【2024年最新】コールセンター代行10社|メリットとデメリット・代行会社選定ポイントを解説
2024/04/15
- アウトソーシング
- コンタクトセンター
- 業務委託
- 生産性
現代のビジネス環境は利便性が高まる一方で、顧客獲得のために競争が激しくなっています。そのため、企業がビジネスの成功をつかむためには、CS向上が成功の鍵となっています。顧客の要望に素早く対応し、品質の高いサポートを提供することは、企業の競争力を向上させるために不可欠です。しかし、多くの企業がこれらの要求を達成するためのリソースや専門知識を持っておらず、その壁に直面しているケースが多いです。
ここでご紹介したいのが、「コールセンター代行」サービスです。コールセンター代行とは、企業の中で対応している顧客対応業務(コールセンター業務やカスタマーサポート業務)を外部の専門会社に外部委託することです。
昨今、業務効率化や応対品質向上を目的として利用する企業が増えており注目されています。
本稿では、実績豊富なコールセンターの代行会社を10社ご紹介します。また、代行サービスのメリットとデメリット、そして適切な代行会社を選定するためのポイントについて詳しく解説していきます。
- 「業務効率化・品質向上のために代行サービスを利用したい」
- 「外出時、社内電話の取りこぼしがあって困っている」
- 「代行サービスの費用体系がどのようになっているのか知りたい」
このようなお悩みを抱えている方におすすめの記事です。それでは参りましょう。
業務効率化でお悩みのご担当者様へ。
コールセンター運営、社内電話対応に追われて業務が進まない・・・このようなお悩みを抱えるご担当者様、ウィルオブ・ワークはコールセンター運営代行実績25年以上、お客様のコールセンター運営課題に対してカスタマイズのご提案をさせていただいております。少人数規模の電話対応業務や、大規模コールセンター業務、これからコールセンターを立ち上げる場合など、業界業種問わず!まずはお気軽にご相談ください。プロの担当者が迅速に対応いたします。
コールセンター代行サービスとは
コールセンター代行サービスとは、企業が社内の電話対応業務やコールセンター業務を、代行会社へ外部委託することです。
運営方法もさまざまで、依頼元企業の社内で代行会社に業務を委託し、運営してもらう方法(インハウス、オンサイトと表現される)や、代行会社がセンターや設備を用意して運営する方法(アウトソース、オフサイトと表現される)があります。
次に、コールセンターの業務について説明します。大きくわけて2種類です。
インバウンド業務(受電)
インバウンド業務とは、お客様からのお電話を受ける業務です。インバウンド業務の内容は業界業種もさまざまで、多岐にわたります。
業務内容 | |
カスタマーサポート |
製品やサービスに関する問い合わせ対応、顧客からの要望やクレーム対応、登録情報の変更や各種手続き対応など |
EC業務 |
通販受注業務、商品の返品交換対応、クレーム対応、商品の梱包発送対応(フルフィルメント)など |
テクニカルサポート |
社内・社外ヘルプデスク業務、ITやシステムに関する問い合わせ対応、情報システムに関する問い合わせ対応、PCや携帯電話などの操作案内・不具合に関する問い合わせ対応など |
インバウンドセールス |
企業が提供する製品やサービスの購入に関心を持つ顧客に対してアップセル、クロスセルを行う業務 |
インバウンド業務には、契約情報の変更やその他お問い合わせ対応、通販受注業務やそれに伴う梱包・発送手続き、携帯電話やPCなどの操作案内、製品の不具合や返品交換の対応、クレーム対応などがあります。
▼インバウンド業務について詳しく解説している記事はこちら
「コールセンターインバウンドとは│受信業務の内容と現場の問題・解決策について解説」
アウトバウンド業務(発信)
アウトバウンド業務とは、お客様へお電話をかける業務のことです。発信業務の中にも営業要素のあるものや、確認業務のものなど、細かく業務内容を分けることができます。
業務内容 | |
営業アウトバウンド |
テレアポ業務、顧客に対し製品やサービスの購入を目的とした架電業務 |
アポイントメント・スケジュール調整 |
すでに契約がとれている顧客に対して訪問日を調整したり、相談などのアポイントメントを取ったりするための発信業務(インターネットなどの工事日調整など) |
市場調査 |
市場一般に関するフィードバックやアンケートを収集するための発信業務 |
アンケートとフィードバック |
商品を購入した顧客に対して、商品やサービス、顧客体験、企業や担当者に対する満足度調査のための発信業務 |
督促業務 |
未払い請求書や請求書のフォローアップのための発信業務 |
アウトバウンド業務は、テレアポや書類不備の確認連絡、工事日調整のためのアポ取りやアンケート調査、料金督促などがあります。
ほとんどの代行会社はインバウンドもアウトバウンドも対応してくれます。
代行依頼する際は、自社で対応をお願いしたい業務を整理してから、依頼先の代行会社は対応してくれるのか確認するとよいでしょう。
▼アウトバウンドについて詳しく解説している記事はこちら
「コールセンターのアウトバウンド│業務内容は?向いている人材・KPIについて解説」
コールセンターの代行会社10社ご紹介
それでは早速、弊社を含めたコールセンター代行サービス実績が豊富な10社をご紹介します。自社で依頼したい業務内容と見比べながら、ぜひご確認ください。
ウィルオブ・ワーク
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ウィルオブ・ワークは東証プライム上場企業グループの代行会社です。コールセンター専門特化・人材派遣をはじめ、人材紹介や業務委託の実績があります。地方コールセンターでの運営や、在宅化支援も行っており、BCP対策のご相談も可能です。企業のコールセンター運営課題に対してカスタマイズの提案が可能です。通信・金融・公共/サービス・通販など、業界や業種問わすサービス提供ができます。
◆ウィルオブ・ワークの強み
- 地方4拠点(高知・山形・金沢・郡山)にコールセンターを構え、コスト削減に貢献
- 自社センターは100%自社雇用、業界トップクラスの定着率と高い応対品質
- 東証プライム上場企業グループ、コールセンター領域25年以上の実績
fondesk
株式会社うるるが提供するfondeskは、シンプルで使いやすい電話代行サービスです。町のお店から大企業まで、利用者数は4,500社にのぼり、さらに継続利用率は98%を誇ります。いますぐに利用したい!という希望を叶える即日利用サービスで、便利なマイページも利用可能。料金設定もシンプルで、気になる方はすぐに料金シュミレーションにて確認ができます。(料金プラン)
◆fondeskの強み
- 14日間の無料お試しあり、即日サービスの利用が可能
- 電話代行してくれた内容を、企業に合わせた選べる通知方法にて随時お知らせ
- シンプルで使いやすく、ネットで簡単・導入がスムーズであること
e秘書® (ベルシステム24)
業界大手のベルシステム24が提供する電話代行サービスe秘書®は、契約者数24,000社の支援実績があります。高い品質はそのままでありながらも、パッケージ化されたプランのため利用しやすいサービスです。利用したことのある電話代行サービスNo,1に選ばれている代行サービスです。
◆e秘書®の強み
- 大規模コールセンター運営で培った35年以上の実績とノウハウ
- 電話応答体制、受電報告の適切さ、信頼度No,1
- スタンダードコースは月額10,000円から!優れたコストパフォーマンス
電話代行サービス
電話代行サービスは、33年の実績を誇る代行サービスです。契約継続率は96.8%、応答率平均98%、導入実績も業界トップクラス。オペレーター研修は、初期研修・基礎研修を入社1ヶ月目に、実務研修・応用研修を2~3ヶ月目に実施しており、品質重視と応対力が選ばれているポイントです。
◆電話代行サービスの強み
- 秘書・夜間休日電話・クレーム専門・特殊業種と様々な電話代行が可能
- 33年安心の実績、契約実績8,000社以上と業界トップクラス
- 高品質で低価格!7000円/月~利用が可能
マックスコム
マックスコムはアルティウスリンク株式会社のグループ会社です。運用開始後も細かいフォローにて運営改善に取り組んでいます。7つのキーワード「高品質」「低コスト」「迅速」「付加価値」「柔軟」「標準化」「収益貢献」を盛り込んだ改善施策を導入することで、企業の期待を上回るサービスを提供します。
◆マックスコムの強み
- 「現状やご要望」「優先順位」を十分にヒアリングし徹底したカスタマイズを行うオーダー・メイド方式
- 20年の実績を活かし多種多様なソリューションをワンストップでご提供
- 夜間・休日・365日対応が可能
PCテクノロジー
PCテクノロジーはコールセンター代行支援実績30年を誇る代行会社です。電子機器メーカーや事務機器メーカーなど多くの支援実績があります。データ入力、顧客への資料・商品発送などのバックオフィス業務や、チャットボットや音声自動サービスにも対応しておりコール数の削減に貢献しています。
◆PCテクノロジーの強み
- 高い技術力とホスピタリティで、お客様の困った!を解決
- 電子機器、各種メーカー、ソフトウェア業界、出版業界から特殊法人と様々な業界に対応
- 繁忙期やシステムの入れ換え時期など「今すぐ!今だけ!」にも対応可能
セントラル・アイ
セントラル・アイは15,000社以上の支援実績のある代行会社です。社内不在時の秘書代行サービスはもちろん、通販受注・カスタマーセンターの運営など、業種問わず対応が可能です。セントラル・アイは様々な研修を通して有能なオペレーターの育成を図っており、スタッフ同士の距離感が近く、お互いに意見を交換しやすい環境です。常にスタッフが働きやすい環境を心掛けることで、セントラル・アイのトーク品質に繋がっています。
◆セントラル・アイの強み
- 創業50年以上、官公庁との取引実績100案件以上
- 最短1日、24時間365日対応可能
- 高品質で低価格、最適なプランを提供
ネオキャリア
ネオキャリアは、独自の採用ノウハウにより、リーズナブルなコールセンターサービスを提供する代行会社です。コールセンター業務の中でも依頼したい業務を切り出して発注することも可能。無駄のないコールセンターチームの構築で人件費を削減し、低価格で高品質なサービスを提供します。インバウンドやアウトバウンド業務はもちろん、それらの業務に不随する事務業務の代行サービスも可能です。
◆ネオキャリアの強み
- 約20年培ったノウハウを保有、約3,000社以上の取引実績
- 無駄のないチームの構築で人件費を削減、低価格で高品質なサービス
- 非常にレベルの高いセキュリティ対策を実施
バディネット
バディネットは東京・和歌山・福岡にコンタクトセンターを構える代行会社です。CTI/PBXといったコンタクトセンターの基本機能の導入支援も行っており、CRMや業務アプリケーションの設計開発からAPI連携などのカスタマイズといったシステムソリューションも提案しています。IT×コンタクトセンターの融合により企業ニーズの最適解を見出し、業務の効率化から事業価値の創出向上まで、強力にサポートしてくれる会社です。
◆バディネットの強み
- 高品質/圧倒的なスピード対応/ 有人24時間365日対応可能
- カスタマーサポート、アウトバウンドはもちろんテクサポやコンサルなど幅広く対応
- スタッフのスキル定着と育成のため段階的な研修により高品質を提供
マイナビBX
マイナビBXは、電話代行をはじめ、コールセンターサービスやコンサルティングなど、幅広くサービス提供をしている代行会社です。月額3,000円~のリーズナブルなサービスでありながらも、カスタマイズで無駄がなく、高い品質を誇るプランを提供してくれます。
◆マイナビBXの強み
- 5,000人の経営者が選んだ電話秘書
- フルカスタムメイドの電話代行サービスが可能
- お客様に合わせたリーズナブルな料金設定
代行サービスのメリットとデメリット
次に、コールセンター代行サービスを利用するメリットとデメリットについて説明します。自社にとってどのようなメリットがあるのか?利用することで受ける恐れのある影響についても、しっかりと確認をしたうえで準備を進めていきましょう。
メリット
コスト削減が期待できること
自社でコールセンターを運営する場合、さまざまな運営コストがかかります。電話対応業務に必要な設備の準備や電話回線・システム等の準備、運営に必要なマニュアル作成、スタッフ採用・スタッフ教育などにかかる人件費など。また地代家賃・光熱費などのランニングコストを考えると、代行会社へ一括依頼したほうがコスト削減につながるケースが多いです。
地方でコールセンター運営をしている代行会社だと、主要都市に比べコストが更に安くなる可能性が高いです。まずは相談してみるとよいでしょう。
生産性向上
社内で電話対応業務を行うとなると、人材採用から教育、フォローアップなど、社員の手間がかかります。電話対応業務を委託することにより、社員は営業活動や企画などのコア業務に注力することができます。結果、企業全体の生産性向上につながり、企業の売り上げ向上も期待できるでしょう。
ノウハウがなくとも最短で構築することができる
コールセンターを構築したい場合、自社で立ち上げようとするとかなりの労力と時間を要します。プロの代行会社に依頼すれば、最短1日での構築が可能。(代行会社による)専門知識があるので、企業がどのような課題を抱えているのか、自社で対応すべき業務と代行会社へ外部委託すべき業務の選定など、適切に切り分け判断をして、準備を進めてくれることでしょう。
高い応対品質
コールセンター業務に特化した代行会社であれば、専門性が高く応対品質に力を入れているところが数多くあります。入社前研修を実施していたり、長い時間をかけてオペレーター研修を実施していたり、あるいは経験者層を募ることが得意だったりするので、安心してお任せすることができます。
応対品質が向上することにより、企業のファンが増え、企業成長に貢献してくれることでしょう。
▼応対品質の重要性について解説している記事はこちら
「コールセンター応対品質とは?│高める方法やポイントを解説!」
▼業務委託のメリットについて詳しく解説している記事はこちら
「コールセンター業務委託のメリットは?委託化のポイントや手順も徹底解説!」
デメリット
社内へノウハウの蓄積ができない
コールセンター業務を代行依頼する場合、社内へノウハウやナレッジの蓄積が困難となります。また、もし状況が変わり社内へコールセンター業務を戻したいとなった場合、外注した業務を社内へ戻しづらくなる点がデメリットとなります。代行依頼する業務の将来性も十分に検討したうえで判断しましょう。
情報セキュリティの懸念
社内の情報を外部へ提供するという意味では、情報漏洩などのセキュリティリスクが伴います。企業の中で運営する「インハウス」の場合だと、社内から持ち出すことはないのでまだリスクは少ないですが、代行会社の設備を借りて運営する「アウトソース」の場合だと、完全に外に持ち出すことになるため注意が必要です。
とはいえ、多くの専門の代行会社はPマークや、ISMS認証バッチを取得しています。Pマークとは、「プライバシーマーク制度」のことで、企業や団体など(事業者)の個人情報保護の体制や運用の状況が適切であることを“プライバシーマーク”のロゴマークを用いてわかりやすく示した制度です。ISMS認証とは、「情報セキュリティマネジメントシステム」のことで、国際的に整合性のとれた情報セキュリティマネジメントシステムに対する第三者適合性評価制度です。情報セキュリティの向上と、諸外国からの信頼を得られる情報セキュリティレベルを達成することを目的としています。
徹底したセキュリティ対策を講じている代行会社も多いため、代行会社が具体的にどのようなセキュリティ対策をしているのか、安心して依頼できる会社か事前に確認しましょう。
代行準備が大変であること
代行会社へ依頼する場合、何社か事前打ち合わせを行い、相見積もりをとります。依頼したい代行会社が決まれば、そこからさらに打ち合わせを重ねていくのですが、この準備が少々大変であることがデメリットです。
しかし、しっかりと代行会社とのすり合わせや事前準備を行うことで、依頼内容と代行会社から提案されるサービス内容とのギャップが生じず、最適なサービスを受けることが期待できるでしょう。ある程度、時間に余裕を持って準備をしていきましょう。
費用体系
続いて代行サービスを利用する際にかかる費用について見ていきます。
こちらは代行会社によって月額定額プランが設定されていたりオーダーメイドが可能だったりさまざまあります。また、依頼企業のサービス内容やサービス規模によって大きく異なる場合があるため、参考にしてみてください。
月額固定型
月額固定型はコールセンター代行サービスを利用する際に毎月一定の費用が発生する仕組みです。この費用には、基本的なサービスの提供に必要なコストが含まれます。たとえば、一定数のオペレーターによる対応、基本的なレポーティング機能、システムの使用料などがこれに該当します。
月額固定費用のメリットは、毎月の費用があらかじめわかっているため、予算管理がしやすい点です。しかし、実際の通話量や問い合わせの数が予想を大きく下回った場合でも、同じ金額を支払う必要があるため、注意が必要です。また、1件あたりの費用が安いことが特徴ですが、コールオーバー(設定した件数を超えて対応したコール)した分の料金は、コールオーバー件数 × コールオーバー費用が定額料金に課金される仕組みになっています。
従量課金型
従量課金型は、利用したサービスの量に応じて費用が発生する仕組みです。通話時間や処理した問い合わせの件数に基づいて費用が計算されます。重量課金型の最大の利点は、利用した分だけ支払うため、無駄がないことです。ピーク時には費用が増えますが、閑散期には費用を節約できる可能性があります。ただし、通話量や問い合わせの増加により、予想以上に高額な請求が来るリスクもあります。
初期費用
「月額固定型」「従量課金型」どちらにも初期費用がかかります。
初期費用は、システム導入やセットアップ、オペレーターの研修やマニュアル作成にかかる費用です。この費用は一度きりで、数万円から数百万円の範囲で大きく変わることがあります。例えば、小規模なビジネス向けには初期費用として5万円から10万円程度が見込まれる場合が多いですが、大規模なシステム導入やカスタマイズが必要な場合は、数百万円の初期投資が必要になることもあります。
▼コールセンター運営費用について詳しく解説している記事はこちら
「コールセンター運営費用について│自社運営と業務委託2パターンを解説!」
代行会社の選定ポイント
依頼したい業務内容に対応してくれる会社か
まずは、企業が依頼したい業務に対応してくれる会社なのかチェックしましょう。受信・発信、テクニカルサポートなどの専門知識が必要な業務、メール対応やチャットボット・SNS対応、深夜休日時間帯、外国語の対応など、対応できる業務が限られている代行会社もあります。
各社HPにて確認、もしくは直接問い合わせをしてみましょう。
コールセンター代行の実績と評判
コールセンター代行業務の実績があるか確認しましょう。HPに掲載されていれば、簡単にチェックすることができます。直接代行会社に聞いてみるのも方法です。企業側で代行依頼したい業務と似ているケースがあるとより安心です。
採用力
コールセンター代行サービスを利用すると、オペレーターの採用や育成についても代行会社がすべて対応してくれます。企業の印象を左右するコールセンター業務、オペレーターはどのように採用しているのか、実績確認をしてみましょう。採用したスタッフの定着率もあわせて確認しておくと安心ですね。
専門性
コールセンター業務に特化している代行会社だと、高いサービス品質が期待できます。業界歴や導入実績の確認、オペレーターやSVへの教育体制、どのように課題解決してくれるのか(コンサルティング)といった点を確認するとよいでしょう。
費用が適正か
代行会社が提供するサービス内容やオペレーターの応対品質が、費用に対して適切なものか判断する必要があります。
高い安いだけの判断ではなく、企業のコールセンター運営課題を解決してくれるのかといった目線で、ぜひ判断しましょう。
担当者とコミュニケーションがとれるか
業務を代行するとなると、代行会社の営業担当との連携が必要となります。トラブルに発展しないよう、蔑ろにせずしっかりと見極めるようにしましょう。
- 連絡スピード
- 約束を守ってくれるか
- 要望に対して適切に対応してくれるか
- 親身になって相談に乗ってくれるか
- メリットとデメリットの説明をしてくれるか 等
セキュリティ対策
情報漏洩のリスクを回避するため、代行会社がどのようにセキュリティ対策をとっているのか必ず確認するようにしましょう。PマークやISMS認証バッチを取得していることもひとつの評価基準になります。
それ以外にも、執務室のセキュリティ対策や、オペレーターに対して情報セキュリティの研修はどのように行っているか等、細かく確認をして安心してお任せできる会社を選定しましょう。
BCP対策
BCP(Business Continuity Planning)とは「非常事態が発生した際に事業資産の被害を最小限に抑えつつ、事業を復旧・継続していくための計画や対策」(事業継続計画)のことです。
日本は自然災害の影響を受けやすい国。近年、大型地震や豪雨などの水害により、大きな影響を受けています。また新型コロナウィルスによる感染症拡大による被害も受けてきました。
こうした事態に備えて、BCP対策をすることは事業継続のために必要です。代行会社によっては、自然災害の影響が受けにくい地方にコールセンターを構えたり、全国ネットで連携を強化していたりと、取り組みはさまざまですので、ぜひ確認してみてください。
▼BCPの解説記事はこちら
「コールセンター業務を守るBCP対策とは。必須の知識とステップについて解説」
最後に
今回はコールセンター代行会社をお探しの方に向けて、10社の強みや特徴のご紹介、代行するメリットとデメリット、代行会社の選定ポイントについて解説しました。
24時間365日対応可能な会社や、通常のインバウンド・アウトバウンド業務のみならず、特殊業務の対応が可能な会社、外出時のみ電話代行してくれる会社など、業種形態はさまざま。
ぜひ自社運営の課題を整理し、自社にあった会社に相談してみてください。
「コールセンター業務を代行依頼したい」とお悩みのご担当者様へ。
ウィルオブ・ワークはコールセンター運営代行実績25年以上、お客様のコールセンター運営課題に対してカスタマイズのご提案をさせていただいております。少人数規模の電話対応業務や、大規模コールセンター業務、これからコールセンターを立ち上げる場合など、業界業種問わず!まずはお気軽にご相談ください。プロの担当者が迅速に対応いたします。
よくある質問
コールセンター代行会社の選定ポイントはありますか?
はい、あります。「依頼したい業務内容に対応してくれる会社か」「採用力」「費用が適正か」「担当者とコミュニケーションがとれるか」「セキュリティ対策」などです。詳細は「代行会社選定ポイント」で説明しておりますので、ご確認ください。
コールセンターを代行するメリットは何ですか?
「コスト削減になる」「電話業務を委託することでコア業務に注力することができる」「ノウハウがなくとも最短で構築することができる」「専門性があり、高い応対品質を実現」などがあります。詳細は「コールセンター代行のメリット」で説明しておりますので、ご確認ください。
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