徹底した自己管理を行う

体調やスケジュール管理をしっかり行うことで、掛け持ちの仕事も無理なくこなせます。

仕事やプライベートの予定を把握し、余裕を持った時間設定やメリハリをつけた管理を心がけましょう。

手帳やメモ、スマホアプリなど、自分に合った方法を活用すると便利です

掛け持ちをする前に派遣会社に相談

掛け持ちを検討する際は、派遣会社の担当者に相談しておくと安心です。

シフト調整や求人の提案、働き方のアドバイスなど、目的に合わせたサポートを受けられます。

掛け持ちをする職種は違う職種を選ぶ

同じ職種を掛け持ちする場合は慣れるのが早い一方、繁忙期が重なりやすく管理が大変です。

異なる職種の場合は、最初は覚える負担がありますが、繁忙期の重複リスクは少なめです。

メリット・デメリットを考え、自分に合った職種を選びましょう。

最初から無理をしない

掛け持ちに慣れるまでは、仕事量を軽めに設定し、しっかり休みを確保しながら段階的に進めることが大切です。

無理をすると精神的に疲れ、長続きしません。

派遣で掛け持ちをする注意点

書類を眺めて困っている女性のイメージ画像

ここからは、派遣社員が掛け持ちをするときの注意点を紹介していくので、該当することがあれば始める前にしっかりと確かめておきましょう。

掛け持ちを禁止する派遣会社もある

派遣会社によっては、就業規則で掛け持ちを禁止しているところもあります。

そのため、掛け持ちをしていることを告げずに働こうと思う方もいますが、それが規則違反であった場合は派遣会社を解雇されてしまう可能性もあるので注意が必要です。

このようなトラブルを防ぐためにも、禁止かどうかの確認を含めて担当者に掛け持ちで働くことを事前に相談しておくようにしてください。

同じ派遣会社で掛け持ちをしたい場合は注意

同じ派遣会社では難しい場合がある」でも簡単に説明をしましたが、同じ派遣会社で掛け持ちをすると労働基準法で定められている労働時間を上回ってしまう恐れがあります。

労働時間の目安は以下の2つのポイントです。

  • 1日8時間以内の勤務
  • 1週間40時間以内

このことから、同じ派遣会社で掛け持ちをすることが厳しい場合も多いのです。

また、ほかの派遣会社に登録をしてそちらでも仕事を紹介してもらって働く方法もあるので、いろいろと検討してください。

扶養から外れないように調整

人によっては、扶養内で働きたいと考えている方もいるので、掛け持ちをするときに年収が合計でいくらになるかを計算しておきましょう。

年収の上限によって控除されるものが変わりますが、一番低い年収はいわゆる『103万円の壁』があり、この範囲内なら所得税は非課税となります。住民税については、地域によって基準が異なります。

メインで働くところは決めておく

掛け持ちの仕事をするとなったとき、社会保険への加入や年末調整の申請をどの職場で行うかを決める必要があるので、メインで働く仕事を何にするか決めておいてください。

派遣と派遣を掛け持ちしている場合は、より収入が良い方を選ぶのが良いです。

また、メインじゃない仕事に関しては自分で税務署に確定申告をしなくてはならないので、少し手間がかかります。

ただ、自分で確定申告の手順を覚えてしまえば負担はあまり大きくならないため、初めて申請するときにしっかり手順を覚えておきましょう。

掛け持ちにおすすめの職種

掛け持ちをしようと考えたとき、メインの仕事に影響しないようにシフト調整がしやすい仕事がおすすめです。

ここでは、そういった条件に該当する掛け持ちに向いている職種を紹介します。

コールセンター

コールセンターは、シフト調整がしやすく残業も少ないため掛け持ちしやすいといわれています。

また、服装や髪型が自由なところも多く、改めて何かが必要になることが少ないのですぐに始めやすいのも特徴的です。

未経験でも採用しているところが多く、言葉遣いや電話対応のコツなどが学べるのでメインの仕事にも活かせるので人気がありますよ。

ウィルオブが扱うコールセンターの求人はシフト調整しやすいものも多いので、気になる方はぜひ一度相談をしてみてください。

軽作業

軽作業は、性別や年齢に関係なく働けるので掛け持ちに向いています。

業務としてはライン業務や倉庫の在庫管理、梱包、検品など細かくありますが、担当制なので仕事のやり方が覚えやすいメリットがあります。

ただ、業務によっては体力が必要となるため、体調管理には気をつけましょう。

軽作業の仕事は、ウィルオブでも扱っていますよ。

接客

接客はお店で制服を提供していることが多いので服装に悩まずにすみますし、幅広い業界で接客の求人を出しているので始めやすいといわれています。

飲食店であれば夜の求人もあるので、昼間にメインの仕事をして夜に接客をすることも可能です。

また、イベントの受付などであれば短期で働くことができるので、メインの仕事に影響しないように接客を入れてみるのもおすすめですよ。

ウィルオブでも幅広い業界の接客求人を扱っているので、気になる方はぜひご相談ください。

販売

販売も接客と同じく幅広い業界で求人を出しているところが多く、一年を通して安定している職種の一つです。

販売はお客様へ商品を紹介するため、コールセンターや営業で働いている方におすすめだといえます。

ただ、業界によっては自社ブランドの服装の着用やスーツなど、服装や髪型などの身だしなみを指定されることもあるため事前に確認をしておきましょう。

ウィルオブでは携帯販売が多いのですが、ウィルオブ・ワークが運営している「ファッション・ワーク」はアパレル販売専門なので、目的に合わせて求人を探せますよ。

介護

介護業界は慢性的な人手不足が問題となっていて、求人は一年を通して出ています。

業務内容も未経験から始められるものもあり、シフト調整もしやすいので掛け持ちの仕事としておすすめです。

しかし、以前は無資格でも働けたのですが、今後は「認知症介護基礎研修」の受講が義務付けられるため受講する時間を作らなくてはなりません。

ただ、この受講時間は一日で終わるのでそこまで時間はかからないため、関心がある方は検討してみてください。

こちらの介護ワークは、介護職に特化していて派遣やパートなど幅広い雇用形態から選ぶことができます。

よくある質問

ここからは、派遣の掛け持ちでよくある質問を紹介していきます。

派遣社員でも掛け持ちはできますか?

派遣社員が掛け持ちを禁止する法律はないので可能ですが、派遣会社の就業規則で禁止しているところもあるので確認をしておく必要があります。

また、同じ派遣会社で掛け持ちをしようとすると、労働時間の上限を超えてしまう恐れがあるため別の派遣会社で探すのがおすすめです。

こちらの「派遣でも掛け持ちで働ける?」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

掛け持ちで働くコツはありますか?

複数の仕事を管理しなくてはならないので、自己管理を徹底しなくてはなりません。

また、あくまでもメインの仕事があっての掛け持ちなので、メインの仕事に影響が出ないような仕事を心がけて無理な働き方をしないようにしてください。

「掛け持ちをするコツ」でも解説していますが、こちらの「派遣で掛け持ちをする注意点」もあわせて確認をしておきましょう。

まとめ

これまで派遣が掛け持ちで働けるか、掛け持ちで働くコツなどを解説してきました。

派遣社員が掛け持ちをすることは可能ですが、まずは派遣会社が掛け持ちを許可しているかの確認や掛け持ちをしたい意思があることを相談する必要があります。

そして、同じ派遣会社で仕事を探すと労働時間の上限を超えてしまう可能性があるため、掛け持ちをするなら同じ派遣会社ではなく別の派遣会社かアルバイトを検討しましょう。

派遣社員として働きながら掛け持ちができることがわかり、始めたいと考えている方は「掛け持ちにおすすめの職種」で紹介している職種を参考に探してみてくださいね。

掛け持ちの仕事を探すならウィルオブに相談を!

派遣で掛け持ちの仕事はできますが、派遣会社が許可しているか自己管理ができるかなどを考慮しなくてはなりません。そのため、掛け持ちをするのであればメインの仕事に影響しないシフト調整がしやすい職種がおすすめです。

派遣会社ウィルオブ・ワークでは短時間や週3日勤務などのシフト調整がしやすい求人も扱っているので、希望条件に合わせた働き方の提案ができます。自分に合う掛け持ちの仕事を探したい方は、相談だけでも受け付けていますのでお問い合わせください。

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