【最新版】受注代行サービス会社8選│メリット・デメリットと選定時のポイントを解説

2025/07/09

本記事では、受注代行サービスを利用したいと考えているご担当者様に向けて、代行依頼する際のメリットとデメリット、受注代行会社の選定ポイントについてご説明します。

また、実績のある受注代行会社、カスタマーサポート業界実績のある代行会社、EC立ち上げからサポートしてくれる代行会社など8社をご紹介します。

「EC受注業務に日々忙殺されコア業務に集中できない」
「マーケティングや店舗開店に注力したいのに、電話対応に追われていて出来ない」
「はじめて受注代行依頼をするが、何から手をつければよいかわからない」
「実績があり品質の高い受注代行会社を手っ取り早く探したい」

このようなお悩みを抱えているご担当者様に、わかりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。

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受注代行サービスとは

受注代行サービスとは、ECサービスなどにおける受注サービス業務を専任の代行会社が代わりに請け負い、運営してくれるサービスです。

EC運営の規模や取り扱う商品によりますが、実績が豊富な代行会社だと、受注業務はもちろん、商品の梱包や発送対応、決済・入金管理業務、カスタマーサポート業務などすべての業務を請け負ってくれるところもあります。
企業(依頼元)は、これらの業務を代行依頼することで社員の手が空き、業務負担を軽減したりコア業務に専念したりすることが可能になります。

受注サービス業務の内容

では、具体的に受注サービス業務の内容について見ていきましょう。

業務

具体的な業務内容

受注業務

顧客からの受注データの処理や在庫照合、売り上げ処理など

発送管理業務

顧客へのメール連絡、クレジットカード決済処理、商品の梱包・出荷作業、データ作成など

カスタマーサポート業務
(問い合わせ対応)

商品に関する問い合わせ対応や注文受付、商品購入後の返品交換やトラブル対応、クレーム対応など

返品交換対応

顧客が間違って商品を購入した場合の交換対応や、イメージと違ったという理由での返品対応など
(クレジット決済や代金代引きなど決済方法により対応が異なる)

入金管理業務

顧客が商品を注文した際の支払い方法として振込を選択した際に、入金されたことの確認作業

在庫情報管理業務

商品の在庫の正確な管理、欠品をふせぎ顧客満足度低下や販売機会の損失を防ぐ

受注代行サービス会社によっては、業務の得意不得意があります。自社で代行依頼したい業務を選定し、サービス会社が対応してくれるかどうか確認するようにしましょう。

受注代行サービスを利用するメリットとデメリット

受注代行サービスのメリット

受注代行サービスのメリットとして、下記の3つがあげられます。

  • コスト削減
  • 業務効率向上
  • 顧客満足度向上

コストを抑えられる

受注業務にかかっている人件費が削減できることで、代行費用はかかるもののコスト削減につながる可能性があります。
代行依頼したい業務だけ切り離しもできるため、必要最低限のコストに抑えることが可能です。フルフィルメントを依頼した場合でも費用対効果を期待することができます。

業務効率向上

受注業務は1件あたりの作業量が多い業務です。業務の工数がかかるため、社員は疲弊しコア業務に集中ができずストレスを抱えていることでしょう。
これらを代行依頼することで、膨大な数の作業から手が離れます。その結果、社員が集中すべき主軸業務に専念でき、業務効率化が図れることで、マーケティングや新たな業務に時間を割くことが可能となります。

顧客満足度向上

受注業務を代行依頼することで、顧客満足度向上にも寄与します。プロによる迅速な対応や、応対品質の高いカスタマーサポートは顧客満足度向上にも寄与します。
その結果、リピーター獲得にも寄与し、企業の売上向上にも貢献できるでしょう。

▼業務委託のメリットに関する記事はこちら
業務委託のメリットは?委託化のポイントや手順も徹底解説!

受注代行サービスのデメリット

次に、サービス利用に伴うデメリットについてご説明します。

社内にノウハウの蓄積ができないこと

受注代行会社に業務をお任せすることで、社内にノウハウやナレッジを残しづらくなります。将来的に業務を社内に戻すとなった場合は、情報がないため運営に支障が出る恐れも考えられます。
受注代行サービスを依頼する際は、将来を見据えたうえで検討し、代行サービスを依頼する際は代行会社へマニュアルやナレッジの共有依頼をするなど対策をとるようにしましょう。

柔軟性に欠けること

トラブルが発生した場合や、企業固有の対応が必要な場合に、代行会社が迅速かつ適切に対応できないことがあります。これにより顧客満足度が低下する恐れがあるため、イレギュラー対応が必要になった際に備えて、マニュアルの整備を代行会社と共同で進めておくと安心です。

セキュリティリスク

代行会社に顧客情報や機密情報を提供することで、情報漏洩のリスクがゼロとは言えません。代行会社選定時には、情報セキュリティ対策がしっかりなされているかを確認し、安心して依頼できる業者を選ぶことが重要です。選定のポイントについては後述しますので、そちらも参考にしてください。

受注代行サービスの費用形態

注代行の費用体系には、従量課金型・成果報酬型月額固定型の2つのパターンがあります。

従量課金型

従量課金型は、1件あたり〇円の単価を基に、対応した件数に応じて費用が算出される形態です。このモデルは、一時的なアウトソーシングや処理件数が少ない場合に採用されることが多く、必要なコストのみを支払うことで無駄な出費を避けられます。

成果報酬型

成果報酬型は、代行会社が達成した成果に応じて報酬を支払う形態です。このタイプは、明確な業績指標(KPIなど)が設定されている場合に効果的で、代行会社の成果に連動した費用設定が可能です。

月額固定型

月額固定型は、月間の業務量に対して毎月一定の料金を支払う形態です。このモデルは、1件あたりの費用が比較的安く設定されているため、大量の業務を継続的にアウトソーシングする場合に適しています。ただし、事前に設定した件数を超過した場合には、追加でコールオーバー料金が発生するため、事前に確認が必要です。

▼委託費用についての関連記事はこちら
コールセンター運営費用│自社運営と業務委託2パターンについて解説!

受注代行サービス会社の選定ポイント

それでは、実際に受注代行会社を選定する際のポイントについて見ていきましょう。

依頼したい内容に対応してくれるか

まず、自社で代行依頼したい業務内容を明確にしましょう。代行会社によって得意とする領域が異なるため、会社を選定する際には、その点をしっかりと確認することが重要です。

応対品質

コールセンターを設立する主な目的として、「顧客満足度の向上」が挙げられます。コールセンター白書2020によると、コールセンターの設立目的に「顧客満足度の向上」を挙げるセンターが87.6%となっています。それだけ顧客満足度を重要視されているということです。

顧客満足度を向上させるためには、顧客と接点を持つオペレーターの応対品質が非常に重要です。オペレーターやスーパーバイザーの育成、研修の充実度などに力を入れている代行会社を選ぶと良いでしょう。

費用対効果

受注代行サービスを利用するに当たって、コスト削減は重要な要素の一つです。しかし、低コストだからといって必ずしも良いとは限りません。代行会社が提供するサービス内容と費用のバランスが取れているかを慎重に確認することが重要です。提示されるサービス内容と費用が見合っているか確認し、自社の現在の固定費などを算出して比較検討しましょう。

情報セキュリティ対策

情報セキュリティ対策がしっかりしている代行会社であるか確認しましょう。セキュリティ対策が行き届いている一つの目安として、プライバシーマークの取得やISMS認証の取得があります。しかし、それだけでなく、具体的に取り組んでいるセキュリティ対策を確認することも重要です。執務環境のセキュリティ対策や、オペレーターや管理者に対するコンプライアンス・情報セキュリティ研修の実施内容などを確認することをお勧めします。

受注代行サービス8社ご紹介

それでは、コネナビ編集部厳選、受注代行サービス会社を8社ご紹介したいと思います。
カスタマーサポート・受注代行支援実績25年以上の弊社も含め、各社の特徴をご説明していますので、代行会社選定の際にお役立てください。

ウィルオブ・ワーク

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株式会社ウィルオブ・ワークは、東証プライム上場企業グループ会社でコールセンター領域に25年以上特化。企業ごとの課題に応じた柔軟なカスタマイズ提案が可能です。

地方3拠点の自社BPOセンターでは、100%自社雇用スタッフが対応し、高い定着率と応対品質を実現。インハウス運営代行にも対応しています。

<ポイント>
・地方3拠点に展開する自社BPOセンターにより、高品質なサービスを低コストで提供
・すべて自社雇用のスタッフが対応し、安定した応対品質と高い顧客満足度を実現
・カスタマーサポート業務や受注業務の一部など、限定業務の切り出しにも柔軟対応可能

arounds

株式会社aroundsは15年の実績・500社以上の支援実績運営継続率は91%を誇るEC代行サービス会社です。ECH株式会社のグループ会社で、WEBサイトの制作、マーケティングを得意としているため、時間が割くことができない企業にとっておすすめのサービスです。

<ポイント>
・長期的なブランド戦略や売上増加を目指し企業にあった課題解決プラン
・ECサイト運営に関するすべてを代行依頼できる
・経験豊富なプロをアサインしチームづくりをしてくれる

ブランジスタソリューション

株式会社ブランジスタソリューションが提供する「ECサポートPro」はEC・通販企業を中心とした企業の利益向上のサポートを 0からトータルで代行依頼出来るサービスです。20年以上の実績と2,000社以上のEC支援、3000社以上のサイト運営の実績を誇ります。

<ポイント>
・コンサルティング、サイト運営、デザイン制作、WEBプロモーションすべてワンストップで対応可能
・運営を主導する担当ディレクターが付き企業の課題解決、目標達成を強力サポート
・現在700社3,000サイト以上を運営中、質の高いPDCAサイクルを実施

NTTネクシア

株式会社NTTネクシアはコールセンターサービスやBPOサービスなどを手掛けるNTTグループの企業です。注文受付から配送、債権(入金確認・督促)、返品・交換対応までを一元的に対応します。コンタクトセンター業務で培った改善力を活かした高品質なサービスを提供してくれる代行会社です。

<ポイント>
・マーケティング調査やアクティブサポート、会員への販売勧奨、企業の抱える業務を支援するサービス提供が可能
・企業は商品を用意するだけ、お客様対応・バックヤード業務・物流業務の請負が可能
・コア業務に集中したい・商品開発に注力したいという企業におすすめ

アートトレーディング

アートトレーディング株式会社は企業と二人三脚でECサイトのファンを増やす仕組みを構築し、売上を上げることを目的とした運営代行サービスを展開しています。15年の実績と200社以上のサイト制作と運営経験があり、単なる受発注業務のみならず売上UPのために何をするべきか、設計、実行までサポートしてくれます。

<ポイント>
・受発注業務や商品追加だけでなく、広告運用や販促・改善提案
・どのような改善がよいのか、どうやってファンをつくるのかを一緒に考え売れるサイトを作ってくれる
・企業ごとに専属のチームを構築し運営代行をするため企業の専門家としての安心運営体制

綜合キャリアオプション

株式会社綜合キャリアオプションは総合人材サービス企業です。人財会社が母体という強みを活かしたサービス提供をしてくれます。物流倉庫も構え、他社では対応できない依頼にもカスタマイズで課題解決する力のある代行会社です。

<ポイント>
・企業の状況に合わせたカスタマイズのサポート内容
・ニーズに合わせた柔軟性を生かし、物流業務を最適化
・販売戦略・広告戦略からサイト構築~モール設計、プロモーションまで対応

KSプレミアムスタッフ

KSプレミアムスタッフ株式会社は、B to C(EC・通販等)、B to B(メーカー・卸等)問わず、多くの受注代行実績のある代行会社です。ショッピングモールの受注対応、自社店舗カートシステムの受注対応、多店舗展開向け一元管理システムの受注対応はもちろんのこと、電話やFAXによる注文受付・注文登録や、B to Bの受注対応に多い独自システムやEDIの受注対応も可能しています。

<ポイント>
・モール・カート・一元管理システム・自社システムと様々なシステムに対応可能
・企業の要望に合わせた受注代行を実施
・「受注1件あたり○○円」の従量課金型により受注件数の増減に比例する「コストの変動費化」が可能

アプロ総研

株式会社アプロ総研は、ECサイト、ネットショップにおける受注処理・カスタマーサポートを代行してくれます。初期契約費用無料(2024年6月現在の情報)、最低契約期間なし、最短2週間で構築可能と、はじめて代行依頼する方でも気軽にスタートできるサービスです。料金プランもわかりやすく設定されています。

<ポイント>
・ECサイト・ネットショップ受注処理・CS代行専属スタッフが件数や模に応じて2~4名体制で対応
・経験豊富でノウハウのあるスタッフの対応により引継ぎもスムーズ
・プライバシーマークの取得により抜群の報報管理の体制

受注代行サービスのまとめ

今回は受注代行会社を探しているご担当者様に向けて、弊社厳選・受注代行会社を8社ご紹介させていただきました。

依頼する際はまず自社の状況整理と代行依頼したい業務の洗い出しを行い、代行会社選定ポイントを参考にしていただきながら各社お見積りをとり、最適なサービスを選定してください。

ウィルオブ・ワークは受注代行サービスが可能です。企業課題に対してカスタマイズのご提案が可能、無料ご相談・お見積りも承りますので、まずはお気軽にお問合せください。

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よくある質問

受注代行とは具体的にどのようなサービスですか?

受注代行とは、企業や個人が自社の商品・サービスに関する受注業務を外部の専門業者に委託するサービスです。具体的には、電話・メールでの受注対応、注文データの入力・処理、発注手配、受注に関する問い合わせ対応など、受注業務全般を代行してもらえます。

受注代行サービスの費用体系はどのようになっていますか?

主に以下の3つの料金形態があります。
従量課金型:対応件数に応じて料金が発生する形態です(例:1件あたり〇円 × 件数)。
成果報酬型:受注や売上など、代行によって得られた成果に対して報酬を支払う形態です。
月額固定型:月ごとに定額料金を支払う形態で、一定範囲の業務を継続的に代行してもらう際に利用されます。

Writer編集者情報

  • コネナビ編集部 小林 弘明

    新卒1年半は銀行にて勤務。その後 株式会社セントメディア(現:株式会社ウィルオブ・ワーク)にキャリアチェンジし、営業職と支店長を経験。
    その後4年間は教育担当者として従事し、本部営業を1年間経験。現在は営業推進部マネージャとしてスタッフキャリア支援を担当。

    ・趣味:北海道の田舎で育ったので、自然アクティビティが大好き!特にシュノーケリング、川遊び。
    ・特技:飲み屋でだれとでもすぐ仲良くなること。

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