【最新版】受注代行サービス会社8選│メリット・デメリットと選定時のポイントを解説!
2024/11/01
- アウトソーシング
- 品質向上
- 生産性向上
- 顧客満足度向上
本記事では受注代行サービスを利用したいと考えているご担当者様に向けて、代行依頼する際のメリットとデメリット、代行会社選定ポイントについてご説明します。
また、実績のある代行会社、カスタマーサポート業界実績のある代行会社、EC立ち上げからサポートしてくれる代行会社など8社をご紹介します。
はじめて代行依頼する場合でもわかりやすく、この記事を読めば完結できるようまとめてみました。
「EC受注業務に日々忙殺されコア業務に集中できない」
「マーケティングや店舗開店に注力したいのに電話対応に追われていて出来ない」
「はじめて受注代行依頼をするため何から手をつければよいかわからない」
「実績があり品質の高い受注代行会社を手っ取り早く探したい」
このようなお悩みを抱えているご担当者様におすすめの記事となっています。是非ご覧ください。
受注代行ならウィルオブ・ワークへ!
「受注業務に日々忙殺されコア業務に集中できない」「はじめて受注代行依頼をするため何から手をつければよいかわからない」「セキュリティ対策がしっかりしている代行会社に依頼したい」というお客様、ウィルオブ・ワークなら受注代行を承っております。カスタマーサポート運営実績25年以上のウィルオブ・ワークなら、お客様の課題に対してカスタマイズのご提案をさせていただきます。ご相談・お見積りは無料ですので、まずはお気軽にウィルオブ・ワークにご相談ください。
受注代行サービスとは
受注代行サービスとは、ECサービスなどにおける受注サービス業務を専任の代行会社が代わりに請け負い、運営してくれるサービスです。
EC運営の規模や取り扱う商品によりますが、実績が豊富な代行会社だと、受注業務はもちろん、商品の梱包や発送対応、決済・入金管理業務、カスタマーサポート業務などすべての業務を請け負ってくれるところもあります。
企業(依頼元)は、これらの業務を代行依頼することで社員の手が空き、業務負担を軽減したりコア業務に専念したりすることが可能になります。
受注サービス業務の内容
では、具体的に受注サービス業務の内容について見ていきましょう。
業務 |
具体的な業務内容 |
受注業務 |
顧客からの受注データの処理や在庫照合、売り上げ処理など |
発送管理業務 |
顧客へのメール連絡、クレジットカード決済処理、商品の梱包・出荷作業、データ作成など |
カスタマーサポート業務 |
商品に関する問い合わせ対応や注文受付、商品購入後の返品交換やトラブル対応、クレーム対応など |
返品交換対応 |
顧客が間違って商品を購入した場合の交換対応や、イメージと違ったという理由での返品対応など |
入金管理業務 |
顧客が商品を注文した際の支払い方法として振込を選択した際に、入金されたことの確認作業 |
在庫情報管理業務 |
商品の在庫の正確な管理、欠品をふせぎ顧客満足度低下や販売機会の損失を防ぐ |
受注業務にはさまざまな業務があります。
受注代行サービス会社はこれらの業務を請け負ってくれますが、サービス会社によって業務の得意不得意があります。自社で代行依頼したい業務を選定した後サービス会社が対応してくれるかどうか確認するようにしましょう。
受注代行サービスを利用するメリットとデメリット
次に受注代行サービスを利用するメリットとデメリットについて確認していきましょう。
メリット
まずメリットとしては下記の3つがあげられます。
コスト削減につながる可能性がある
受注業務にかかっている人件費が削減できることで、代行費用はかかるもののコスト削減につながる可能性があります。
代行依頼したい業務だけ切り離しもできるため、必要最低限のコストに抑えることが可能です。フルフィルメントを依頼した場合でも費用対効果を期待することができます。
業務効率が上がる
受注業務は1件あたりの作業量が多い業務です。業務の工数がかかるため、社員は疲弊しコア業務に集中ができずストレスを抱えていることでしょう。
これらを代行依頼することで、膨大な数の作業から手が離れます。その結果、社員が集中すべき主軸業務に専念することができ業務効率化が図れることと、マーケティングや、手を付けられていなかった業務に時間を割くことが可能となります。
顧客満足度UPにつながる
代行依頼することで業務効率や生産性向上が期待できます。顧客のもとへ早く商品をお届けすることができたり、応対品質の高いカスタマーサポートをうけたりすることで顧客満足度UPにつながる可能性があります。
その結果、リピーターになってくれる顧客が増え、企業の売り上げUPにも貢献できるでしょう。
▼業務委託のメリットに関する記事はこちら
「業務委託のメリットは?委託化のポイントや手順も徹底解説!」
デメリット
次に、デメリットについて説明します。デメリットとしては下記3つがあげられます。
社内にノウハウの蓄積ができないこと
代行会社に業務をお任せすることで、社内にノウハウやナレッジが残せられなくなります。仮に業務を社内に戻すことになった場合は支障が出る恐れも。
そうならないためにも代行会社へマニュアルやナレッジの共有依頼など、臨機応変に対応してもらえるのか代行会社選定時に確認しておくと安心です。
社内対応できない分、柔軟性に欠けること
何かトラブルがあった際、または企業側にしかわからない対応が発生した際に代行会社でスムーズに対応ができない場合があります。スムーズに対応できないことによる顧客満足度の低下の恐れもあるため、イレギュラー対応発生時のマニュアル整備なども代行会社に一緒に取り組んでもらえると安心です。
情報漏洩の恐れがあること
顧客情報や機密情報を代行会社へお渡しすることになるので、情報漏洩がないとは言い切れません。後ほど代行会社選定ポイントにてご説明しますが、情報セキュリティ対策がしっかりなされている代行会社を選定し、安心して代行依頼できるようにリサーチしましょう。
費用体系
受注代行の費用体系は従量課金型・成果報酬型と月額固定型の2パターンに分かれます。
従量課金型・成果報酬型
従量課金型は1件〇円×対応した件数によって算出されます。一時的なアウトソーシングの場合や、処理件数が少ない場合に採用されるケースが多く、無駄なコストがかかりません。
成果報酬型については代行会社が対応した成果に対して報酬を支払う形態です。
月額固定型
月額固定型は月間で決めた成果に対して月々料金を支払う形態です。1件あたりの費用が安く設定されているので、まとまった量の業務をアウトソーシングする場合に適しています。もし、設定した件数を超えた場合はコールオーバー料金が課金されるため注意が必要です。
▼委託費用についての関連記事はこちら
「コールセンター運営費用│自社運営と業務委託2パターンについて解説!」
受注代行会社の選定ポイント
それでは、実際に受注代行会社を選定する際のポイントについて見ていきましょう。
依頼したい内容に対応してくれるか
まずは自社で代行依頼したい業務内容を洗い出してみましょう。代行会社によっては得意としている領域が異なるため、会社選定時にはチェックが必要です。
応対品質
コールセンターを設立する主な目的として、「顧客満足度の向上」が挙げられます。コールセンター白書2020によると、コールセンターの設立目的に「顧客満足度の向上」を挙げるセンターが87.6%となっています。それだけ顧客満足度を重要視されているということです。
顧客満足度を向上させるためには、顧客と接点を持つオペレーターの応対品質が非常に重要になります。オペレーターの育成やスーパーバイザーの育成に力を入れていたり、研修が充実していたりする代行会社をチェックしてみましょう。
費用対効果
受注代行サービスを利用する際、コスト削減につながることも大切です。しかし、低コストであれば必ずしも良いというわけでもありません。しっかりと代行会社が提供するサービス内容と費用のバランスが取れているかが重要になります。
提示されるサービス内容と費用が割に合っているか確認してみてください。代行依頼をする前に自社でかかっている固定費などを算出してから見比べるとよいでしょう。
実績があるか
受注代行の実績があるかどうかをチェックしてみましょう。代行実績や事例は各社HPに記載されているケースが多いのでぜひチェックしてみてください。自社で依頼したい業務内容と似ているケースがあるとより安心です。
情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策がしっかりとしていて、安心して任せられる代行会社なのか確認しましょう。
セキュリティ対策がなされているひとつの目印として、プライバシーマークの取得や、ISMS認証バッチの取得などがあります。それだけではなく、具体的に取り組んでいるセキュリティ対策を代行会社に確認するようにしましょう。
執務室のセキュリティ対策をはじめ、オペレーターや管理者に対してのコンプライアンス・情報セキュリティ研修の実施内容など確認することをおすすめします。
受注代行サービス8社ご紹介
それではコネナビ編集部厳選、受注代行サービス会社を8社ご紹介したいと思います。
カスタマーサポート・受注代行支援実績25年以上の弊社も含め、各社の特徴をご説明していますので、代行会社選定の際にお役立てください。
ウィルオブ・ワーク
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コールセンター領域専門特化25年以上の実績、東証プライム上場企業グループ会社のウィルオブ・ワークは、企業の課題にカスタマイズしたご提案が可能です。地方4拠点CRMセンターを構えており、100%自社雇用スタッフにて対応しています。おもてなし文化に根付いた高品質なサービス提供と、高い定着率を誇る代行会社です。企業内でのインハウス運営代行も可能となっています。
ウィルオブ・ワーク【公式サイト】
<ポイント>
・地方4拠点CRMセンターでの運営によりコスト削減を実現
・100%自社雇用スタッフによる高い応対品質のサービス提供、顧客満足度向上に貢献
・カスタマーサポートだけ、受注業務の一部だけ、といったニーズの企業様におすすめ
arounds
株式会社aroundsは15年の実績・500社以上の支援実績、運営継続率は91%を誇るEC代行サービス会社です。ECH株式会社のグループ会社で、WEBサイトの制作、マーケティングを得意としているため、時間が割くことができない企業にとっておすすめのサービスです。
<ポイント>
・長期的なブランド戦略や売上増加を目指し企業にあった課題解決プラン
・ECサイト運営に関するすべてを代行依頼できる
・経験豊富なプロをアサインしチームづくりをしてくれる
ブランジスタソリューション
株式会社ブランジスタソリューションが提供する「ECサポートPro」はEC・通販企業を中心とした企業の利益向上のサポートを 0からトータルで代行依頼出来るサービスです。20年以上の実績と2,000社以上のEC支援、3000社以上のサイト運営の実績を誇ります。
<ポイント>
・コンサルティング、サイト運営、デザイン制作、WEBプロモーションすべてワンストップで対応可能
・運営を主導する担当ディレクターが付き企業の課題解決、目標達成を強力サポート
・現在700社3,000サイト以上を運営中、質の高いPDCAサイクルを実施
NTTネクシア
株式会社NTTネクシアはコールセンターサービスやBPOサービスなどを手掛けるNTTグループの企業です。注文受付から配送、債権(入金確認・督促)、返品・交換対応までを一元的に対応します。コンタクトセンター業務で培った改善力を活かした高品質なサービスを提供してくれる代行会社です。
<ポイント>
・マーケティング調査やアクティブサポート、会員への販売勧奨、企業の抱える業務を支援するサービス提供が可能
・企業は商品を用意するだけ、お客様対応・バックヤード業務・物流業務の請負が可能
・コア業務に集中したい・商品開発に注力したいという企業におすすめ
アートトレーディング
アートトレーディング株式会社は企業と二人三脚でECサイトのファンを増やす仕組みを構築し、売上を上げることを目的とした運営代行サービスを展開しています。15年の実績と200社以上のサイト制作と運営経験があり、単なる受発注業務のみならず売上UPのために何をするべきか、設計、実行までサポートしてくれます。
<ポイント>
・受発注業務や商品追加だけでなく、広告運用や販促・改善提案
・どのような改善がよいのか、どうやってファンをつくるのかを一緒に考え売れるサイトを作ってくれる
・企業ごとに専属のチームを構築し運営代行をするため企業の専門家としての安心運営体制
綜合キャリアオプション
株式会社綜合キャリアオプションは総合人材サービス企業です。人財会社が母体という強みを活かしたサービス提供をしてくれます。物流倉庫も構え、他社では対応できない依頼にもカスタマイズで課題解決する力のある代行会社です。
<ポイント>
・企業の状況に合わせたカスタマイズのサポート内容
・ニーズに合わせた柔軟性を生かし、物流業務を最適化
・販売戦略・広告戦略からサイト構築~モール設計、プロモーションまで対応
KSプレミアムスタッフ
KSプレミアムスタッフ株式会社は、B to C(EC・通販等)、B to B(メーカー・卸等)問わず、多くの受注代行実績のある代行会社です。ショッピングモールの受注対応、自社店舗カートシステムの受注対応、多店舗展開向け一元管理システムの受注対応はもちろんのこと、電話やFAXによる注文受付・注文登録や、B to Bの受注対応に多い独自システムやEDIの受注対応も可能しています。
<ポイント>
・モール・カート・一元管理システム・自社システムと様々なシステムに対応可能
・企業の要望に合わせた受注代行を実施
・「受注1件あたり○○円」の従量課金型により受注件数の増減に比例する「コストの変動費化」が可能
アプロ総研
株式会社アプロ総研は、ECサイト、ネットショップにおける受注処理・カスタマーサポートを代行してくれます。初期契約費用無料(2024年6月現在の情報)、最低契約期間なし、最短2週間で構築可能と、はじめて代行依頼する方でも気軽にスタートできるサービスです。料金プランもわかりやすく設定されています。
<ポイント>
・ECサイト・ネットショップ受注処理・CS代行専属スタッフが件数や模に応じて2~4名体制で対応
・経験豊富でノウハウのあるスタッフの対応により引継ぎもスムーズ
・プライバシーマークの取得により抜群の報報管理の体制
まとめ
今回は受注代行会社を探しているご担当者様に向けて、弊社厳選・受注代行会社を8社ご紹介させていただきました。
依頼する際はまず自社の状況整理と代行依頼したい業務の洗い出しを行い、代行会社選定ポイントを参考にしていただきながら各社お見積りをとり、最適なサービスを選定してください。
ウィルオブ・ワークは受注代行サービスが可能です。企業課題に対してカスタマイズのご提案が可能、無料ご相談・お見積りも承りますので、まずはお気軽にお問合せください。
よくある質問
受注代行とは具体的にどのようなサービスですか?
企業や個人が自社の商品やサービスの受注業務を外部の専門業者に委託することを指します。具体的には、商品やサービスの受注電話やメールの対応、注文データの入力や処理、発注の手配、受注に関する問い合わせへの応対など、受注に関連する業務全般を請け負ってくれます。受注代行を利用することで、業務効率がUPするメリットがあります。詳細は「受注代行とは」で説明しておりますので、ご確認ください。
受注代行サービスの費用体系はどのようになっていますか?
1.従量課金型・成果報酬型と、2.月額固定型があります。従量課金型は1件〇円×対応した件数によって算出されます。成果報酬型については代行会社が対応した成果に対して報酬を支払う形態です。月額固定型は月間で決めた成果に対して月々料金を支払う形態です。詳細は「費用体系」で説明しておりますので、ご確認ください。
受注代行ならウィルオブ・ワークへ相談!
「受注業務に日々忙殺されコア業務に集中できない」「はじめて受注代行依頼をするため何から手をつければよいかわからない」というお客様、無料ご相談うけたまわります!カスタマーサポート実績25年以上のウィルオブ・ワークなら、お客様の課題に対してカスタマイズのご提案をさせていただきます。まずはお気軽にウィルオブ・ワークにご相談ください。
Writer編集者情報
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コネナビ編集部 濱松 浩志
2020年4月ウィルオブ・ワークに新卒入社。
コールセンターとオフィスワークに特化した人材サービスの事業部の福岡支店に新卒配属。
携帯キャリアのコールセンター半年、営業コーディネーター2年半経験。
2023年4月から営業推進部へ異動し、新規営業を担当。
休日は地元の少年野球チームのコーチを行っている。
趣味:野球観戦、ボードゲーム、ビールを飲むこと
特技:子供や動物になつかれること
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