【必見】ユニット派遣サービス会社8選│メリットや選定ポイントを解説
2024/09/25
- 人材採用
- 生産性向上
コールセンターでのユニット派遣活用についてご存じでしょうか。
ユニット派遣とは、リーダーと複数名のオペレーターを1チームとして派遣するサービスです。このサービスを利用することで派遣先企業が得られるメリットはたくさんあります。
本記事では、
「ユニット派遣とはどのようなサービスなのか知りたい」
「ユニット派遣ってよく耳にするけど具体的にどのようなサービスか分からない」
「ユニット派遣を利用したいのでサービス提供会社を知りたい」
というご担当者様むけにわかりやすく解説していきます。
▼サービス会社紹介項目から確認したい方はこちら
「ユニット派遣のサービス提供会社8選」
ユニット派遣とは
ユニット派遣とは、派遣先企業へチームとして人材を派遣するサービスのことです。
一般的に管理者(SVやリーダー)と複数名のオペレーターをセットで派遣します。
「チーム派遣」とも呼ばれていますが、本記事では総称してユニット派遣とさせていただきます。
ユニット派遣のよくある活用シーンとしては、コールセンターの立ち上げ時や、大規模なコールセンター運営の場合、定着率をUPさせたい場合、オペレーターへの管理工数を削減したい場合などさまざまです。 一般派遣の場合と、ユニット派遣の場合、アウトソーシング(業務委託)の場合の違いについては下記の表をご確認ください。
▼「ユニット派遣」「一般派遣」「業務委託」それぞれの特徴▼
ユニット派遣の場合、契約形態は一般派遣の場合と同じ「労働者派遣契約」が適用されます。 また、ユニット派遣の場合、派遣先担当者から派遣スタッフに直接指示することが禁止されているわけではありません。ただし、基本的には派遣先担当者から派遣会社のユニットリーダーに指揮命令する形となります。(派遣先企業と派遣会社間での取り決めによる)
ユニット派遣を利用するメリットとデメリット
次にユニット派遣を利用するメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
メリットとしては大きく3つあります。
- 派遣先管理工数の軽減
- 品質向上
- 定着率向上
それぞれ見ていきましょう。
派遣先管理工数の軽減
一般的な派遣サービスは、派遣先企業のSVが派遣スタッフに対し指揮命令を行い、業務を遂行します。オペレーターの研修や教育はもちろん、シフト作成や勤怠管理も派遣先の管理者によって行われますが、ユニット派遣の場合これらを派遣会社側にて一括対応するので、派遣先の管理工数が一部なくなります。 それにより派遣先の担当者は、主軸業務や注力したい業務に時間を費やすことが可能になり生産性向上につながります。
品質向上
専門的な派遣会社によるオペレーター教育や、応対品質向上に向けた指導によりオペレーターの品質向上が期待できます。顧客対応のバラつきを減らすこともできて対応品質が安定します。オペレーターの対応が安定し品質が向上すると、顧客満足度向上にもつながります。
定着率向上
オペレーターの応対品質が向上し顧客満足度に貢献できるようになると、オペレーターの勤怠が安定し、定着率向上が期待できます。
またチームでの運営になるのでコミュニケーションが非常にとりやすく、人間関係の不安が解消されることにより定着率向上も期待できます。 コールセンターでの勤務において、現場の人間関係は重要です。チーム運営だと管理者とオペレーターの距離が近いので、オペレーターのメンタル面の変化や業務不安をいち早くキャッチすることが可能になり、迅速にフォローをすることができます。
オペレーターにとって働きやすい環境づくりができることで、優秀な人材に長く勤務してもらうことが可能になります。
デメリット
ユニット派遣を利用するデメリットとして下記2つがあげられます。
- 管理者コストがかかる
- 属人化しやすく他チームとのコミュニケーションがとりづらい
それぞれ見ていきましょう。
管理者コストがかかる
ユニット派遣では、派遣会社の管理者がチームのオペレーターの研修や教育、勤怠管理、監督・応対評価、進捗管理などを行います。このような管理者の役割には時間やリソースが必要となり、管理者コストが高く設定されている場合が多いです。
コスト削減も視野に入れてユニット派遣を利用したのに、想定以上にコストがかかってしまったというケースもあるので、サービス内容とコストのバランスをみる必要があります。
属人化しやすく他チームとのコミュニケーションがとりづらい
チームでの派遣形態となるため、派遣先企業の社員や、他の派遣会社オペレーターとのコミュニケーションがとりづらくなる恐れがあります。また、チーム内ですべて完結されてしまうので業務内容によっては属人化してしまう恐れもあります。
ユニット派遣のメリットであるチームコミュニケーションは生かしながらも、他メンバーとのコミュニケーションの場を設けて、快適な職場環境づくりを目指しましょう。
ユニット派遣のサービス提供会社8選
それでは、弊社を含めたコールセンターへのユニット派遣実績のある派遣会社を8社ご紹介します。
ウィルオブ・ワーク
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株式会社ウィルオブ・ワークは、東証一部上場企業グループ・コンタクトセンター専門特化25年以上の総合人材サービス会社です。一番の強みである正社員の管理者とオペレーターをセットで派遣する「ハイブリッド派遣」サービスを展開しています。フィールドサポーターと呼ばれる管理者が、入社前から入社後までオペレーターへのきめ細かなフォローを実施。営業コーディネーターへの連携と派遣先企業への連携を徹底し、品質を確保します。全国50拠点以上、85万人以上の登録者から優秀な人材をスピーディーな採用・派遣サービスを展開します。
▼ウィルオブ・ワークのユニット派遣導入事例はこちら
ランスタッド
ランスタッド株式会社は1960年にオランダにて設立された総合人材サービス会社です。人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、人事サービスの4つを中心としたソリューションを展開しており、顧客ニーズに応じたサービス提供をしています。派遣スタッフのスキルアップに必要な教育機会の提供にも力を入れていて、人材が職場に定着しスキルを発揮できるようにサポートしています。
ランスタッドのユニット派遣は、基本プラン【情報共有・コミュニケーション】と、企業の課題に応じたオプションプラン1.【育成・定着支援】 2.【生産性向上支援】が用意されています。
Evand
Evand株式会社は、2015年設立のSuprieve社から分社化した派遣会社です。受賞歴もあり、勢いのあるベンチャー企業です。
20~30代を中心とした正社員が派遣先企業で業務を遂行する点や、年間新卒採用500名、中途採用1500名という採用力がEvandの強みです。
また「メンター制度」「人事評価制度」という独自の制度を基盤とし、定着率向上と 各派遣先企業の業績目標を追いかけ活躍出来る人材づくりを強化しています。
綜合キャリアオプション
設立から20年以上の実績を誇る株式会社綜合キャリアオプションは、人材派遣をはじめBPOサービスや外国人材グローバル事業など展開する総合人材サービス会社です。
全国169拠点、柔軟性、移行力、採用力を武器に、業務規模・スケジュール・ロケーション・契約形態に制限されない柔軟な発想とサービスを提供しています。
綜合キャリアオプションのユニット派遣は、社員・マネージャー又はSV、リーダースタッフを一般派遣スタッフとセットで派遣します。
キャスティングロード
株式会社キャスティングロードはコールセンターの人材派遣・人材紹介を中核事業としている人材派遣会社です。コールセンター業務を熟知した社員をスーパーバイザーとしてオペレーターと共に送り出すユニット型派遣サービスを展開しています。
即戦力である20歳~35歳の若年層が年代別登録者数の大半を占めており、また全国主要経済圏をカバーする10都道府県に拠点を構えているので、100名単位でのオーダーも可能です。
業務内容や職場環境に悩みをもつ派遣スタッフをフォローする「キャストサポーター」を設置することにより高い定着率を誇ります。
ワークスアイディ
ワークスアイディ株式会社はキューアンドエー株式会社グループの派遣会社です。
業務課題を明確化する「業務可視化」や、業務自動化・効率化をもたらす「RPAソリューション」による業務改善、受託開発やエンジニアサポートを提供する「ITソリューション」、データ活用による売上増加やコスト削減の実現を支援する「データサイエンス」やデータサイエンティストやエンジニア育成の教育・研修サポート、「ITサポート」「IT事務」やDXコンサルなど、“IT”を軸とした幅広い事業の融合により、顧客課題に対して多角的解決策を提案できるところがワークスアイディの強みです。
パソナ
株式会社パソナは1976年創業、人材派遣をはじめ、BPOやHRコンサルティング、海外人材サービスなどさまざまな総合人材サービスを手掛ける大手人材派遣会社です。
派遣スタッフむけのビジネススキルやコミュニケーション力UP研修や、資格保有社員によるキャリアコンサルティングも提供しています。スタッフ一人ひとりが派遣先で活躍できる環境づくりに力を入れている点がパソナの強みで、高いスタッフ満足度を誇ります。
また、チーム派遣はもちろん、派遣管理を一元化する「派遣管理デスク」の導入サービスも提供しており、企業ニーズに応じたサービス提供をしています。
ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは2000年設立の派遣会社です。北は北海道、南は沖縄まで全国展開しており、顧客のニーズにマッチした人材派遣サービスを展開します。
定期的な職場訪問やジョブカウンセリングの実施、スタッフ相談窓口の設置などにより、派遣スタッフが能力を発揮し安定就業できるようサポートしています。
一部支店では、求職者の方がお仕事帰りなどにフラット立ち寄れる支店(空間)も用意しているなど、スタッフの定着率の高さと信頼関係を強みとしています。
ユニット派遣サービス会社の選定ポイント
続いて、ユニット派遣会を選ぶ際に見るべきポイント4点について解説していきます。
- 採用力
- 品質
- ユニット派遣の実績
- 営業担当者とのコミュニケーション
採用力
コールセンター人材の採用力はチェックするべきポイントのひとつです。コールセンター領域で実績があり専門性の高い派遣会社だと、コールセンター経験者やコールセンター勤務意欲の高い方の登録者を保有しており、企業ニーズにマッチしやすい傾向にあります。
一方で、さまざまな業種サービスを展開している派遣会社の場合だと、登録者数が非常に多く、企業ニーズにマッチした人材が見つかる可能性が高いです。
各派遣会社によって強みは異なりますが、「コールセンター経験者」や「コールセンター勤務意欲の強い方」の囲い込みが強い会社や、月間の派遣登録者数が多く、採用を得意としている派遣会社にお願いできると安心です。
品質
コールセンターで勤務する上で「品質」は非常に重要です。オペレーターの応対品質、コンプライアンスの順守強化のために、コールセンターへ派遣する際に研修を設けている派遣会社も多数あります。
コールセンターで勤務する上での「品質」に対してどのように向き合っているのか、どのような取り組みを行っているのかも確認すべきポイントです。
ユニット派遣の実績
コールセンターでのユニット派遣の実績があるかどうかも見極めるひとつの目安となります。同じ業界・業種での実績があるとより安心です。どのような課題に対し、どのような提案があり、ユニット派遣導入後どのように改善されているのかをチェックするとよいでしょう。
営業担当者とのコミュニケーション
ユニット派遣の強みは、派遣先企業とオペレーター、派遣会社の営業担当者、この三者をつなぐ橋渡しになる存在がいることです。つまりホウレンソウをしっかりと行ってくれるのか、スムーズな連携をとってくれる派遣会社なのかというポイントは重要です。
営業担当者が期日や約束を守っているか、コミュニケーションの取り方はどうかといったところは、サービス品質に紐づくので、事前の打ち合わせの際や提案時についてはぜひチェックしてみてください。
▼ウィルオブ・ワークのユニット派遣導入事例はこちら
まとめ
今回はチームとして紹介する形態の「ユニット派遣」についてご紹介しました。
ユニット派遣サービスを利用することで、人材採用・生産性・定着率といった企業の課題解決につながる可能性が高まります。
これから人材派遣サービスを検討されている方、業務委託の利用を検討されている方についても、コールセンターが抱えている課題次第では「ユニット派遣」が適している場合があります。
ウィルオブ・ワークでは、ユニット派遣に加え、コールセンターの人材派遣、人材紹介、業務委託、在宅化支援サービスなど、さまざまなサービスを展開しております。 コールセンターの運営についてお悩みのお客様、最適なサービスや派遣会社をどのように選定すればよいかわからない、というお客様はぜひ一度ウィルオブ・ワークにご相談ください。
ユニット派遣の利用を検討中のご担当者様へ・・・
「ユニット派遣について詳しく話を聞きたい」「コールセンター人材の採用に苦戦している」「コールセンターの定着率をあげたい」「コールセンターの生産性を高めたい」とお悩みのお客様、まずはお気軽にウィルオブ・ワークにご相談ください。コールセンター派遣専門特化・実績25年以上、ユニット派遣実績多数のウィルオブ・ワークは、お客様のニーズに合わせたカスタマイズのご提案が可能です。ご相談・お見積りは無料!下記ボタンよりお気軽にご相談ください。
Writer編集者情報
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コネナビ編集部 丸山 実咲季
2022年4月に入社し、コールセンターとオフィスワークに特化した人材サービスの事業部へ配属。
営業推進部にてインサイドセールスに従事し、テレアポからメールマーケティングなどのプル型施策によりリード獲得に貢献。
2022年5月からTwitterアカウントの運用も担当。2022年度のグループ全体「新卒新人賞」にノミネートされる実力者。市場価値爆上がり中の2年目社員!
・趣味:お洒落なカフェの空間を探したり、自然の中をお散歩することが好きです!その他、バスケ 料理 音楽など多趣味です。
・特技:相手の表情を汲み取って行動や発言ができる点。
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