コールセンターの仕事内容とは?メリットや向いている人を解説
2025/09/26
- コールセンター
- 仕事内容

コールセンターの仕事は、大きく インバウンド(受信) と アウトバウンド(発信) に分けられます。
対応する業務の内容によって身につくスキルや感じられるやりがいも異なるため、自分に合った働き方を選べるのが魅力です。
本記事では、コールセンターの具体的な仕事内容や働くメリット、向いている人の特徴についてわかりやすく解説します。
これからの仕事選びやキャリア形成に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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近年、接客業やほかの職種から未経験でコールセンターへ転職を検討される方が多くいます。また、やりたいこととの両立やプライベートの充実も叶えながら働けるコールセンターの仕事は非常におすすめです。
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コールセンターの仕事内容とは?
コールセンターの仕事内容は、電話やメールでお客様とコミュニケーションをとり、問い合わせの対応などの問題解決やサービスの提供をする仕事です。
未経験歓迎の求人が多く、特別なスキルや資格などを必要としないため、はじめてオフィスワークにチャレンジしたい方にも非常におすすめです。
おもな仕事内容
コールセンターの仕事内容には、かかってきた電話に対応する「インバウンド(受信)業務」と、自分から電話をかける「アウトバウンド(発信)業務」の2つの種類があります。
また、これらについてもそれぞれ種類がありますので、くわしく解説していきます。
インバウンド(受信)とは?
インバウンド(受信)業務 とは、お客様からの電話に応対し、問い合わせや申し込み、質問、意見などに対応する仕事です。
コールセンター業務の大半を占め、もっともイメージしやすい職種といえるでしょう。
ここでは、代表的な種類や仕事のポイントを解説します。
職種 | 仕事内容 |
テレフォンオペレーター (テレオペ) |
お客様からの問い合わせや注文に対応し、商品・サービスを案内 |
カスタマーサポート |
製品やサービスの使い方や不具合に関する問い合わせに対応 |
テクニカルサポート (ヘルプデスク) |
専門知識を活かして技術的な質問やトラブルに対応 |
本サイトの「コールセンターのインバウンド業務って何?特徴・仕事内容を徹底解説」でもくわしく解説しているのでご覧ください。
アウトバウンド(発信)とは?
アウトバウンド(発信)業務とは、自らお客様へ電話をかけていく仕事です。
お客様へ自分自身からアプローチすることができるため、営業スキルやコミュニケーション能力が身につきます。
また、実績に応じて報酬(インセンティブ)がつくことが多いため、モチベーションアップにもつながりますし、営業経験のある人や稼ぎたい人にもおすすめです。
職種 | 仕事内容 |
テレフォンアポインター (テレアポ) |
企業や個人に電話をかけ、商品・サービスを紹介しアポイントを取る |
テレフォンマーケティング (テレマ) |
苦情や不満を受け止め、解決に向けて対応 |
アウトバウンドの詳細については、本サイトの「コールセンターのアウトバウンド業務|仕事内容や向いている人を解説」でもくわしく解説しているのでご興味のあるかたはご覧ください。
コールセンターで働くメリット
コールセンターで働くにあたっては、いろいろなメリットがあります。
未経験でも大歓迎・研修制度もばっちり
研修があるため、未経験からでも安心して始められる仕事です。
内容は、座学での言葉遣いやシステム操作の学習、ロールプレイング、OJT(現場研修)など段階的に進みます。
研修期間は1週間~1~2か月程度と企業によって異なりますが、入社後すぐに一人で対応することはないので安心です。
服装・髪色の自由度が高い
コールセンターの仕事は、対面でのコミュニケーションではありません。
そのため、服装や髪色、アクセサリー等に関しても自由度が比較的高いところが多いです。
かっちりと決まった制服を着るのが嫌な方や、仕事の時もおしゃれをしたい方にもおすすめです。
シフトの融通が利き、プライベートや夢と両立しやすい
コールセンターはシフトの自由度が高い職場が多いため、ライフスタイルに合わせて働きやすい環境です。
芸人や役者を目指す人はもちろん、子育てや資格勉強と両立したい方にもぴったりです。
様々なスキルが身につく
コールセンターでは、コミュニケーション力やPCスキル、営業力、ビジネスマナーなど幅広いスキルが習得できます。
電話対応では表情や仕草が伝わらないため、話し方や言葉遣いに注意しながら自然とスキルが磨かれ、今後のキャリアにも活かせます。
体力に自信がなくても大丈夫
コールセンターの仕事は、体を動かし、酷使する仕事ではなく、座り仕事になります。
なので、腰痛がある方や、体力仕事は疲れるから不安を感じる方でも安心して働けます。
給料が高い
派遣を含め、コールセンターは他職種に比べて時給が高めです。
アウトバウンド業務では成果に応じてインセンティブがつく場合もあり、安定した収入を得たい方や努力次第で稼ぎたい方におすすめです。
コールセンターで働く時の注意点
身につくスキルなど、いいこともたくさんありますが、注意点もあるため事前に把握しておきましょう。
クレーム対応がある
商品、サービスへの問い合わせの中にはクレームも含まれます。
クレームに直面した場合でもまずは焦らず、お客様のご意見にしっかり耳を傾け、困ったらベテランのオペレーターなどに協力を仰ぐのがよいでしょう。
また、このようなクレーム対応もひとつひとつ経験していくことで、臨機応変な対応力も身につけることができますし、今後のキャリアにも活かすことができます。
覚えることが多い
入ってすぐは、研修を受けながら商品やサービスについての情報など、ルールやマニュアルに沿って覚えていくことになります。
覚えられないことがあっても、都度、周囲の人に聞いて確認していくことで習得していけますし、お客様の対応が始まってから、だんだんとマニュアルを見なくてもできるようになっていきます。
はじめのうちは、マニュアルを近くにおいて対応しても問題ありませんので、焦らずに頑張りましょう。
コールセンターの仕事に向いている人
向き不向きはどんな仕事にも存在しますが、コールセンターの仕事はいろいろな方に向いています。
ここでは一例をご紹介します。
話を聞くことが好きな人
コールセンターは電話での対応が中心のため、相手の表情が見えません。
その分、相手の立場に立って話を聞く力が大切なので、普段から人の相談に乗ることが多い人や、会話を楽しめる人に向いています。
パソコン作業が好きな人
コールセンターは座って行うオフィスワークが中心で、電話対応と同時にパソコンで情報検索や入力作業を行います。
高度なスキルは不要ですが、集中して作業することが得意な人に向いています。
サービス情報など、覚えることが得意な人
コールセンターでは、マナーや電話対応、商品・サービス情報など覚えることが多いため、暗記が得意な人に向いています。
研修で完璧に覚えられなくても、現場で少しずつ身につくので安心です。
前向き、向上心がある人
コールセンターでは多様なお客様と対応するため、時には落ち込むこともありますが、前向きに捉え、周囲と相談しながら課題解決に取り組める人が向いています。
スキルを積めば対応範囲も広がり、SVなど管理職へのキャリアアップも可能です。
よくある質問
こちらでは、コールセンターの仕事内容や就職事情に関する疑問を質問方式で紹介します。
未経験でも働けますか?
未経験でも大丈夫です。実際に未経験からスタートする方が多く、研修で言葉遣いや商品知識をしっかり学べます。近くにベテランのオペレーターがいるため、困ったときはすぐに相談できる環境が整っています。
シフトの融通は利きますか?残業はありますか?
比較的融通が利く職場が多いです。完全シフト制で電話受付時間が決まっている企業も多いため、時間になると業務が終了し、残業が少ないのが特徴です。希望休は事前にシフト希望を提出すれば調整可能です。
年齢層はどのあたりが多いですか?
20〜30代が中心ですが、10代の学生やシニア層まで幅広い年代が活躍しています。扱う商品やサービスによって求められる人材は異なりますが、多様な年齢層の方が就業しています。詳しくは「コールセンターって何歳まで働けるの?コールセンターの年齢事情」の記事でも解説しています。
まとめ
コールセンターは、充実した研修制度があり、今後のキャリアや日常生活にも活かせるスキルが身につきますので、未経験の方こそおすすめです。
コールセンターの仕事は、種類によって仕事内容や身につくスキルもさまざまですので、実際にやってみながら自分にベストなものを見つけてみましょう。
未経験の方や経験者の方でも、少しでも興味がある方はぜひ一度検討してみてください。
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