コールセンター人材紹介6社│メリット・デメリット│必要手続きや選定ポイントを紹介

2025/03/27

コールセンターの運営において、「人材が集まらない」「定着しない」といった課題にお悩みのご担当者様も多いのではないでしょうか。近年はどの業界でも採用難が続いており、特にコールセンター業界では人手不足が深刻です。

本記事では

  • 求人を出しても応募がほとんど来ない
  • スキルや対応力のある人材となかなか出会えない
  • 採用してもすぐに辞めてしまい安定しない

といったお悩みをお持ちの方に向けて、コールセンター業界に強い人材紹介会社をご紹介します。
初めて人材紹介を利用する方でも安心して進められるよう、契約手続きや利用時の注意点もあわせて解説しています。ぜひご覧ください。

コールセンターの人材紹介ならウィルオブ・ワークにお任せください。

「コールセンター人材の採用がなかなかうまくいかない」「採用してもすぐに退職してしまう」「コールセンターの管理者不足に悩んでいる」とお困りのお客様、ぜひウィルオブ・ワークにご相談ください。コールセンター専門特化・実績25年以上、正社員採用の実績多数のウィルオブ・ワークが、お客様のコールセンター運営課題にカスタマイズのご提案をさせていただきます。ご相談・お見積りは無料です!

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コールセンター人材紹介を利用するメリット・デメリット

人材紹介とは、直接雇用の人材を紹介してもらうサービスのことです。

人材派遣との違いや、利用する際の注意点などはあるのか気になるご担当者様むけに、まずは利用する際のメリットとデメリットをご紹介します。

コールセンターの人材紹介サービスのメリット

  • 成果報酬型で採用コストの最適化が可能

人材紹介サービスは、基本的に採用が決定してから料金が発生する成功報酬型です。そのため、採用活動にかける無駄なコストを抑えやすくなります。自社で求人広告を掲載したり、採用業務に人手や時間を割いたりする必要がなく、効率的に人材を確保できます。紹介会社によっては、初期費用が無料で始められるプランもあり、初期リスクを抑えて導入しやすい点も大きなメリットです。

  • 専門知識を持つ紹介会社から即戦力を紹介してもらえる

コールセンターに特化した人材紹介会社であれば、業界特有の知識や運営ノウハウを持っているため、現場のニーズに即した人材紹介が可能です。たとえば、テレアポやカスタマーサポートなど、業務ごとに必要なスキルを理解しているため、ミスマッチの少ない紹介が期待できます。また、紹介される候補者は意欲の高い求職者が多く、即戦力となる人材が見つかりやすい点も強みです。

  • 求職者の書類選考・面接が可能でミスマッチが少ない

人材派遣では事前の面接行為が制限される一方、人材紹介の場合は書類選考や面接を通じた見極めが可能です。そのため、企業の文化や求める人物像に合った人材をじっくり選定でき、採用後のミスマッチを未然に防ぎやすくなります。さらに、紹介会社のコンサルタントが企業と求職者双方の条件を理解してマッチングを行うため、より精度の高い採用活動が可能です。

  • 管理職(SV等)などニッチな人材にも対応できる

人材紹介会社の中には、オペレーターだけでなく、SV(スーパーバイザー)やマネージャー層など、管理職ポジションに特化した紹介を行っている会社もあります。
これらのポジションは、通常の求人媒体では見つけづらいことも多いため、専門性の高い紹介会社を活用することで人材確保の難易度が下がります

コールセンターの人材紹介サービスのデメリット

  • 紹介料が高額な場合もある

人材紹介の料金は一般的に「採用者の年収の30〜35%」が相場と言われています。この費用が予算を圧迫してしまうこともあり、自社で採用したほうがコストを抑えられるケースもあります。ただし、紹介料には採用活動の手間や工数を削減できる価値が含まれているため、総合的なコストパフォーマンスで判断することが重要です。

  • 必要な手続きがいくつかあること

人材紹介サービスを利用する際は、基本契約書の締結や、紹介ごとに交わす覚書や確認書類の作成など、一定の手続きが必要になります。
初めて利用する場合は戸惑うこともあるかもしれませんが、紹介会社が丁寧にサポートしてくれることがほとんどです。慣れてしまえば効率的に活用できるため、最初の準備だけ丁寧に行いましょう。

  • 早期退職によるリスク

紹介された人材が早期に退職してしまう可能性は完全に防ぐことはできません。せっかく紹介料を支払ったにも関わらず、短期間で辞められてしまうと企業にとっては損失になります。このような事態に備えて、多くの紹介会社では返金保証制度を設けています。採用から一定期間内の退職であれば、料金の一部または全額が返金される仕組みです。契約前に返金条件を確認しておくと安心です。

必要な手続き・契約

人材紹介サービスを利用する際に必要となる、主な書類手続きの流れを以下にご紹介します。

STEP1. 職業紹介基本契約書の締結

まずは、職業紹介基本契約書を締結します。通常は、人材紹介会社が契約書のひな形を用意し、依頼元企業へ送付する形が一般的です。受け取った契約書は、社内の法務部門等で内容に問題がないかを確認したうえで、問題がなければ双方で押印し、各社で保管します。

契約期間は通常1年間ですが、内容の変更がなければ自動更新となる場合が多いため、初回確認を丁寧に行うことが大切です。

STEP2. 求人内容の提示

次に、紹介してもらいたい人材の求人内容を提示します。打ち合わせの際には、就業条件や求めるスキル、経験、業務内容などを具体的に伝えましょう
また、雇用形態や職場環境、社風、価値観などの情報もあわせて提供すると、紹介会社の理解が深まり、よりマッチ度の高い人材選定が可能になります。

すでに自社で求人票を作成・掲載している場合は、その内容も共有することをおすすめします。

STEP3. 内定が決定した時の内定通知書提出

候補者の内定が決定した場合は、内定通知書を人材紹介会社に提出します。抜け漏れのないように必要情報を記載し、社内での確認・管理も徹底しましょう。特に同時に複数名を採用する場合は、管理が煩雑になりやすいため注意が必要です。

STEP4. 人材紹介契約覚書の締結

入社前には、紹介人材ごとの「人材紹介契約覚書」の締結が必要です。この書類には、候補者の氏名や紹介日、入社予定日、紹介手数料などが記載され、人材ごとに個別に締結する形式が一般的です。
締結後は、正式な採用フローに進むことができます。

・内定通知書とは:勤務先情報や就業条件、雇用条件が記されている書類
・人材紹介契約覚書とは:入社する方の氏名、紹介料金が明記されており、入社する方の契約内容に相違がないか確認するための書類
※企業によっては書類名が異なる場合や、対応方法が異なる場合があります。

人材紹介の流れ

次に、コールセンター人材紹介サービスを利用する際の流れを、ステップごとに解説します。

STEP1. 人材紹介会社との打ち合わせ

まずは人材紹介会社と打ち合わせを行い、募集する職種や必要なスキル・人物像について詳細に伝えましょう。また、「なぜ今回人材を募集するのか」という背景も共有することで、紹介会社側も求職者に的確なアプローチがしやすくなります。見落としがちなポイントですが、自社の魅力をしっかり伝えることも重要です。他社に人材を奪われないためにも、職場環境、福利厚生、スキルアップの支援制度など、求職者が魅力に感じる情報を積極的に共有しましょう。

STEP2. 書類選考

求人内容を伝えると、人材紹介会社はスピーディーに候補者の検索・提案を開始します。早い会社では2~3日以内に候補者を紹介してくれることもあります。送られてきた応募書類を確認し、できるだけ早く合否の連絡を行いましょう。多くの求職者は複数企業の選考を同時に受けているため、選考スピードが合否を分けるポイントにもなります。

STEP3. 面接

書類選考に通過した場合は、速やかに面接日程を調整しましょう。
人材紹介会社に選考通過の旨を伝え、面接日時の調整を依頼します。

面接時は、紹介された求人内容と実際の業務内容に食い違いがないかを確認することが重要です。まれに認識のズレや情報伝達の誤差が発生する場合もあります。企業と求職者が相互理解を深める機会として、面接を有意義に活用しましょう。

STEP4. 人材紹介会社へ合否連絡(内定通知書手配、人材紹介契約覚書の締結)

面接結果を人材紹介会社に伝えます。二次面接がある場合は改めてスケジュールを調整しましょう。内定が決定したら、人材紹介会社経由で内定者に通知を行ってもらいます。入社意思が確認できた時点で、内定通知書の発行や契約覚書の締結など、入社準備へと進みます。

STEP5. 入社当日受け入れ

入社当日、内定者が問題なく出社できているかの確認を行い、配属・研修・初期対応などの受け入れ体制を整えます。ここでスムーズな受け入れができるかどうかが、定着率や初期満足度に大きく関わってきます。

人材紹介会社を選ぶ際のチェックポイント

本章では、人材紹介サービスを選ぶ際のチェックすべきポイントをご紹介します。

営業担当者とのコミュニケーション

人材紹介会社の営業担当者は、求職者と企業をつなぐ重要な架け橋です。
レスポンスが早く、丁寧で抜け漏れのない対応をしてくれる担当者は、求職者に対しても適切かつ迅速なアクションを取ってくれるため、安心して任せることができます。

また、企業側の要望にどれだけ真摯に耳を傾けてくれるか、ニーズを的確にくみ取る力があるかどうかも、信頼できる担当者を見極めるうえでの重要なポイントです。

費用対効果を重視する

紹介料が「安い」または「高い」かだけで判断するのではなく、紹介される人材の質やサービス内容とのバランスを確認しましょう。
最低でも3社程度から相見積もりを取得し、それぞれの対応内容を比較検討することをおすすめします。

紹介料の設定方法には、「年収の◯%」や「1名あたり◯円」など会社によって違いがあります。
また、早期退職に対する返金規定(例:入社1か月以内の退職時の返金など)を設けているかも、費用対効果を判断するうえでの大切な指標です。

柔軟な対応が可能な会社であれば、安心して長期的な取引が期待できるでしょう。

求職者への連絡頻度やフォロー

選考の初期段階から内定・入社まで、求職者と継続的に連絡を取りフォローしてくれるかどうかも大切な判断基準です。

たとえば書類選考後、面接日まで2週間以上空いてしまうようなケースでは、その間に求職者が他社で内定を得る可能性もあります。

こまめな連絡により、就職状況の変化や体調の確認などを行ってくれる紹介会社であれば、企業側も安心して採用活動を進められます。 

コールセンターの人材紹介会社6社紹介

それでは、コールセンター人材紹介会社をご紹介します。

弊社のようなコールセンター専門特化の会社を含め、人材紹介業売上TOP企業までご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ウィルオブ・ワーク

【PR】

コールセンター人材サービスに特化し、25年以上の実績を持つウィルオブ・ワークは、コールセンター人材の紹介が可能です。専門領域で培ったノウハウを活かし、企業様と求職者のミスマッチをなくし、質の高いサービスを提供します。早期退職によるリスク軽減のため紹介予定派遣の対応や、退職となった場合の一部返金対応なども企業様のお悩みに応じてカスタマイズ提案が可能です。

・コストを抑えた採用を実現。競合他社よりも低コストで高品質なサービス提供が可能

・85万人以上の登録者、コールセンター専門自社サイトや2次媒体による集客を活かし企業様のニーズに合った人材のご紹介が可能

・日本全国に拠点展開。通信・金融・通信・メーカーなど様々な業界への紹介実績

・コールセンター業界管理職の業務経験者や、その候補者となるスキルを持った人材が多数在籍、最短での人材提案が可能

・コールセンター運営責任者・管理者の人材紹介サービスも展開

ウィルオブ・ワーク公式サイト

JAC Recruitment

【公式サイト】

1988年創業、30年以上の歴史を持つJACリクルートメントは、企業と求職者の双方を一人のコンサルタントが支援する『両面型』のビジネスモデルを採用しています。企業と求職者ごとに担当者を分ける「分業型」のビジネスモデルとは異なり、双方のニーズを深く理解した上でご紹介するためミスマッチをなくし、両者にとってより満足度が高いサービス提供をしてくれる紹介会社です。

両面型のプロフェッショナルコンサルタントが約1,200名在籍しており、日本国内の両面型の人材紹介サービスにおいては、業界最大規模の人数でサービスを提供

・管理職・エグゼクティブ・専門職の転職・採用支援に特化

・海外10ヵ国のJAC Recruitmentとの強力なネットワーク、グローバル・海外関連のポジション支援に強い

・「両面型」のビジネスモデルにより企業と求職者のミスマッチをなくし高品質なサービスを提供

パーソルキャリア

【公式サイト】

パーソルキャリアが運営するdoda人材紹介サービスは、業界大手のサービスです。業界・職種ごとに専任担当が対応し、専門知識を持つプロが求人票の作成から応募者の一次スクリーニング、各種調整の代行などを担当します。

採用要件に合う転職希望者のみに絞って対応できるため、大幅に工数を削減、コア業務に集中できます。

・初期費用不要の完全成功報酬型サービス

・専門性の高い利用者構成

・専任担当による高品質マッチング

・万が一早期退職となった場合、一部返金制度有り

株式会社リクルート

【公式サイト】

人材紹介業売上No.1の実績を持つ株式会社リクルート(旧リクルートキャリア)は、就職情報サイト『リクナビ』、転職情報サイト『リクナビNEXT』、人材紹介サービス『リクルートエージェント』、未経験から挑戦できる正社員求人を紹介する『就職Shop』などを運営しています。

・リクルートエージェントは初期費用無料、完全成功報酬型

・国内20か所に拠点を構え、地方エリアでの採用・地域密着型の企業など幅広いニーズに対応可能

・日本最大級のデータベースで求職者に直接アプローチが可能

・年間登録約130万5000名!若手層〜中堅・管理職層まで幅広い経験の登録者から最適なマッチング

マンパワーグループ

【公式サイト】

マンパワーグループは、登録型とサーチ型(ヘッドハンティング)の人材紹介サービスを展開しています。50名以上の人材紹介専門コンサルタントが在籍し、金融・IT・メディカル・不動産・アパレルなどの業界特化コンサルタントと、管理部門職・営業職などを中心とした職種特化コンサルタントが、企業のニーズに合わせて採用課題を解決します。

・100箇所以上の拠点を構え全国対応可能

・さまざまな業界、業種、年齢層の人材が登録しており、企業のニーズにマッチした人材を紹介

・サーチ型人材紹介では10年以上の実績のあるヘッドハンター、リサーチャーによる対応で採用決定率87%と高い水準をキープ

キャスティングロード

【公式サイト】

キャスティングロードは、全国主要経済圏をカバーする9都道府県に拠点を構え、若年層から主婦層、シニア層まで、意欲と豊富な経験・スキルを備えたキャストを継続的に集客しています。WEB登録にて毎月増加し続ける登録者より、経験豊富な方はもちろん年齢層も幅広くご紹介することが可能です。

・ミドル・エグゼクティブ層に特化した「ハイキャリアエージェントサービス」

・コールセンターのSV社員や資格が必要な職種にも専門特化にて対応が可能

・早期退職によるリスク軽減のため紹介予定派遣も対応可能

コールセンターの人材紹介サービスのまとめ

今回は、コールセンターに特化した人材紹介会社を含む6社をご紹介しました。

人材紹介サービスは、工数削減や採用コストの削減、専門会社によるマッチング精度の高いサービスが受けられるなど、さまさまなメリットがあります。人材紹介会社は多数存在し、それぞれ得意とする業界や職種、紹介可能な人材のタイプにも違いがあります。本記事が、貴社にとって最適なパートナー選定の一助となれば幸いです。

はじめて人材紹介会社を利用されるご担当者様の中には、ご不安やご不明な点をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。コールセンターの人材採用に関してお悩みの際は、どうぞお気軽にウィルオブ・ワークまでご相談ください。 

コールセンター人材の採用にお困りなら、ウィルオブ・ワークへご相談ください

「なかなか応募が集まらない」「採用してもすぐに辞めてしまう」「管理者クラスの人材が不足している」そんなお悩みをお持ちのご担当者様へ。ウィルオブ・ワークは、コールセンター業界に特化し25年以上の実績を持つ人材紹介会社です。正社員の採用支援はもちろん、即戦力人材のご紹介や管理職の採用にも対応。貴社の課題に合わせた最適なご提案をいたします。ご相談・お見積りは無料です。まずはお気軽にご相談ください。

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よくあるご質問

人材紹介会社を利用するメリットとデメリットを教えてください。

メリットは、【1】成果報酬型 【2】専門会社から優秀な人材を紹介してもらえる 【3】人材派遣と違って書類選考や面接が可能であること などです。
デメリットは、【1】紹介料金が高い会社もある【2】必要な手続きがいくつかあること【3】ミスマッチが起こる可能性がある【4】早期退職によるリスク などです。
詳しくは本記事の「コールセンター人材紹介会社へ依頼するメリット・デメリット」をご確認ください。

人材派遣と人材紹介の違いを教えてください。

人材派遣は、企業(依頼元)と派遣スタッフと派遣会社3者間で契約を結び就業する形態です。派遣会社が派遣スタッフの雇用主となります。企業(依頼元)は派遣スタッフに対して入社前の書類選考や面接行為が禁止されています。
一方、人材紹介は人材紹介会社が企業(依頼元)に直接雇用となる社員を紹介するサービスです。企業(依頼元)が雇用主となるため、人材派遣と違って事前の書類選考や面接ができます。

Writer編集者情報

  • コネナビ編集部 小林 弘明

    新卒1年半は銀行にて勤務。その後 株式会社セントメディア(現:株式会社ウィルオブ・ワーク)にキャリアチェンジし、営業職と支店長を経験。
    その後4年間は教育担当者として従事し、本部営業を1年間経験。現在は営業推進部マネージャとしてスタッフキャリア支援を担当。

    ・趣味:北海道の田舎で育ったので、自然アクティビティが大好き!特にシュノーケリング、川遊び。
    ・特技:飲み屋でだれとでもすぐ仲良くなること。

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