紹介予定派遣はやめたほうがいい?理由やメリット・向いている人を解説

2026/10/09

正社員として働ける仕事を探している中で、「紹介予定派遣」という働き方を目にしたこともあるのではないでしょうか。

紹介予定派遣は、一定期間派遣社員として働いた後、派遣先企業と本人の双方が合意した場合に直接雇用されることを目指す働き方です。正社員への転職を考えている方にとって、転職先を探す際の選択肢の一つになります。

一方で、「紹介予定派遣はやめたほうがいいって聞くけど、実際はどうなの?」「自分に合っているのかな?」と不安に感じる方もいるでしょう。

紹介予定派遣には、事前に知っておきたい注意点があります。ただし、すべての人にとってやめたほうがいいわけではなく、転職先に求める条件や働き方によっても向き・不向きは異なります。

この記事では、紹介予定派遣が「やめたほうがいい」と言われる理由やメリット、向いている人・向いていない人について解説します。

紹介予定派遣の特徴を知り、自分に合った働き方かどうかを考える際の参考にしてみてください。

※派遣の仕組みについてくわしく知りたい方は、派遣とは?未経験でも働ける?仕組みや働き方をわかりやすく解説もあわせてご覧ください。

「紹介予定派遣はやめたほうがいい」と言われる理由

「紹介予定派遣はやめたほうがいい」と言われるのには、いくつか理由があります。

本章では、紹介予定派遣を検討する前に知っておきたいポイントを紹介します。

正社員として直接雇用されるとは限らない

紹介予定派遣は、派遣先企業での直接雇用を前提としていますが、必ず正社員として採用されるわけではありません。

正社員以外の雇用形態で直接雇用される場合がある

紹介予定派遣では、派遣期間終了後に直接雇用となる場合でも、雇用形態が正社員とは限りません。

契約社員など、正社員以外の雇用形態で直接雇用されるケースもあります。

そのため、正社員を目指している場合は、「直接雇用されるか」だけでなく、直接雇用後に正社員として働けるのか、契約社員などの別の雇用形態なのかを確認しておくことが大切です。

直接雇用に至らない場合がある

紹介予定派遣では、派遣期間終了後の直接雇用について、派遣先企業と本人の双方の合意が必要です。

どちらか一方が直接雇用を希望しない場合は、直接雇用には至りません。

「紹介予定派遣なら必ず正社員になれる」と考えるのではなく、直接雇用後の雇用形態や、直接雇用に至るまでの流れをあらかじめ確認しておきましょう。

直接雇用後の条件が希望と異なる場合がある

紹介予定派遣では、派遣期間中に実際の職場で働けることが特徴です。

一方で、派遣期間中と直接雇用後では、給与や勤務時間、休日、福利厚生などの労働条件が異なる場合があります。

たとえば、派遣期間中は「働きやすい」と感じていても、直接雇用後の勤務条件が自分の希望と合わなければ、長く働くことが難しくなる可能性があります。

そのため、仕事内容だけでなく、直接雇用後の雇用形態や給与、勤務時間、休日なども確認しておきましょう。

すぐに直接雇用として働けるわけではない

紹介予定派遣では、一定期間派遣社員として働いた後に直接雇用を目指すため、転職後すぐに正社員として働き始めるわけではありません。

紹介予定派遣の派遣期間は最長6か月で、具体的な期間は求人ごとに異なります。

そのため、「できるだけ早く正社員として働きたい」という方は、応募前に派遣期間がどのくらいになるのか確認しておきましょう。

直接雇用に向けた選考がある

紹介予定派遣では、直接雇用を前提としているため、派遣先企業による選考が行われる場合があります。

そのため、紹介予定派遣に応募すれば、そのまま直接雇用につながるとは限りません。

選考方法は求人によって異なり、履歴書や職務経歴書などの応募書類が必要な場合もあります。面接など、どのような選考が行われるかも求人によって異なるため、応募前に確認しておきましょう。

「派遣だから、転職活動の準備は必要ない」と考えず、仕事内容や企業について調べたり、応募書類や面接の準備をしたりすることが大切です。

紹介予定派遣の求人は限られている

紹介予定派遣は、派遣期間終了後の直接雇用を前提とした求人のため、一般的な派遣と比べて選択肢が限られる場合があります。

そのため、「勤務地」「仕事内容」「給与」「勤務時間」などの希望条件によっては、条件に合う求人が見つかりにくい場合があります。特に希望条件が多い場合は、すべての条件を満たす求人が限られることもあるでしょう。

紹介予定派遣を検討する際は、希望する条件に優先順位をつけながら、求人を探すことが大切です。

ここまで紹介したポイントも、すべての人にとって「やめたほうがいい理由」になるわけではありません。

転職先に求める条件や大切にしたいことによって、感じ方は人それぞれです。自分の希望と照らし合わせながら、紹介予定派遣が自分に合っているか考えてみましょう。

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣には、注意しておきたいポイントがある一方で、転職先を選ぶうえでのメリットもあります。

自分の希望や働き方に合わせて、紹介予定派遣ならではのメリットを活かせる場合もあります。

実際に働いてから自分に合う仕事か判断できる

紹介予定派遣の大きなメリットは、実際に働きながら仕事内容や職場の雰囲気を確認できることです。

求人情報や面接だけでは、実際の仕事内容や職場の雰囲気まで詳しく知ることは難しいでしょう。

紹介予定派遣では、派遣期間中に実際の業務を経験できるため、「自分が想像していた仕事と違った」「職場の雰囲気が合わなかった」といったミスマッチを防ぐための判断材料を得やすくなります。

転職先を慎重に選びたい人にとって、実際に働いてから判断できることはメリットの一つです。

未経験の職種にチャレンジできる可能性がある

これまで経験したことのない仕事に転職したい場合、「未経験でもできるのか」と不安になることがあります。

正社員の求人では、これまでの経験やスキルを重視して募集しているケースもあります。一方、紹介予定派遣にも、未経験者を募集している求人があります。

実際に働きながら仕事内容を経験できるため、未経験の仕事に挑戦したい人にとって、紹介予定派遣も転職先を探す際の選択肢の一つです。

ただし、未経験者を募集しているかどうかは求人によって異なるため、応募前に仕事内容や応募条件を確認することが大切です。

大手企業で働けるチャンスがある

大手企業や有名企業の中には、採用活動で派遣会社を利用している企業もあります。そのため、紹介予定派遣の求人にも、大手企業や有名企業の求人が含まれていることがあります。

「大手企業で働きたい」という希望がある人にとって、紹介予定派遣も仕事探しの選択肢の一つです。派遣期間中に実際の仕事内容や職場の雰囲気を確認しながら、直接雇用を目指せる点も特徴です。

ただし、紹介予定派遣だからといって、必ず大手企業や有名企業で働けるわけではありません。希望する企業や仕事内容がある場合は、求人情報を確認し、自分の希望に合っているかを確認しましょう。

派遣会社のサポートを受けながら転職活動を進められる

紹介予定派遣では、派遣会社に相談しながら求人探しや転職活動を進められます。

求人選びや応募について一人で悩んでしまう人にとって、相談できる相手がいることはメリットの一つです。

特に、初めて転職する人や未経験の職種に挑戦する人は、分からないことを相談しながら転職活動を進められます。

「自分の経験をどのように活かせるのか」「どのような求人を選べばよいのか」といったことも相談しながら、自分に合った求人を探せます。

転職活動について不安なことがある場合は、派遣会社のサポートを活用するとよいでしょう。

紹介予定派遣に向いている人・向いていない人

紹介予定派遣で働く際、自分が希望する働き方と合っているかを確認することが大切です。

本章では、紹介予定派遣に向いている人と向いていない人を紹介します。

紹介予定派遣に向いている人

転職先を慎重に選びたい人

転職先を慎重に選びたい人には、紹介予定派遣が向いています。

紹介予定派遣では、派遣期間中に実際の仕事を経験できるため、求人情報だけでは分からない仕事内容や職場の雰囲気などを確認したうえで、直接雇用を目指すかどうかを考えられます。

「転職してから仕事内容が合わなかったらどうしよう」「自分に合う職場か分からない」といった不安がある人は、実際に働いてから転職先を考えられる紹介予定派遣を、選択肢の一つとして検討してみるとよいでしょう。

未経験の仕事に転職することに不安がある人

これまでオフィスワークの経験がなく、「事務の仕事に挑戦してみたいけれど、自分にできるか不安」と感じている人にも、紹介予定派遣は選択肢の一つです。

未経験からオフィスワークへ転職する場合、PCスキルや事務処理など、自分の経験やスキルで対応できるのか気になることもあるでしょう。

紹介予定派遣なら、派遣期間を通して実際の業務に取り組みながら、必要なスキルや仕事の進め方を身につけていけます。

これまでの経験を活かしながら新しい仕事に挑戦したい人や、未経験からオフィスワークへの転職を考えている人にとって、紹介予定派遣は働き方の選択肢の一つになります。

職場との相性を確認してから直接雇用を目指したい人

「せっかく正社員として転職するなら、自分に合う職場で長く働きたい」と考えている人にも、紹介予定派遣は選択肢の一つです。

転職先を決める際は、目先の条件だけでなく、仕事内容や職場の雰囲気など、自分が無理なく働き続けられる環境かどうかを考えることも大切です。

紹介予定派遣では、派遣期間中に実際の仕事内容や職場の雰囲気を確認できます。

そのため、直接雇用を目指す前に、その職場で長く働けそうかを考えたい人にとって、紹介予定派遣は選択肢の一つになります。

紹介予定派遣に向いていない人

派遣期間を挟まずに直接雇用で働き始めたい人

転職後すぐに直接雇用で働きたい人には、紹介予定派遣が合わない可能性があります。

紹介予定派遣では、まず派遣社員として一定期間働いたうえで、直接雇用を目指すためです。

「派遣期間を設けず、最初から正社員などの直接雇用で働きたい」という希望が明確な場合は、一般的な正社員求人なども含めて検討するとよいでしょう。

最初から決まった条件で働き始めたい人

「転職するなら、最初から希望する雇用形態や給与、勤務時間などの条件で働きたい」という人には、紹介予定派遣は向いていない可能性があります。

紹介予定派遣では、派遣期間を経てから直接雇用へ進むため、派遣期間中と直接雇用後では、雇用形態や給与、勤務時間などの条件が異なる場合があります。

そのため、最初から希望する条件で直接雇用として働き始めたい人は、一般的な正社員求人なども含めて検討するとよいでしょう。

紹介予定派遣という働き方が自分に合うか不安な方へ

紹介予定派遣を検討しているものの、「どんな求人が自分に合っているのか分からない」「オフィスワーク未経験でも本当に大丈夫?」と迷っている方もいるでしょう。

ウィルオブ・ワークには、オフィスワークを専門に担当するスタッフが在籍しています。これまでの経験や希望を伺いながら、仕事内容や条件などを確認し、自分に合った求人探しをサポートします。

「まだ転職すると決めていない」「まずは情報収集したい」という段階でも大丈夫です。相談だけでもOKなので、転職について気になることがあればお気軽にご相談ください。

希望条件に合うオフィスワークの求人を探してみたい方は、ぜひご相談ください。

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紹介予定派遣で失敗しないポイント

紹介予定派遣は、実際に働きながら転職先を選べる一方で、自分の希望に合った求人を選ぶことも大切です。

本章では、紹介予定派遣で後悔しないために、事前に知っておきたいポイントを紹介します。

直接雇用後の雇用形態・条件を確認する

紹介予定派遣に応募する前に、直接雇用後の雇用形態や条件を確認しておきましょう。

特に正社員を希望する場合は、直接雇用後の雇用形態だけでなく、以下のような条件も確認しておくことが大切です。

  • 雇用形態
  • 給与
  • 勤務時間
  • 休日・休暇
  • 福利厚生
  • 勤務地
  • 業務内容

派遣期間中の条件だけで判断せず、直接雇用後にどのような条件で働くことになるのかを確認しておくと、転職後の働き方をイメージしやすくなります。

派遣期間と直接雇用までの流れを確認する

紹介予定派遣では、一定期間派遣社員として働いた後、直接雇用を目指します。

応募前に、派遣期間がどのくらいになるのか、派遣期間終了後にどのような流れで直接雇用へ進むのかを確認しておきましょう。

求人によって派遣期間や直接雇用までの流れが異なるため、あらかじめ把握しておくことで、正社員として働き始めるまでの流れをイメージしやすくなります。

分からないことがあれば、応募前に派遣会社へ確認しておくとよいでしょう。

派遣期間中の仕事内容・勤務条件を確認する

直接雇用後の条件だけでなく、派遣期間中の仕事内容や勤務条件も確認しておきましょう。

仕事内容や勤務時間、勤務地などが自分の希望と合っているかを確認し、気になる点があれば応募前に派遣会社へ相談しておくと安心です。

また、求人を探す前に、自分が転職先に求める条件を整理しておくと、希望に合う求人を選びやすくなります。

紹介予定派遣の求人を取り扱う派遣会社を選ぶ

紹介予定派遣を利用する場合は、紹介予定派遣の求人を取り扱っている派遣会社を選びましょう。

派遣会社によって、取り扱っている求人やサポート内容は異なります。

求人探しだけでなく、直接雇用後の条件や選考について相談できるかなど、自分に必要なサポートを受けられるかも確認しておくとよいでしょう。

まとめ

紹介予定派遣は、「やめたほうがいい」と一概に言える働き方ではありません。

正社員を目指しながら、実際に働いてから仕事内容や職場との相性を確かめられるため、未経験の仕事に挑戦したい人や、転職活動を一人で進めることに不安がある人にとっては、選択肢の一つです。

一方で、直接雇用後の雇用形態や条件、派遣期間など、事前に確認しておきたい点もあります。

「すぐに正社員として働きたいのか」「実際に働いてから職場を決めたいのか」など、自分が転職先に求めることを整理してみると、紹介予定派遣が自分に合っているか判断しやすくなります。

「やめたほうがいい」という言葉だけで判断せず、紹介予定派遣のメリットや注意点を知ったうえで、自分の希望に合った働き方なのかを考えてみましょう。

紹介予定派遣で未経験から正社員を目指せるオフィスワークを探してみませんか?

「オフィスワークに挑戦したいけれど、経験がないから難しそう」と感じている方もいるかもしれません。

ウィルオブ・ワークには、オフィスワーク未経験から始められる求人もあります。紹介予定派遣の求人も取り扱っているため、派遣期間中に実際の仕事内容や職場の雰囲気を確認しながら、直接雇用を目指せる求人を探すことができます。

もちろん、紹介予定派遣だからといって必ず正社員として直接雇用されるわけではないため、雇用形態や条件を確認しながら求人を選ぶことが大切です。

「まずはどんな求人があるのか見てみたい」という方も、仕事内容や勤務地、勤務時間などの希望条件から求人を探してみてください。

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紹介予定派遣に関するよくある質問

紹介予定派遣と一般派遣の違いは?

紹介予定派遣と一般派遣の大きな違いは、派遣先企業での直接雇用を前提としているかどうかです。

紹介予定派遣は、派遣先企業での直接雇用を前提として、一定期間派遣社員として働く仕組みです。一方、一般派遣は、派遣先企業への直接雇用を前提とした働き方ではありません。

そのため、将来的な直接雇用を見据えて働きたい場合は紹介予定派遣、直接雇用を前提とせず派遣社員として働きたい場合は一般派遣など、希望する働き方に合わせて選ぶことができます。

紹介予定派遣は直接雇用を辞退することができる?

はい、派遣期間終了後に直接雇用を希望しない場合は、辞退することができます。

紹介予定派遣では、派遣期間終了後の直接雇用について、派遣先企業と本人の双方の合意が必要です。

そのため、派遣期間中に仕事内容や職場環境を確認したうえで、直接雇用を希望しないという判断になる場合もあります。

直接雇用を辞退する場合の具体的な手続きや伝え方については、利用している派遣会社へ確認しましょう。

紹介予定派遣で正社員になれなかった場合はどうなる?

派遣期間終了後に直接雇用に至らなかった場合は、基本的に派遣先企業での勤務は終了します。

その後、派遣会社に別の求人について相談したり、新たに転職活動を行ったりすることもできます。

なお、紹介予定派遣では、直接雇用される場合でも正社員とは限りません。契約社員など、正社員以外の雇用形態で直接雇用されるケースもあります。

Writer編集者情報

  • コネワク編集部

    WILLOF(ウィルオブ) コネワク編集部です。
    当メディアは、コンタクトセンターやオフィスワークで「自分に合った働き方を見つけたい」「スキルを活かしてキャリアアップしたい」と考える方を応援する情報サイトです。
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