【比較】採用代行(RPO)10選|各社のおすすめポイントと選び方を解説
2024/12/03
- アウトソーシング
- コスト削減
- 人材採用
- 業務効率化
- 生産性向上
昨今では売り手市場に伴う厳しい採用市場が続いている中で、採用手法のトレンドも日々変化しており、人事担当者の業務負荷は増える一方かと思います。
「今までと同じ方法では採用できなくなってしまった」
「採用業務に長けている社員がおらず、どうすればいいのかわからない」
「今のトレンドに合わせて採用手法を試していきたい」
「もっと採用にかける時間や人手が欲しい」・・・
このようなお悩みをお持ちの方に、近年注目されている採用代行(RPO)サービスをご紹介します。
採用代行サービスを活用することで、「効果改善」「業務負担の軽減」「生産性向上」が見込め、より応募者と向き合う時間を増やすことができるかもしれません。
ぜひご覧ください。
▼この記事の採用代行サービス比較から読む
「おすすめ採用代行会社10選」
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採用代行(RPO)とは?
採用代行(RPO)について
採用代行とは、採用業務を一部または全て外部に委託するサービスの名称で、Recruitment Process Outsourcingから「RPO」と呼ばれることもあります。
様々な採用手法が現れておりトレンドも変化していく昨今の採用市場では、採用代行サービスを活用する会社が増加傾向にあります。
採用代行サービスを活用することで、採用担当者は重要な採用業務に専念することができます。
採用代行(RPO)が求められる背景
昨今続いている売り手市場の影響で、採用難易度の上昇・辞退者が想定を上回る等といった事象が発生し、秋採用や通年採用が一般化している状況にあります。
そのため、採用担当者は常時採用活動を行う必要があり、業務負担が増加傾向にあります。
また、各社ともに「選ばれる企業」を目指すためにブランディング強化を行っている企業もあるかと思います。
ダイレクトリクルーティングやSNSを活用した採用活動等、トレンドとなるものからユニークなものまで日々様々な採用手法が現れています。
そこで採用代行を活用することで、各社の採用課題に最適な手法について助言を受けたり、業務負担を軽減させることができたりします。
採用代行(RPO)を活用するメリット
採用代行を活用するメリットは、以下の3点があります。
- 採用のプロが行うことで一定の品質を担保できる
- 豊富な知識とノウハウで適切な媒体掲載を行い、コスト削減も図れる
- ルーチン業務など一部業務を代行することで他の重要業務を行う時間が取れる
採用のプロに委託することで、求人媒体・応募者対応など一定の品質を常時担保できるだけでなく、課題に合わせた最適な手法を選択できる為コスト削減を図ることもできます。
また、ルーチン業務などの一部業務を委託することで、他業務を行う時間を確保することができます。
その結果、採用担当者の負担が軽減され、生産性向上につながります。
▼採用代行のメリットに関する記事はこちら
「採用代行(RPO)のメリットとは?|採用活動成功のカギを徹底解説」
採用代行(RPO)に依頼できる業務
採用計画
採用計画の立案・募集条件の設定
一般的には、コア業務と呼ばれる業務のため、企業担当者が対応する場合がほとんどです。
しかし、「採用コンサルティング」を得意としている採用代行会社へ依頼した場合は、採用計画の立案・募集条件の設定についても相談・依頼することが可能です。
「採用課題が明確ではない」「根本的な課題が把握できていない」等といった場合は、採用代行会社への依頼を検討してもよいかもしれません。
▼採用コンサルティングに関する記事はこちら
「採用コンサルティング会社11選|概要・活用メリットや選び方を解説」
募集
求人媒体の手配・作成
予め媒体予算を採用代行会社へ伝えた上で、募集するエリア・職種に応じて最適の媒体を選んでもらい、作成・手配してもらうことが可能です。
また、今まで複数の媒体会社と求人原稿のやり取りを行っていた場合は、採用代行会社が窓口となって各媒体会社の担当者とやり取りを行い集約することが出来ます。
そのため、複数の求人原稿をまとめて確認・申込みを行える為、業務効率化につながります。
DM・スカウトメールの配信
DMやスカウトメールも配信依頼をすることが可能です。
予め配信対象や内容を採用代行担当者とすり合わせた上で、配信を依頼します。
業務量が多く、スカウトメール配信に時間が割けない…といった理由でスカウトメールのみ配信代行を依頼する企業も多くあります。
応募
応募受付・応募者管理
電話での求人応募受付や、応募者管理についても採用代行会社へ依頼することが可能です。
依頼する際には、応募管理システムの選定や、応募者へのヒアリング項目、運用ルールを採用代行担当者とすり合わせを行う必要があります。
また、応募者のスクリーニング対応、応募管理システムでの応募書類の管理や、私書箱を設置して応募書類受領の依頼をすることもできます。
面接設定
面接設定は、予め応募管理システムに登録された面接担当者の面接可能日時を基に応募者へ案内をしてもらいます。
応募管理システムへの面接可能日時の登録方法についても、どの方法が最適かを採用代行担当者と決める必要があります。
(面接可能日時を面接担当者自身でシステムに登録する方法や、面接担当者が日程を箇条書きにして採用代行会社へメールを送り、採用代行担当者がシステムに登録する方法など)
また、面接担当者の対応漏れが発生しないように、面接前日or数日前にメール等で面接予約表を送ってもらうことが可能です。
あわせて応募者へ面接前日or数日前に、フォローメールやフォローコールを行うこともできます。
面接・内定
面接・採否連絡
近年「面接官代行」として採用代行会社へ依頼するケースも増加傾向にあります。
(アルバイト・パート採用での集団面接や、中途・キャリア採用の一次面接など)
また、採否連絡もメール連絡・電話連絡ともに採用代行会社へ依頼することができます。
採用代行サービスの選定ポイント
業務の依頼範囲を明確にする
事前に自社の採用課題を改めて明確にしたうえで、業務依頼範囲のすり合わせを行うことをおすすめします。
採用代行会社には広範囲にわたり様々な業務を依頼できるため、採用課題とは関係のない業務や、依頼する必要のない業務まで依頼をしていまい、無駄なコストがかかってしまうリスクがあります。
費用対効果を高めるためにも、採用課題に基づいて依頼範囲を明確にしましょう。
運用方法
採用代行担当者とのコミュニケーションの取り方や頻度、ミーティング設定やすり合わせの頻度は予め確認しておくと安心です。
コミュニケーション不足・認識の相違などで何度も確認・訂正を行うこととなり、結果的に余計に工数が掛かってしまうリスクがあります。
また、大事な用件に関して電話で確認した場合は、必ずメールでエビデンスを残すなどの運用ルールを設けることもおすすめします。
情報セキュリティ面
企業の機密情報や応募者の個人情報を扱う事が多く、メールの誤送信などによる情報漏洩のリスクもあるため、情報セキュリティ面がしっかりしているかは非常に重要なポイントです。
そのため、選定の際には以下2点の認証を受けているか事前に確認することをおすすめします。
- プライバシーマーク(Pマーク):個人情報を適切に管理している事を表すもの
- ISMS認証:組織で情報セキュリティマネジメントシステムが構築・運用されており、規格に適合している・有効に機能している事を表すもの
企業ホームページの下部や企業情報、個人情報保護方針やプライバシーポリシーが記載してある箇所に取得を証明していることが多いので、確認しましょう。
おすすめ採用代行(RPO)会社10選
上記を踏まえて、当メディアがおすすめする採用代行会社10社をご紹介します。
各社それぞれ特徴がありますので、是非ご確認ください。
株式会社ウィルオブ・ワーク
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- 新卒・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用・派遣採用と、幅広い領域の代行業務が相談可能
- 年間500名以上の正社員採用実績あり、ノウハウを活かして採用活動を伴走できる
- 地方4拠点にBPOセンターがあり、コストを抑えた応募受付センター開設も可能
マルゴト株式会社
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用中心
- エンジニア採用の経験も多く、エンジニア採用に明るい
- ベンチャー・成長企業向け
マンパワーグループ株式会社
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用中心
- 募集条件の設定~入社手続きまでの一連業務を全て代行することも可能
- 採用支援に特化したRPOオペレーションセンターを保有
ESSTNER株式会社
- 新卒・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用・派遣採用と、幅広い領域の代行業務が可能
- 採用業務から内定後のフォローまでサポート可能
- 稼働時間に応じた料金設定で業界唯一の「返金保証」あり
株式会社キャスター
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用中心
- 英語対応プランなど、幅広く対応が可能
- 3名体制で採用活動をサポート
株式会社ツナググループ・ホールディングス
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用と、幅広い領域の代行業務が可能
- 自社コールセンターあり、応募受付センター開設も可能
- 専任コンサルタントによる現状分析や、採用戦略立案も可能
株式会社ネオキャリア
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用・派遣採用と、幅広い領域の採用代行業務が可能
- 自社保有の採用代行センターあり
- 年間10,000社以上の実績あり
株式会社ONE
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用と、幅広い領域の代行業務が可能
- 求人広告代理店事業も行っており、幅広い提案が可能
- 中小企業から大企業まで活用実績あり
株式会社キャリアマート
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用中心
- ノンコア業務を中心に一部のみでも代行可能
- RPA導入により、業務効率化及びコスト削減を実現
株式会社レジェンダ
- 新卒採用・中途採用・キャリア採用・アルバイト・パート採用と、幅広い領域の代行業務が可能
- 採用計画の策定やデータ分析等も可能
- 企業に常駐した上での採用支援も可能
採用代行サービスの料金体系
採用代行を利用する際の費用は主に下記2パターンとなります。
月額固定型
事前に月間の作業時間と費用を定め、毎月支払う形式
予算が限られている場合は費用が明確なため、こちらがおすすめです。
従量課金型
作業1回毎の料金を設定し、行った作業の分だけ費用が発生する形式
一部業務を依頼したい、業務量の変動が大きい場合はこちらがおすすめです。
その他、成果報酬型(採用が決定した場合に費用が発生するケース)を設けている企業もあります。
また、導入時に初期費用が掛かるケースもあるため、興味を持たれた際にはその点も含めて問い合わせすることをおすすめします。
採用代行(RPO)利用時のデメリット及び注意すべきポイント
採用代行(RPO)には多くのメリットがありますが、利用にあたってはデメリットや注意すべきポイントも存在します。以下で詳しく解説します。
自社内に採用のノウハウや経験・知識が蓄積されない
採用代行を活用する場合、自社での採用ノウハウや経験が蓄積されないリスクがあります。特に、外部に業務を完全に依存してしまうと、次回以降の採用活動にも影響が出る可能性があります。
対策:
採用代行会社との定期的なミーティングを通じて情報共有を行い、必要な知識を自社に残せるように工夫しましょう。
認識の相違が生じるリスクがある
採用代行会社との認識の相違により、期待していた人材が採用できないケースがあります。これにより、採用活動が失敗し、費用対効果が悪化するリスクも考えられます。
対策:
代行会社と頻繁にコミュニケーションを取り、採用したい人物像や目標をすり合わせるようにしましょう。
自社の課題を正確に把握しておくことが重要
採用代行会社は幅広い採用業務を引き受けてくれますが、依頼する業務を適切に選定しないと、不要なコストが発生する可能性があります。また、自社の採用課題を見誤ると、解決すべき問題にアプローチできない場合もあります。
サービスを依頼する前には、自社の採用課題を明確に洗い出しましょう。これにより、必要な業務のみを効率的に依頼でき、コストの無駄も防げます。
まとめ
採用代行(RPO)サービスは、採用活動の効率化や質の向上に大きく寄与します。しかし、利用に際しては、自社の採用課題を明確にし、適切な業務範囲を設定することが重要です。また、採用代行会社との綿密なコミュニケーションを通じて、認識のズレを防ぎ、自社内にも採用ノウハウを蓄積する工夫が求められます。これらのポイントを踏まえ、採用代行サービスを効果的に活用することで、最適な人材の確保と採用プロセスの改善が期待できるでしょう。
ウィルオブ・ワークでは、企業様の採用活動に寄り添い、採用課題の解決に向けて全力でサポートさせていただきます。
ご興味お持ちいただけましたらぜひ一度お問い合わせください。
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「採用代行についてもっと詳しく聞きたい」「採用課題に基づいて新たな施策を考えたい」「採用業務をサポートしてほしい」「応募受付を外部に委託したい」等と採用にお困りの採用ご担当者様・・・総合人材サービス領域25年以上、年間500名以上の正社員人材を採用、全国50拠点での採用が可能なウィルオブ・ワークにお任せください!
Writer編集者情報
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コネナビ編集部 上原 美由紀
採用業務支援・求人広告事業会社を経て2019年9月に株式会社ウィルオブ・ワークに入社。
コールセンターとオフィスワークに特化した人材サービスの事業部へ配属、キャリアアドバイザー職を経験。
産育休を経て現在子育てにも奮闘中!
・趣味:音楽 ゲーム ディズニー お酒
・特技:タスク管理
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