一般事務とは?仕事内容・働き方・年収など未経験から知っておきたいこと
2026/08/24
- 仕事内容・職種研究
「一般事務って、実際にはどんな仕事をするの?」
「販売経験しかないけど、未経験からでも働ける?」
「今より働きやすい仕事に変えたいけど、長く続けられる?」
一般事務への転職を考えると、このような疑問や不安を感じる方も多いでしょう。販売職など異業種での経験を活かして、一般事務を目指すこともできます。
この記事では、一般事務の仕事内容や1日の流れ、給与、働くメリットや注意点、向いている人について紹介します。
一般事務とは?未経験からでも始められる?
一般事務の役割
一般事務は、会社や部署の仕事がスムーズに進むように、さまざまな事務作業をサポートする仕事です。
勤務先によって仕事内容は異なりますが、データ入力や書類作成、電話・メール対応など、日々の業務を支える役割を担います。
一つの業務だけでなく、周囲と連携しながら、そのときに必要な仕事に対応することも一般事務の特徴です。
一般事務は未経験からでも始めやすい
一般事務は、未経験からでも挑戦しやすい仕事の一つです。
その理由の一つが、データ入力や書類作成など、決められた手順に沿って進める業務が多いことです。業務マニュアルやフォーマットが用意されている職場もあり、仕事の進め方を確認しながら覚えていけます。
そのため、「未経験歓迎」の求人も多く、入社後に研修を受けたり、先輩から教えてもらったりしながら仕事を始められる場合があります。
PC操作についても、最初から高度なスキルが求められるとは限りません。「PCの基本操作ができればOK」といった求人もあるため、仕事をしながら入力や書類作成などのスキルを身につけていくこともできます。
未経験から一般事務を始める場合は、「未経験歓迎」「研修あり」「PC基本操作ができればOK」などの条件を確認し、自分に合う求人を探しましょう。
販売職で身につけたスキルは一般事務でも活かせる
販売職で身につけた接客力やコミュニケーション力は、一般事務でも活かせます。
たとえば、お客様の話を聞いて要望をくみ取り、相手に合わせて対応してきた経験は、相手の意図を理解し、適切に対応する力につながります。
また、複数のお客様への対応や接客と別の業務を同時に進めていた経験は、優先順位を考えながら仕事を進める力として活かせるでしょう。
忙しいときにスタッフ同士で声をかけ合ったり、周囲の状況を見ながら行動したりした経験は、急な依頼が入ったときに周囲と連携して対応する場面でも役立ちます。
一般事務はPCを使った作業だけでなく、周囲と協力しながら仕事を進める場面もあります。事務経験がなくても、販売職で培った経験を活かして一般事務に挑戦できます。
派遣から一般事務を始める選択肢もある
未経験から一般事務を始めたい場合は、派遣社員として働く方法もあります。
派遣では、派遣会社に希望する勤務地や勤務時間、仕事内容などを相談しながら、自分に合う求人を探せます。
また、仕事探しだけでなく、就業後も担当者に相談できるなど、サポートを受けられる場合があります。
「未経験から事務の仕事を始めたいけれど、自分に合う仕事が分からない」という方は、派遣会社に相談しながら仕事を探すのも選択肢の一つです。
派遣で一般事務を始めてみませんか?
未経験から一般事務に挑戦したい方は、派遣という働き方も選択肢の一つです。
販売職で身につけた接客やコミュニケーションなどの経験を活かせる求人や、未経験歓迎の求人もあります。
ウィルオブ・ワークでは、未経験から一般事務を始める方も多く、勤務地や勤務時間、仕事内容などの希望を相談しながら、自分に合った求人を探せます。
まずは、どのような一般事務の求人があるのか、気軽にチェックしてみてください。
一般事務の具体的な仕事内容
一般事務では、具体的にどのような業務を担当するのでしょうか。
本章では、代表的な仕事内容を紹介します。
データ入力
データ入力は、PCを使って決められた情報を入力する仕事です。
たとえば、顧客情報や商品の情報、売上データ、申込内容などを専用システムやExcelなどに入力します。
入力した内容に間違いがないか確認したり、登録済みのデータを修正したりすることもあります。
書類作成・整理
社内で使用する資料や書類を作成したり、必要な書類を整理・保管したりします。
たとえば、社内資料や会議資料、伝票などを作成するほか、書類を種類ごとに分けてファイルにまとめたり、必要な書類を探したりすることもあります。
WordやExcelなどを使用する場合もありますが、決められたフォーマットに入力するだけの業務もあります。
電話・メール対応
社内外からの電話やメールに対応することも、一般事務の仕事の一つです。
電話では、担当者への取り次ぎや簡単な問い合わせへの対応などを行います。
メールでは、社内外から届いた連絡を確認したり、必要な情報を返信したりします。
来客対応
来客時の受付や担当者への取り次ぎなどを担当することもあります。
来客の名前や訪問先を確認し、担当者に連絡したり、会議室へ案内したりします。
備品管理
コピー用紙や文房具など、社内で使用する備品を管理する仕事です。
在庫を確認して不足しているものを発注したり、届いた備品を受け取って保管したりします。
また、備品の使用状況を確認したり、必要な数量をまとめたりすることもあります。
このほかにも、郵便物の発送・仕分け、書類やデータのチェック、スケジュール管理などを担当する場合があります。
一般事務は、複数の業務を担当することも多いため、求人を見る際は職種名だけでなく、具体的な仕事内容も確認しておきましょう。
一般事務の1日の流れ
一般事務の1日の流れをイメージできるよう、データ入力や書類作成、電話対応などを担当する場合のスケジュール例を紹介します。
一般事務の1日のスケジュール例
9:00 出勤・メール確認
・メールや社内連絡を確認
・その日の予定や、優先して対応する業務を整理
10:00 データ入力・書類作成
・専用システムやExcelなどを使用してデータを入力
・依頼された資料を作成
12:00 昼休憩
13:00 電話・メール対応・事務作業
・社内外からの問い合わせに対応
・担当者への電話を取り次ぎ
・データ入力や書類作成などを進める
15:00 書類整理・備品確認
・作成した書類を整理
・必要な備品の在庫を確認
17:00 業務確認
・その日の業務に漏れがないか確認
・翌日の予定や依頼事項を整理
18:00 退勤
一般事務では、予定していた業務を進めている途中で、電話対応や急な依頼が入ることもあります。そのため、状況に応じて優先順位を変えながら対応することも大切です。
一般事務の給与・年収はどのくらい?
一般事務の給与は、勤務地や経験、雇用形態、仕事内容などによって異なります。
求人ボックスの「給料ナビ」によると、一般事務の給与の目安は以下のとおりです。

出典:求人ボックス(給与ナビ)一般事務の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
※2026年7月時点
一般事務は未経験から応募できる求人もある一方、事務経験やPCスキルなどを求められる求人では、より高い給与条件が設定されている場合があります。
勤務地や雇用形態によっても給与水準が異なるため、求人を選ぶ際は、自分の経験や希望条件に合った求人を比較することが大切です。
では、実際にウィルオブ・ワークでは、一般事務の求人がどのくらいの給与条件で募集されているのでしょうか。2026年8月時点の求人をもとに、以下に紹介します。
| 区分 | 正社員 | 派遣社員(未経験OK) | 派遣社員(経験者) |
| 時給・月給 | 平均27.5万円 | 平均1,453円 | 平均1,637円 |
| 月収目安 | – | 約24.4万円 | 約27.5万円 |
| 年収目安 | 約385万円 | 約292.8万円 | 約330万円 |
※派遣の月収は「時給×8時間×21日」、年収は「時給×8時間×21日×12か月」で算出。正社員の年収は「月給×14か月」で算出。
このように、一般事務の給与は、経験やスキル、雇用形態などによって差があります。未経験の場合は、給与だけでなく、応募条件や仕事内容もあわせて確認するとよいでしょう。
一般事務で働くメリット
一般事務には、働き方やスキル面など、さまざまなメリットがあります。ここでは、一般事務で働くメリットを紹介します。
土日休みなど、生活リズムを整えやすい
一般事務は、企業の営業時間に合わせて勤務する仕事が多く、土日祝日休みの求人もあります。
シフト勤務の販売職から転職する場合、固定された勤務時間や土日休みの仕事を選ぶことで、生活リズムを整えやすくなる可能性があります。
土日祝日休みを希望する場合は、求人情報で休日や勤務時間を確認しましょう。
デスクワーク中心で体力的な負担を抑えやすい
一般事務は、オフィス内でPCを使って作業することが多く、販売職のような立ち仕事と比べて、体力的な負担を抑えやすい仕事です。
「立ち仕事が続くのがつらい」「体力的な負担を減らしたい」という方にとって、働き方を変える選択肢の一つになるでしょう。
PCスキルなど、将来も活かせるスキルが身につく
一般事務では、データ入力や書類作成などを通して、PC操作や文書作成、データ管理などのスキルを身につけられます。
最初は決められたフォーマットへの入力から始めても、仕事に慣れることで、Excelを使った集計や資料作成など、担当できる業務が増える場合もあります。
こうしたPCスキルは、一般事務だけでなく、さまざまな事務職で活かせるため、今後の仕事探しにも役立つでしょう。
さまざまな企業で経験を活かせる
一般事務は、さまざまな業界や企業で必要とされる仕事です。
そのため、一般事務として経験を積むことで、別の企業や業界の事務職へ転職する際にも、これまでの経験を活かせる場合があります。
また、仕事をする中で興味のある業務が見つかれば、営業事務や総務事務など、別の事務職に挑戦することもできます。
ライフスタイルに合わせて働き方を選びやすい
一般事務は、さまざまな企業で必要とされる仕事のため、勤務時間や休日などの条件が異なる求人があります。
そのため、「土日休み」「残業をできるだけ減らしたい」「家から通いやすい職場がいい」など、自分の希望に合わせて求人を探せます。
また、将来ライフスタイルが変わった場合も、その時々の希望に合う条件の求人を探しやすい点も、一般事務のメリットの一つです。
「今の働き方を変えたいけれど、将来も長く働きたい」という方にとって、希望に合わせて働き方を見直しやすい点は、一般事務の魅力といえるでしょう。
未経験から働く際に知っておきたい注意点
一般事務は未経験から始めやすい仕事の一つです。
一方で、仕事を始めてから「思っていた仕事と違った」とならないよう、あらかじめ仕事内容の特徴を知っておくことも大切です。
単調な仕事が続く場合がある
一般事務では、データ入力や書類整理など、決められた手順に沿って繰り返し行う仕事もあります。
同じような作業を毎日行うこともあるため、仕事に変化を求める人は、物足りなさを感じる場合があります。
一方で、電話対応や資料作成、社内外とのやり取りなど、複数の業務を担当する仕事もあります。応募前に具体的な仕事内容を確認しておくとよいでしょう。
仕事の成果が見えにくい場合がある
一般事務は、販売職のように売上や購入件数など、成果が数字として表れにくい場合があります。
そのため、「自分がどれだけ成果を出したのか分かりにくい」と感じることもあるでしょう。
一般事務は、周囲の仕事を支える役割があるため、「目に見える成果を出す」というより、日々の業務を支えることにやりがいを感じる仕事といえるでしょう。
一般事務への転職を考える際は、こうした仕事内容の特徴も知ったうえで、自分に合う働き方か考えてみるとよいでしょう。
一般事務に向いている人
本章では、一般事務に向いている人の特徴を紹介します。
「自分は一般事務に向いているのかな?」と思った方は、当てはまる特徴があるかチェックしてみましょう。
コツコツとした作業が苦にならない人
一つの作業に集中して、コツコツ取り組むことが好きな人は、一般事務の仕事と相性がよいでしょう。
販売職で、商品の品出しや在庫整理、売り場の整理など、決められた作業を丁寧に進めることが好きだった人は、その経験を活かせる可能性があります。
「目立つ仕事よりも、決められたことを一つずつ進めるほうが好き」という人にも向いているでしょう。
周囲をサポートすることが好きな人
周囲をサポートすることにやりがいを感じる人は、一般事務の仕事と相性がよいでしょう。
販売職で、お客様が困っていないかを考えて声をかけたり、忙しいスタッフを手伝ったりすることが好きだった人は、その経験を一般事務でも活かせる可能性があります。
「人の役に立つことがうれしい」「周囲がスムーズに仕事を進められるようサポートしたい」という人は、一般事務に向いているでしょう。
丁寧に仕事を進めたい人
一つひとつ確認しながら、丁寧に仕事を進めることを大切にする人は、一般事務に向いています。
販売職で、レジ対応や商品の確認、在庫管理などを行う際に、ミスがないよう確認していた経験は、一般事務でも活かせるでしょう。
「早く終わらせることよりも、間違いなく進めることを大切にしたい」という人は、一般事務の仕事と相性がよいでしょう。
状況に合わせて対応できる人
そのときの状況に合わせて、やることを切り替えられる人は、一般事務に向いています。
一般事務では、予定していた業務を進めている途中で、電話対応や急な依頼などが入ることもあります。
販売職でも、接客中に別のお客様から声をかけられたり、スタッフから依頼を受けたりすることがあります。そうした場面で、状況を見ながら対応してきた経験は、一般事務でも活かせる可能性があります。
「予定どおりに進まなくても、そのとき必要なことを考えて対応できる」という人は、一般事務の仕事と相性がよいでしょう。
仕事とプライベートを両立したい人
「仕事だけでなく、自分の時間も大切にしたい」という人にも、一般事務は選択肢の一つです。
一般事務には土日祝日休みや残業少なめの求人もあるため、勤務条件を選ぶことで仕事とプライベートを両立しやすくなる可能性があります。
「土日休み」「残業少なめ」「固定時間勤務」など、自分にとって大切な条件を決めて求人を探すことで、希望する働き方に近い仕事を見つけやすくなります。
まとめ
一般事務は、未経験からでも挑戦しやすい仕事の一つです。
「事務経験がない」「PCスキルに自信がない」という方でも、未経験歓迎の求人や、研修・マニュアルが用意されている求人から仕事を始められる場合があります。
また、販売職で身につけた接客力やコミュニケーション力、周囲と協力して仕事を進めた経験なども、一般事務で活かせます。
「販売職しか経験がないから」と、最初から諦める必要はありません。
まずは、自分の経験を活かせそうな仕事内容や、土日休み・残業少なめなど希望する条件に合う一般事務の求人を探してみましょう。
自分らしく働ける一般事務の求人を探してみませんか?
「土日休みがいい」「残業を減らしたい」「自宅から通いやすい仕事がいい」など、希望する働き方は人それぞれです。
ウィルオブ・ワークでは、勤務地や勤務時間、休日など、さまざまな条件から一般事務の求人を探せます。
「事務の仕事に転職してもいいのかな?」
「自分にできる仕事があるか知りたい」
「まずは求人を見てみたい」
そんな段階でも大丈夫です。求人を探してみて、気になる仕事が見つかったら登録・応募へ進むこともできます。
まずはどんな一般事務の仕事があるのか、チェックしてみましょう。
よくある質問
未経験から一般事務への転職について、よくある質問にお答えします。
未経験から一般事務へ転職する際、資格は必要ですか?
一般事務として働くために、必ず取得しなければならない資格はありません。
MOSなどのPC関連資格や簿記などを取得しておくことで、PCスキルや事務に関する知識をアピールしやすくなる場合があります。
まずは資格取得を必須と考えるのではなく、希望する求人でどのようなスキルが求められているのかを確認するとよいでしょう。
一般事務は将来的に長く続けられる仕事ですか?
一般事務は、経験を積みながら長く働くことを目指せる仕事の一つです。
PC操作や書類作成など、さまざまな業務を経験することで、将来の転職や別の事務職にも活かせるスキルを身につけられます。
また、土日休みや残業少なめ、時短勤務など、ライフスタイルに合わせて働き方を選べる求人もあります。長く働きたい場合は、仕事内容だけでなく、自分の生活に合った条件の求人を選ぶことも大切です。
販売職の経験しかなくても、一般事務に転職できますか?
販売職の経験しかない場合でも、一般事務に転職できる可能性があります。
一般事務には「未経験歓迎」「研修あり」などの求人もあり、事務経験がなくても挑戦できる仕事があります。
また、接客や周囲と協力して仕事を進めた経験など、販売職で培った経験を活かせる場面もあります。
まずは、これまでの経験を活かせそうな求人や、未経験から始められる求人を探してみましょう。
Writer編集者情報
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コネワク編集部
WILLOF(ウィルオブ) コネワク編集部です。
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