【最新版】事務代行サービス比較7選|依頼できる業務や費用形態、メリットを解説

2025/07/09

事務作業に追われてコア業務に集中できない…」そんなお悩みはありませんか?

たとえば——
営業や企画に時間が割けない
事務スタッフの急な退職で人手が足りない
月末だけ、事務作業を外部に任せたい

こうした課題に対応できるのが、事務代行サービスです。

本記事では、事務代行のメリット・デメリットから、主要サービスの比較、選び方までわかりやすくご紹介します。
業務負担を減らしたい」「事務作業を効率化したい」とお考えの方は、ぜひご活用ください。

事務代行はウィルオブ・ワークにお任せください

「事務作業に追われて、コア業務に集中できない」「できるだけ費用を抑えて外注したい」
そんなお悩みに、ウィルオブ・ワークが応えます。

バックオフィス業務を専門チームが対応。インソース・アウトソースの両方に対応可能で、柔軟な体制で貴社の業務効率化をサポートします。
まずは無料相談・お見積りから、お気軽にご連絡ください。

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TOPICS

事務代行サービスとは

事務代行サービスとは、企業や個人が日常的に行っている事務作業を、外部の専門業者に委託するサービスです。
書類作成・データ入力・経理・スケジュール管理など、煩雑な業務をアウトソーシングすることで、コア業務への集中・業務効率化・コスト削減が期待できます。

最近では、一般事務に限らず、人事・経理・総務・受発注管理などの専門性の高い業務にも対応できる代行会社が増えており、幅広いニーズに応えています。

事務代行サービスの特徴

さまざまな業務に幅広く対応している

事務代行サービスでは、単純な事務作業から専門知識を要するサポート業務まで、さまざまな分野をカバーしています。

下記は、一般的に対応可能な業務の一例です。

  業務内容

一般事務

データ入力業務、書類作成、郵送物の仕分け・整理、ファイリング

営業サポート・アシスタント業務

電話・メール対応、スケジュール調整、顧客管理、請求処理対応、資料作成

人事業務

社員勤怠管理、給与計算、採用業務、候補者対応・管理

経理業務

仕訳入力・伝票処理、支払い処理・振込業務、請求書発行・入金管理、経費精算、決算・申告業務、年末調整業務

総務業務

福利厚生整備、社内イベント企画、備品管理・発注、施設管理、各種書類作成

受発注業務

受注業務、発注業務、電話・メール対応、顧客管理

これら以外にも、より高度な業務に対応できる会社もあるため、依頼内容に合ったサービス内容を確認することが重要です。

事務代行の依頼方法

事務代行は、大きく以下の2つの方法で依頼できます。

事務代行会社(アウトソーサー)に依頼

専門の代行会社に業務を委託する方法です。
事務業務に精通したスタッフによる安定した品質が特長で、継続的・複雑な業務にも対応可能です。
業務体制やサポートの充実度を重視したい場合に適しています。

クラウドソーシングで個人に依頼

「クラウドソーシング」は、インターネット上のプラットフォームを通じて、特定スキルを持つ個人とマッチングし、業務を委託する手法です。
スポット業務や短期的な案件などに柔軟に対応でき、コストを抑えたい場合に有効です。
ただし、品質管理や進捗管理は企業側の工夫が求められます。

最適な依頼方法を選ぶには?

事務代行をどの形で依頼するかは、以下のような要素によって異なります。

  • 業務の内容・難易度
  • 必要なスキルセット
  • 業務量や期間
  • 予算や管理体制

自社の状況や目的に応じて、最も適したサービス形態を選ぶことが、事務代行を効果的に活用する鍵となります。

事務代行サービスのメリットとデメリット

事務代行サービスのメリット

事務代行を利用するメリットとしては下記の4つがあげられます。

  • コア業務に集中できる
  • 人材採用や教育コストの削減になる
  • 高品質な対応が期待できる
  • 特定時期・特定業務のスポット対応が可能

コア業務に集中できる

事務代行サービスを利用する最大のメリットは、日々の煩雑な事務作業から解放され、本来注力すべきビジネス活動やコア業務に集中できることです。これにより、事業の成長に貢献できたり、新たなプロジェクトへの取り組みに、より多くの時間とリソースを割くことが可能となります。

人材採用や教育コストの削減になる

新たに人材を採用し、必要なスキルを身につけさせるための時間やコストを削減できます。事務代行サービスでは、専門的なスキルを持ったプロフェッショナルがすぐに業務を開始できるため、採用プロセスや教育プロセスにかかる負担が軽減されます。

高品質な対応が期待できる

事務代行サービスは、専門知識とノウハウを持つプロが対応するため、高品質かつ効率的な業務遂行が可能です。近年注目されているクラウドソーシングでも、専門スキルを持つ人材を手軽に探せるため、コスト面でも優れています。

特定時期・特定業務のスポット対応が可能

事務代行は「繁忙期だけ」「この業務だけ」など、スポットでの依頼も可能です。必要な時に必要な分だけ活用できるため、業務量の変動にも柔軟に対応できます。急な欠員や期間限定の業務にも、スムーズに対応できる点が魅力です。

事務代行サービスのデメリット

事務代行は多くのメリットがある一方、以下の点に注意が必要です。

自社にノウハウが蓄積されにくい

事務業務をアウトソーシングすることにより、社内へノウハウや情報が残しづらくなります。大型案件であればあるほど専門的になりやすく、社内へノウハウを蓄積することが難しいため、将来的に社内に戻す場合も想定した上でサービス利用を検討しましょう。

柔軟性に欠ける

事務代行は契約範囲に基づいて対応するため、急な依頼や想定外の業務には対応しにくいことがあります。「これもお願い」といった柔軟な対応は難しく、追加対応には契約内容の見直しが必要になる場合もあります。

事務代行サービスの選定ポイント

事務代行サービスの導入を成功させるには、目的や業務内容に合った適切なサービス提供者を選ぶことが非常に重要です。ここでは、選定時に必ず押さえておきたいポイントをご紹介します。

業務内容・範囲・予算の確認

まずは「どの業務を・どこまで・どの程度の予算で」依頼したいかを整理しておくことが大切です。これにより、代行会社との打ち合わせや比較検討がスムーズになります。
業務が煩雑で整理が難しい場合は、代行会社に相談しながら整理を進めるのも一つの手です。なお、専門性の高い業務や資格が必要な業務については、事前に対応可否を確認しておきましょう。

過去実績の確認

その会社がどのような業種・業務に強いのかを知るには、過去の実績確認が有効です。
自社と同じ業種・課題を扱った事例があれば、サービスの再現性や品質を判断する大きな材料となります。ぜひ、チェックしましょう。

セキュリティ対策

機密情報を外部に委託するため、セキュリティ対策の確認は欠かせません。PマークやISMSなどの認証取得状況に加え、具体的なセキュリティ対策の内容も確認しましょう。
クラウドソーシングを利用する場合は、NDA(機密保持契約)の締結が基本です。セキュリティ方針が明文化・説明されているかもチェックポイントです。

業務に必要な資格の有無

資格が必要な業務(例:給与計算、社労士業務など)を依頼する場合は、法令に基づく対応が可能か必ず確認しましょう。

立ち上がりのスピード

「急ぎで対応してほしい」「すぐに着手してほしい」といったニーズがある場合は、見積もりから稼働開始までのリードタイムを事前に確認することが重要です。

営業担当者との連携・対応力

依頼内容や変更点をスムーズに伝えられる信頼できる担当者がついているかも大切なチェックポイント。やりとりのレスポンスや提案力も、長期的な関係構築に影響します。

事務代行サービスの費用について

代行会社(アウトソーサー)に依頼する場合

月額固定型

月額固定型は、事務代行会社と月単位の契約を結び、あらかじめ決められた稼働時間に応じて定額で支払う方式です。固定費として予算管理しやすく、継続的に一定量の業務が発生する企業に向いています

  • 月間20時間/30時間/50時間など、時間単位でプラン設定
  • 時給換算で 2,000〜3,000円程度が相場
  • 契約期間や業務内容に応じて カスタマイズ可能なプランも多い

従量課金型

従量課金型は、実施した業務量に応じて費用を支払う形式のため、スポット対応や限定業務に最適な費用体系です。使った分だけ支払う形式なので、無駄なコストが発生しづらいのが特徴です。

【例】メール200件の対応を依頼する場合

  • 単価:1件あたり150円
  • 合計:150円 × 200件 = 30,000円
  • その他、単価設定の一例:
     └ 電話対応:300円/件
     └ 入力業務:100円/件 など

クラウドソーシングで個人に依頼する場合

フリーランスとマッチングできるクラウドソーシングでは、比較的低価格でスポット的な依頼が可能なため、費用を抑えつつ特定業務だけ依頼したい場合に適しています
ただし、業務管理や品質担保は自社で行う必要があります。

【相場の目安(1件・時間単位)】

業務内容 費用の目安
データ入力 1,000円~ / 時間
資料作成・マニュアル作成 30,000円~ / 件
エクセル表作成・関数処理 5,000円~ / 件
経理補助業務 1,500円~ / 時間

事務代行費用は「業務の内容・難易度・ボリューム」で決まる

事務代行の費用は、「何をどのくらい任せたいか」によって大きく変動します。
代行会社を選ぶ際は、サービス内容と料金のバランスが自社に合っているかを必ず確認しましょう。

事務代行サービス7社をご紹介

それでは弊社を含め、事務代行サービス会社をご紹介します。

ウィルオブ・ワーク

【公式サイト】

【PR】

創業25年、東証一部上場企業のグループ会社。コンタクトセンターやオフィスワーク、接客販売営業務、営業代行、製造業、介護・保育、システムなど、さまざまな業種の総合人材サービス企業です。 それぞれの領域で専門特化しており、オフィスワークの代行実績も豊富です。企業の課題にカスタマイズ提案しておりインソース・アウトソースどちらでも対応が可能です。自社BPOセンターを地方3拠点に構え、コストダウンを実現します。

パーソルテンプスタッフ

【公式サイト】

パーソルテンプスタッフは営業事務のアウトソーシングを得意とする代行会社です。事務以外にもコールセンターサービスなども手掛ける大手企業。今まで培ったノウハウを最大限発揮し、企業の抱える課題を解決してくれます。パーソルテンプスタッフの強みは商流を理解した上での業務棚卸により最適なサービス提供、企業の中で行うインソースのみならず、リモート・在宅を組み合わせた構築が可能です。

キャリアリンク

【公式サイト】

設立25年以上のキャリアリンクは事務系人材サービス事業を手掛ける企業です。 横浜・神戸・大阪に自社BPOセンターを構え、民間・公共問わず様々な業務委託が可能。派遣事業で得られた集客力と運営実績により迅速な立ち上げを得意とし、最短1週間で100名規模の大型案件立ち上げ実績もあります。キャリアリンクの強みは企画提案~高品質な運用を得意としています。

綜合キャリアオプション

【公式サイト】

綜合キャリアオプションはオフィスワーク系サービスではデータ入力、書類受付・ファイリング、受発注業務、ペイロール・個人データ管理などに対応しています。 またBPOサービス“ウルフル”を展開しており、都市に構える自社BPOセンターでは90%が自社雇用で運営中。都内3000席、全国4500席のスペースがあり、契約・ロケーション・規模などフルカスタマイズバッファ対応が可能です。

パソナ

【公式サイト】

人材派遣やBPOサービスを展開する大手企業のパソナは、専門コンサルタントによるBPO導入から立ち上げ・運営まで安心のサポート体制。プロジェクトマネージャーによる必要なスキルアップ研修の実施や、横軸で情報交換ができる仕組みを整備、サービスの品質を担保します。 総務・庶務/受付/人事・労務/採用代行/派遣管理/経理・財務/営業・販売/営業事務・受発注/カスタマーサポート/調達・購買/年末調整・出口調査など対応できる業務は多岐にわたります。

ビズアシ(ビジアシストオンライン)

【公式サイト】

株式会社クラウドワークスが運営するビズアシは事務領域のマッチングサービスです。営業事務や人事・労務、経理事務、データ入力やライティングなど幅広く対応してくれるアシスタントの登録が多数。完全オンラインで事務業務を遂行します。 「人を雇うまでもないが業務に追われてコア業務に集中できない」「事業状況に応じ必要な時だけリソースを確保したい」「適切な人材が見つからない」このようなお悩みを抱えるご担当者様に適したサービスです。

YPP Your Partner & Planner

【公式サイト】

YPPは2005年設立、事務代行業を専門に行う代行会社です。企業や個人からの依頼に対して、育児・介護・療養中・障がいをお持ちの方・現在の仕事と掛け持ちしてスキルを磨きたい方など、スキルのある登録者から適任者を選定し、業務遂行してもらうサービス形態です。現在は30代子育て中の女性が一番多く(2022年11月現在)プライバシーマークを取得しており安心してお仕事の依頼ができます。
YPPの得意なこと

事務代行サービスのまとめ

事務代行サービスは、書類作成やデータ入力といった日常的な業務から、人事・経理・総務などの専門的な業務まで幅広く対応できる便利なアウトソーシング手段です。
業務負担を軽減し、コア業務に集中できる環境を整えることで、企業全体の生産性向上やコスト最適化が期待できます。

一方で、柔軟性や自社へのノウハウ蓄積といった面での課題もあるため、導入にあたっては目的や業務内容を明確にし、信頼できる委託先を選ぶことが重要です。

事務作業に課題を感じている企業様は、まずは代行サービスの特徴や費用感を理解した上で、自社に合った最適な活用方法を検討してみてはいかがでしょうか。

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「事務業務を外注して、コア業務に集中したい」「コストも重視したい」そんな企業様には、ウィルオブ・ワークの事務代行サービスがおすすめです。
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よくある質問

事務代行サービスとは何ですか?

事務代行サービスとは、企業や個人が日常的に行っている書類作成・データ入力・経理などの事務作業を、外部の専門業者に委託するサービスです。煩雑な業務をアウトソーシングすることで、コア業務への集中業務効率化・コスト削減が期待できます。
近年では、一般的な事務作業だけでなく、人事・総務・経理・受発注管理などの専門的な業務にも対応する代行会社が増えており、企業の多様なニーズに応じた活用が広がっています。

事務代行の依頼方法は?

大きく分けて、事務代行会社へ依頼する方法と、クラウドソーシングを通じて個人に業務を委託する方法があります。
どちらの方法を選択するかは、業務の内容、必要とするスキルセット、予算、管理能力などによって異なります。

Writer編集者情報

  • コネナビ編集部 小林 弘明

    新卒1年半は銀行にて勤務。その後 株式会社セントメディア(現:株式会社ウィルオブ・ワーク)にキャリアチェンジし、営業職と支店長を経験。
    その後4年間は教育担当者として従事し、本部営業を1年間経験。現在は営業推進部マネージャとしてスタッフキャリア支援を担当。

    ・趣味:北海道の田舎で育ったので、自然アクティビティが大好き!特にシュノーケリング、川遊び。
    ・特技:飲み屋でだれとでもすぐ仲良くなること。

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