【比較】事務アウトソーシング8選│導入メリットや費用・注意点を徹底解説!

2025/07/09

事務作業に追われて、コア業務に手が回らない――そんなお悩みはありませんか?

煩雑で時間のかかる事務業務は、アウトソーシングで効率化する時代です。
業務負担の軽減やコスト削減を実現できる事務アウトソーシングサービスは、多くの企業に選ばれています。

本記事では、事務アウトソーシングサービスの導入メリット・注意点・選定ポイントをわかりやすく解説。さらに、コネナビ編集部おすすめの代行会社8社もご紹介しています。

自社に合ったサービスを見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

事務のアウトソーシングをお考えなら、ウィルオブ・ワークへ

「ルーティン業務に時間を取られてコア業務が進まない」「事務コストを削減したい」「人手が足りず業務が回らない」——そんなお悩み、ウィルオブ・ワークが解決します。
事務代行に強いBPOセンターを全国に展開し、貴社の課題に合わせた柔軟なご提案が可能です。
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TOPICS

事務のアウトソーシングとは

事務のアウトソーシングとは、企業が日常的な事務業務を専門業者に外部委託することを指します。業務効率の向上やコスト削減を目的に、多くの企業で導入が進んでおり、その需要は年々高まっています。

アウトソーシングに向いている事務業務の特徴

事務業務は定型化されており、反復作業が多いことからアウトソーシングに適しています。特にコア業務ではないため、外部委託しても業務に支障が出にくいのが特徴です。

また、事務業務は業種を問わず共通点が多いため、アウトソーシングの導入が初めての企業でもスムーズに始めやすいという利点があります。

アウトソーシングが可能な事務業務の例

一口に事務業務といっても、その内容は多岐にわたります。以下に、アウトソーシングが可能な代表的な業務をまとめました。

  業務内容


一般事務

データ入力業務、書類作成、郵送物の仕分け・整理、ファイリングなど


営業サポート・アシスタント業務

電話・メール対応、スケジュール調整、顧客管理、請求処理対応、資料作成など


人事業務

社員勤怠管理、給与計算、採用業務、候補者対応・管理など


経理業務

仕訳入力・伝票処理、支払い処理・振込業務、請求書発行・入金管理、経費精算、決算・申告業務、年末調整業務など


総務業務

福利厚生整備、社内イベント企画、備品管理・発注、施設管理、各種書類作成など


受発注業務

受注業務、発注業務、電話・メール対応、顧客管理など

 

事務アウトソーシングのメリットとデメリット

事務アウトソーシングのメリット

業務効率の向上

定型的な事務作業を外部に委託することで、社員は営業や企画などのコア業務に集中できます。業務の「選択と集中」が可能になり、生産性や売上向上にもつながります。

コスト削減

自社で事務スタッフを雇用すると、採用・教育・管理などにコストがかかります。アウトソーシングなら外注費だけで済み、人件費や固定費を大幅に抑えることが可能です。

専門性の高いサービスが利用できる

アウトソーサーは事務業務に精通したプロフェッショナル。設計から運用までスピーディーに対応でき、高品質な業務遂行が期待できます。クラウドソーシングを使えば、専門スキルを持つフリーランスへの依頼も可能です。

柔軟な対応が可能

繁忙期だけの依頼や、特定業務だけの委託も可能。必要なときに必要な分だけ依頼でき、人材採用や育成の負担も軽減できます。

事務アウトソーシングのデメリット

セキュリティリスクがあること

機密情報や顧客データを扱う業務では、情報漏洩やサイバー攻撃のリスクが伴います。セキュリティ対策が万全な業者を選び、契約内容や管理体制を必ず確認しましょう。

ナレッジやノウハウが社内に蓄積されにくい点

アウトソーシングでは、業務知識や手順が社内に蓄積されづらくなります。将来的な内製化を視野に入れる場合は、情報共有の仕組みも検討が必要です。

業務のブラックボックス化

外注化が進むと、業務の進捗や中身が見えにくくなる恐れがあります。委託先との定期的な報告体制を整え、業務の可視化・管理意識を持つことが重要です。

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ブラックボックス化とは?

事務のアウトソーシング費用

事務アウトソーシングの費用体系は、主に以下の3つに分けられます。

  • 月額固定型
  • 従量課金型
  • クラウドソーシング型

それぞれの特徴と相場を見ていきましょう。

費用体系(月額固定、従量課金、契約期間)

月額固定型

あらかじめ契約した稼働時間に応じて、月ごとに固定の金額を支払う方式です。
業務の安定運用が期待でき、継続的な依頼に向いています。

料金の一例:

稼働時間 料金
20時間 50,000円
30時間 80,000円
50時間 120,000円

※時給換算でおよそ2,400~2,500円前後
業者によっては、業務内容に合わせたカスタマイズ提案も可能なため、事前の相談をおすすめします。

従量課金型

処理件数や作業時間に応じて費用が発生する成果報酬型です。
スポット業務や限定的なタスクに適しており、無駄なコストを抑えやすい点が特長です。

料金例(メール対応の場合):

  • メール1件あたり150円
  • 例)150円 × 200通 = 30,000円

    必要な分だけ支払うシステムなので、短期間の依頼にも柔軟に対応できます。

    クラウドソーシングで個人に依頼する場合

    クラウドソーシングサービスを通じて、個人のフリーランスに業務を依頼する形態です。
    比較的低コストで依頼できる点が魅力ですが、品質や対応力の見極めも重要になります。

    相場目安

    • データ入力:1,000円~ / 時
    • 資料作成・マニュアル作成:30,000円~
    • エクセル作成:5,000円~
    • 経理事務:1,500円~ / 時

    各クラウドソーシングサービスの公式サイトや価格表を確認し、業務内容に合った依頼先を選定することが大切です。

    事務アウトソーサーの選定ポイント

    事務アウトソーシングを成功させるには、信頼できる委託先の選定が不可欠です。以下の3つのポイントを中心に確認しましょう。

    • 信頼性と実績
    • セキュリティ対策
    • サービス内容とコストのバランス

    信頼性と実績

    まずは、過去の導入実績を確認しましょう。自社が依頼したい業務と同様の対応経験があれば、安心して任せられます。また、営業担当者が要望をきちんと理解し、課題に応じた提案ができるかどうかも重要です。提案力や対応の丁寧さも判断材料にしましょう。

    セキュリティ面

    業務を委託するうえで、情報セキュリティは最も重要なチェックポイントです。以下のような点を確認しましょう。

    • 個人情報保護や機密管理の体制
    • セキュリティ資格の取得有無(例:ISMS、Pマークなど)
    • 万が一のインシデント時の対応フロー

    自社のデータを安全に扱える業者か、事前のヒアリングで慎重に見極める必要があります。

    サービス内容とコスト

    「安さ」だけで選ぶのはリスクがあります。人員体制、作業範囲、サービス品質など、費用に見合う内容かどうかを確認しましょう。事前に自社の業務にかかるコストを算出したうえで、各社の見積もりとサービス内容を比較することが大切です。

    アウトソーシングの注意点

    事務業務をアウトソーシングする際は、以下のポイントを事前に確認・整理しておくことが重要です。

    現状の課題整理と依頼範囲の明確化

    まず、自社の業務内容と課題を洗い出し、どの業務を外注すべきか明確にしましょう。
    社内で担うべき業務と、委託可能な業務を切り分けることで、適切な範囲でアウトソーシングを進めることができます。

    コスト増加のリスクに注意

    アウトソーシングは基本的にコスト削減につながりますが、依頼範囲が広すぎたり契約内容が不明確だったりすると、かえって費用が膨らむ場合もあります。事前に契約期間や料金体系をしっかり確認し、コスト管理の見通しを立てましょう。

    情報漏洩リスクへの備え

    外部委託には情報漏洩のリスクが伴います。万が一のトラブルに備えて、機密保持契約(NDA)の締結や、業務範囲の限定などの対策を講じることが大切です。

    ノウハウが社内に蓄積されにくい

    アウトソーシングした業務は、社内に知見が残りづらくなります。将来的に内製化を検討する場合は、マニュアルの共有や業務プロセスの可視化など、ナレッジ管理の仕組みも整えておくと安心です。

    事務アウトソーシング8社

    それでは、弊社を含め事務のアウトソーシングが可能な代行会社をご紹介します。クラウドソーシングサービスを含めた8社のサービスをご紹介します。

    ウィルオブ・ワーク

    【公式サイト】

    【PR】

    創業25年、東証一部上場企業のグループ会社であるウィルオブ・ワークは、コンタクトセンターやオフィスワーク領域に専門特化している総合人材サービス会社です。
    事務業務のアウトソーシング実績もあり、企業の課題にカスタマイズした提案が特徴です。
    インソース・アウトソースどちらでも対応が可能です。
    自社BPOセンターを地方3拠点に構え、コストダウンを実現します。

    YPP

    【公式サイト】

    YPPは2005年設立、事務代行業を専門に行うアウトソーサーです。
    企業や個人からの依頼に対して、育児・介護・療養中・障がいをお持ちの方・現在の仕事と掛け持ちしてスキルを磨きたい方、などスキルのある登録者から適任者を選定し、業務遂行してもらうサービス形態です。
    現在は30代子育て中の女性が一番多く(2022年11月現在)プライバシーマークを取得しており安心してお仕事の依頼ができます。
    得意なこと:小さい仕事、大きい仕事、繁忙期のみ、経理や会計など(https://omakase-ypp.jp/charge/specialty/

    フジ子さん

    【公式サイト】

    フジ子さんは、オンライン上で業務をサポートするオンラインアシスタントサービスです。
    高い実務能力をもったスタッフが在籍しており、料金が業界水準のおよそ半額であることが特徴的なサービスです。
    必要なときに、必要な分だけ依頼したいという企業にとって便利なサービスとなっています。
    無料のトライアル期間もあり。はじめてサービスを利用する方にとってもおすすめです。

    ビズアシスタントオンライン

    【公式サイト】

    株式会社クラウドワークスが運営するビズアシは事務領域のマッチングサービスです。
    営業事務や人事・労務、経理事務、データ入力やライティングなど幅広く対応してくれるアシスタントの登録が多数。完全オンラインで事務業務を遂行します。
    「人を雇うまでもないが業務に追われてコア業務に集中できない」「事業状況に応じ必要な時だけリソースを確保したい」「適切な人材が見つからない」このようなお悩みを抱えるご担当者様に適したサービスです。

    HELPYOU

    【公式サイト】

    HELP YOUはバックオフィス業務に特化したオンラインアシスタントサービスです。企業のニーズに合わせて、アシスタントサービスかスペシャリストサービスが選べます。ビジネススキルはもちろん、厳しい採用プロセスをクリアした優秀なアシスタントが活躍している点、「チーム制」のため万が一人材が退職しても業務が滞る心配がない点、専属ディレクターが必ず1名つくので業務の効率化・スピードアップが期待できる点がHELP YOUの強みです。

    綜合キャリアオプション

    【公式サイト】

    綜合キャリアオプションはオフィスワーク系サービスではデータ入力、書類受付・ファイリング、受発注業務、ペイロール・個人データ管理などに対応しています。 またBPOサービス“ウルフル”を展開しており、都市に構える自社BPOセンターでは90%が自社雇用で運営中。都内2700席、全国3100席のスペースがあり、契約・ロケーション・規模などフルカスタマイズバッファ対応が可能です。

    パーソルテンプスタッフ

    【公式サイト】

    営業事務のアウトソーシングを得意とするアウトソーサーです。事務以外にもコールセンターサービスなども手掛ける大手企業。今まで培ったノウハウを最大限発揮し、企業の抱える課題を解決してくれます。パーソルテンプスタッフの強みは商流を理解した上での業務棚卸により最適なサービス提供、企業の中で行うインソースのみならず、リモート・在宅を組み合わせた構築が可能です。

    キャリアリンク

    【公式サイト】

    設立26年以上のキャリアリンクは事務系人材サービス事業を手掛ける企業です。 横浜・神戸・大阪に自社BPOセンターを構え、民間・公共問わず様々な業務委託が可能。派遣事業で得られた集客力と運営実績により迅速な立ち上げを得意とし、最短1週間で100名規模の大型案件立ち上げ実績もあります。キャリアリンクの強みは企画提案~高品質な運用を得意としています。

    事務アウトソーシングについてのまとめ

    事務業務をアウトソーシングすることで、社員は本来注力すべきコア業務に集中でき、業務効率の向上が期待できます。依頼範囲を適切に設定すれば、コスト削減も十分に可能です。

    ただし、委託する業務の選定やセキュリティ対策など、社内で慎重に検討すべきポイントも多くあります。導入前にしっかりと準備を行うことが、成功のカギとなります。

    本記事が、アウトソーシングを検討中のご担当者様にとって、判断材料の一助となれば幸いです。
    ウィルオブ・ワークでは、事務業務に関する無料相談を随時受け付けております。お気軽にご相談ください。

    事務アウトソーシングならウィルオブ・ワークへ!

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    事務アウトソーシングに関するよくある質問

    事務アウトソーシングとは何ですか?

    事務アウトソーシングとは、企業が日常的な事務作業を外部の専門業者に委託することを指します。定型化されていて反復的な業務が多く、コア業務に支障をきたしにくいため、アウトソーシングに適した分野とされています。
    導入によって業務効率の向上や人件費の削減が見込めることから、幅広い業種で導入が進んでいます。

    事務アウトソーシングのメリットとデメリットは何ですか?

    事務アウトソーシングのメリットは、業務効率の向上コスト削減専門性の高いサービスの活用などが挙げられます。社員がコア業務に専念できる環境を整えやすくなり、必要なときだけ柔軟に依頼できる点も魅力です。

    一方で、セキュリティリスクノウハウの蓄積が難しくなる可能性があるほか、業務の進捗が見えにくくなる「ブラックボックス化」などのデメリットもあります。委託先との連携体制や情報管理をしっかりと構築することが重要です。

    Writer編集者情報

    • コネナビ編集部 小林 弘明

      新卒1年半は銀行にて勤務。その後 株式会社セントメディア(現:株式会社ウィルオブ・ワーク)にキャリアチェンジし、営業職と支店長を経験。
      その後4年間は教育担当者として従事し、本部営業を1年間経験。現在は営業推進部マネージャとしてスタッフキャリア支援を担当。

      ・趣味:北海道の田舎で育ったので、自然アクティビティが大好き!特にシュノーケリング、川遊び。
      ・特技:飲み屋でだれとでもすぐ仲良くなること。

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